2位に8打差で迎える最終日。最大の敵は自分自身だ

ロリー・マキロイのメジャー大会での成績を紐解くと、過去10度の挑戦でトップ10入りが4回。2010年の「全英オープン」「全米プロ」で続けざまに3位タイに入ると、今年の「マスターズ」では3日間首位を守りながらも最終日に崩れて15位タイ。それでも、今年に入って今日までのメジャー7ラウンドのうち、6ラウンドで首位に立っているのだから、恐れ入る。

その経験、そしてオーガスタでの最終日の失敗から得た教訓は、「コース上では傲慢で生意気な奴になった方がいい」という想い。コース外ではナイスガイで通っているマキロイだが、メジャーでの優勝争いをする上では、「闘争本能を持たないと行けないし、絶対にこれでいいと満足してはいけない。どんなにリードしても十分ということはないし、上を目指し続けないと」という。

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「それが今日やったことなんだ。自分に対して小さな目標、小さなゴールを決めること。そうすることでリーダーズボードや、自分が何打リードしているかっていうことを気にしないで済む。それが、目の前の一打、自分のゴルフに集中する方法なんだ」。

その言葉通り、明日も一人旅を続けることができるだろうか？