不調に悩む藤田だが、試合の中できっかけをつかめるか！？

国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」のプロアマ戦に出場した藤田寛之が、悲痛な面持ちでクラブハウスに引き上げてきた。先週は1打足りず、これで国内ツアー3戦連続で予選落ち。先々週には海外メジャー最終戦の「全米プロゴルフ選手権」に出場し、ここでも予選落ちとなった。

「師匠（芹澤信雄）からも心配して連絡をもらったし、気分的にはガツガツせずにやるようにしています。チーム芹澤のドリルに、右手1本でショートアイアンを持って、スイングのリズムや体のバランスとかを確かめるのがあるので、今日のラウンド中にもそれをやっていました」。今は練習量も少し控えめにしているという。

「今日は8アンダーを出せたけど、試合になったら自分の中で自信のない部分もあるし、再来週の日韓戦に備えて気張らずにやります。今はちょっと休ませて欲しい。そういうスイッチになっていますね」。先週予選落ちしたときも、休みたいと話していた藤田。今週は地元・福岡での大事な一戦、出場を続けて復調へのきっかけを掴もうとしている。