ホステスプロの大役を担う新井麻衣だが、本人は至ってクールだ

今年の「スタンレーレディス」でホステスプロの重責を担うのは、昨年のプロテストで合格したばかりの新人、20歳の新井麻衣だ。昨年大会も出場しているが、当時の所属はフリー。実質上、今週がホステスプロ初体験となる。

今季は「ニチレイPGMレディス」で9位タイに入るなど、早くもレギュラーツアーで実力を発揮。加えて、そのビジュアルでも多くの注目を集めており、ゴルフファンからも熱い視線が注がれている。今週も、開幕前から高い期待が寄せられている1人だ。

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初のホステスプロという重責にも、本人は至ってクール。「プレッシャーも特にはないですね。まだ新人ですし、いつも通り自分のゴルフをするだけです」。この冷静さの裏には、過去に「数え切れないくらい競技でプレーしていて、コースを知り尽くしている」という強い自信が隠されている様子。実際に、アマチュアで参戦した2007年は7位タイ。翌2008年も10位タイと、いずれもホームコースでプレーしているかのような安定ぶりを見せている。

開幕前日の16日（木）は、樋口久子会長と初の同組でプロアマ戦をプレー。「いろいろとお話を伺って、逆にリラックスしてプレーできました」と、ここでも緊張とは縁遠い強心臓ぶりを感じさせる。明日の初日、大会主催者やファンの期待にも臆することなく、溌剌としたプレーで応えてくれそうだ。