日本オープン制覇に向けラフを恐れずにドライバーショットを放つ石川遼

国内男子ゴルフの最高峰「日本オープンゴルフ選手権競技」が、10月14日（木）から愛知県の愛知カンツリー倶楽部で開幕する。大会前日は指定練習日にあてられ、石川遼は12時からインコースの10番から9ホールをラウンドした。

前日にはプロアマ戦で18ホールをラウンドし、2007年の「日本アマチュア選手権」で予選落ちに終わって以来の愛知CCに挑む。練習ラウンドを終えた石川は「今回のラフはホールによって密度が違ったり、17番はフェアウェイの右は深くて左は意外と浅いですね」と、ラフを重点的にチェックした。

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それは、フェアウェイが所々狭く絞られているため、「完璧なショットをしたとしても転がってラフに行ってしまうかもしれないので。でも、ラフに入ることを怖がって飛距離を落してしまったり、スイングが小さくなってしまう方が、スコアよりも後々響いてしまう」。石川はラフを怖がらずに攻めることを考えている。

そして、今週単独3位以内に入れば、3年連続での獲得賞金1億円を突破。さらに、今大会で優勝することが出来れば、浅見緑蔵氏が、1928年に打ち立てた19歳9ヶ月と7日での最年少優勝記録を更新することになる。