最終18番をバーディフィニッシュ！ガッツポーズで締め括った横田真一

「キヤノンオープン」2日目は、通算7アンダーの首位に5人が並ぶ大混戦。そのうちの1人に、ここまで賞金ランク91位とシード落ちの危機に陥っている横田真一が食い込んだ。前半の9番パー4では、122ヤードの2打目をピッチングウェッジで直接カップに放り込むミラクルイーグル。この日4ストローク伸ばし、5位タイからの首位浮上を果たした。

今シーズンの残り試合は、メジャー2試合を除き僅かに5試合。来季のシード圏内となる同ランク70位は、まだまだ届かない位置にいる。「毎日、第2の人生しか考えていません」と苦笑交じりに心境を明かす横田。「気持ちに余裕は無いですね。セカンドライフに行かないように頑張ります」。

その中でも、上位フィニッシュへの兆しはある。「ショートアイアンが多く使えるコースは好き」と、今週の戸塚CCとの相性は良い様子。「僕にしてはパーオン率が良い」とショットも好調。横田にとっては、今週は絶好のチャンス。優勝はもちろんのこと、1つでも上の順位で大会を終えたいところだろう。