全てのショットがレベルアップしたという石川遼が選んだ今年の1文字とは・・・

国内男子ツアーの2010年シーズンを賞金ランキング3位で終えた石川遼。シーズン終了翌週に開催された、国内男子（JGTO）、国内女子（LPGA）、シニアツアー（PGA）の3団体が激突する「Hitachi 3Tours Championship 2010」に出場し、2年ぶりの優勝を果たした。

そして、コースを出る間際に「今年1年を漢字1文字で表すなら？」という質問を受け、「そうですね、全く考えてなかったですよ・・・」と、しばし俯いて考えた。そして選んだ文字は「実」だった。

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「賞金ランキングでは2つ下げてしまったけど、フェアウェイウッド、ウェッジ、パターなど全てのカテゴリーでレベルアップができたと思うし、向上心を持ってトーナメントに挑めたし、たくさんの経験もできました。そういう意味で自分には実りのあった1年間でしたので、実にします」。

石川は来年1月に開催される欧州とアジアの対抗戦「ロイヤルトロフィー」に出場を予定しているが、それ以外の試合も今年とほぼ同数の試合出場を考えている。「試合数を減らすつもりはありません。全て成長するために挑戦を続けたいので」と、来季の予定を話す。実ることができた2010年を終え、2011年は石川にとってどのような1年間となるのだろうか。