ハワイで充実した練習ができたと話す池田勇太

17日（水）に開幕する世界ゴルフ選手権「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」に出場する池田勇太は、1週間に渡るハワイ合宿を経て、そのまま舞台であるアリゾナに乗り込んだ。昨日14日（日）に1ラウンド、この日はアウトコース9ホールを回り、着々と本戦に向けて準備を進めている。

昨年の秋口に痛めた左手首と腰の状態が気になるところだが、自分の思った以上に回復の具合は良く、ハワイでの合宿は充実したものだったようだ。「自分が思った以上に（プレーが）できました。手首は完全に治ったし、腰の状態はまだ70パーセントぐらいだけど、1週間は戦っていける状態だと思う」。ハワイでは午前中にラウンド、午後は約2時間のトレーニングを行い、1週間で7ラウンドをこなしたという。この日も昨年末のような苦悶の表情は見られず、プレー中も多くの笑顔を振りまいていた。

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一回戦の相手は、米ツアーで2勝を挙げている28歳のニック・ワトニー。印象を問われると、「分からない。テレビで見たことも無い」とバッサリ。「準備だけはきちんとして、勝てればラッキー。マッチプレーは調子の良い方が勝つわけだし、狙って勝てるものでもないからね。相手を見ながらとか言うけど、よく分からない」と、池田らしい割り切った答えが返ってきた。

マッチプレー戦は大学時代に経験を積んでいる池田だが、「キライです」と即答。「日本アマでも、いつも負けてすぐに帰ってたし、下手なのかな。分からないけど・・・」。どうやら苦手意識を持っているようだが、「ただ、準備だけはしっかりやっていきます」と、まずは一回戦突破に向けて明日の最終調整に臨む。

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