41歳の斉藤裕子が「全英リコー女子オープン」の出場権を手に！

41歳のベテラン、斉藤裕子の元に朗報が飛び込んできた。国内女子ツアー「プロミスレディス」開幕前日の25日（木）、海外メジャー「全英リコー女子オープン」（7月30日～）への出場がほぼ確定的となり、戸惑いの表情を見せながらも「楽しみですね」と笑顔をのぞかせた。

「サントリーレディス」（6月11～14日）終了時点の賞金ランク上位5名に出場資格が与えられ、その時点では斉藤は6位。この日、同1位の横峯さくらが出場辞退を表明したため、繰り上がりによる出場がほぼ決定となった。エントリーの締め切りが今月30日に迫り、「昨日エントリーは済ませておいた」という斉藤だが、「これから宿の手配とか、準備をしないと」と、しばらくドタバタの日々が続きそうだ。

正式な海外競技は初出場という斉藤。それもメジャーが舞台とあり、「意気込みですか？ ぜんぜんないですよー。どうやって回ればいいのか、 私が聞きたいくらい…」と苦笑する。斉藤は、引退したアニカ・ソレンスタムや宮里藍と同じコーチ、ピア・ニールソン氏らに師事しており、戦いの舞台となる英国で再会する予定。「今週が終わったらメールします。日本で、まず何を練習すればいいか聞いてみます」と、未知の戦いに向け、手探り状態から対策を練っていく構えだ。