タイガー・ウッズが10月6日（木）から9日（日）までカリフォルニア州のコードベールGCで行われる米国男子ツアーのフォールシリーズ「フライズ・ドットコム・オープン」に出場することを29日（月）、明らかにした。

今年4月の「マスターズ」で左膝とアキレス腱を負傷したタイガーは、今月の「WGCブリヂストンインビテーショナル」で故障から復帰後初めて4日間をプレーした。しかし翌週の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」では、まさかの予選落ち。プレーオフシリーズの進出を逃し、その後の出場試合は11月の「オーストラリア・オープン」まで決まっておらず、自身初のフォールシリーズ参戦の可能性を示唆していた。

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スタンフォード大学出身とあって、カリフォルニア州で行われる同大会について「地元でプレーするのはいつも楽しいもの。この大会は僕のスケジュールに完璧に合っている。昔の友達に会うのも楽しみだ」とタイガー。「出場したことのないトーナメントに参戦することは僕の今年の目標の一つでもある」とし、また昨年大会はタイガーが2008年の「全米オープン」でプレーオフを戦ったロコ・メディエイトが優勝していることに「ロコが出る試合はいつも楽しい」と対戦を心待ちにした。

11月に行われる世界選抜と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」の米国選抜キャプテンを務めるフレッド・カプルスは、健康状態に問題が無ければランキングでは選抜入り圏外のタイガーを選出することを明言。周囲を納得させて選抜入りを果たすためには、“復活”をアピールする必要がありそうだ。