2020/10/12新製品レポート

低スピン性能アップでより強弾道に ピン G425 LST ドライバー

【ミヤG】 歴代のGシリーズと同様に、新しいG425にも低スピン弾道を打ちやすい「LST」がラインアップされています。これまではLSTだけ他モデルより遅れて発売されてきましたが、今回は3モデルが同時発売になりました。 【ツルさん】 今回の「G425 LST ドライバー」は、歴代LSTで最大の慣性モーメントを達成しているそうです。ヘッド体積は、ほかの2モデルより小さめの445cc。「G425 MAX ドライバー」よりも小ぶりに見えるし、ヘッドを地面にポンと置くと少しオープンフェースになります。上級者が叩いていけそうな雰囲気がありますね。 【ミヤG】 ヘッドにシャープ感があって、僕には構えやすく感...
2020/10/19新製品レポート

右にスッポ抜けない直進性が長所 ピン G425 SFT ドライバー

【ミヤG】 ピンのSFTは、球をつかまえやすく設計されているモデル。前作の「G410 SFT ドライバー」と同様に、新しい「G425 SFT ドライバー」にもヘッド後方のヒール側に固定式ウェイトが搭載されています。 【ツルさん】 ヘッド体積は「G425 MAX ドライバー」と同じ460ccとなっていて、ヘッド形状もほとんど同じに見えます。ですが、構えてみると「G425 SFT」は少しだけフェースが左を向いているように感じますね。スライサーには、球が右に飛ばなそうな安心感があるモデルです。 【ミヤG】 打ってみると、打ち出しが高く、スピンも適度に入ります。かなりの高弾道です。 【ツルさん】 フッ...
2020/09/18新製品レポート

しっかりつかまる直線番長 ピン G425 MAX ドライバー

【ミヤG】 ピンの新しいG425シリーズのドライバーは、「G425 MAX ドライバー」、「G425 LST ドライバー」、「G425 SFT ドライバー」の3モデルが登場しました。前作で用意されていた「PLUS(プラス)」というモデルがなくなったんですね。 【ツルさん】 今回試打する「G425 MAX」は、前シリーズの「G410 PLUS ドライバー」と同じスタンダードモデルの位置づけとなり、2世代前に直進性を優先して開発された「G400 MAX ドライバー」の後継モデルともいえます。新しい「G425 MAX」はヘッド体積が460ccになって、ヘッドの投影面積も大きくなっています。どちらかと...
2019/03/16クラブ試打 三者三様

G410 PLUS ドライバー/ヘッドスピード別試打

比嘉真美子も使用する1W 「さらに曲がらない」は本当? 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝した比嘉真美子も使用するピン「G410 PLUS ドライバー」。すでに発売前から「前作以上に曲がらないモデル」とSNS上で話題となっているが、果たしてその直進性はアップしているのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。 試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「ALTA J CB RED」で、西川がフレックスR、筒と万振りマンはSを使用。比...
2019/05/18クラブ試打 三者三様

G410 アイアン/ヘッドスピード別試打

ウッドが大人気の「G410」… アイアンはどう? 今春発売した話題作の中でも、1、2を争うほどヒットを飛ばしているピン「G410」シリーズ。ドライバーを使用したピン契約の女子プロが開幕戦から連勝したことで、話題を集めた。では、アイアンはどうなのか!? 同シリーズ「G410 アイアン」を今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。 試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は7番アイアン。シャフトは3人とも純正の「NSプロ 950GH」で、西川はフレックスR、筒と万振りマンはS...
2023/02/27新製品レポート

HS40m/s以下のスライサー諸君! ぜひ試して欲しいピン「G430 HL SFT ドライバー」

【シオさん】 「G430 HL SFT ドライバー」は、前回試打した「G430 HL MAX」と同じ軽量シリーズのモデル。ヒール寄りの重心設計で球をつかまえやすいのが特徴です。 【ツルさん】 このシリーズには2種類のシャフトが用意されていますが、重いほうの「SPEEDER NX 45」で試打していきます。シオさんのエースドライバーが「G430 SFT」のカスタムシャフト装着モデルですから、その違いが気になるところです。構えたときのヘッドの見た目はどうですか? 【シオさん】 構えてみると、自分のドライバーとまったく同じに見えます。前回モデルと比べると、さらにヘッドがアップライトに感じられ、球をつ...
2023/02/20新製品レポート

“曲がらなさ”はそのままに“振りやすさ”も ピン「G430 HL MAX ドライバー」

【シオさん】 前任のホッシーに代わりまして、今回から新製品レポートの試打を担当するGDO編集部のシオと申します。ゴルフ歴だけは長い、おじさんゴルファーです。ヘッドスピードは40m/s前後、サバは読んでません(笑)。皆さん、どうぞよろしくお願いします! 【ツルさん】 かなり上手なおじさんゴルファーだと思いますよ(笑)。シオさん、よろしくお願いします。今回試打するのは、ピン「G430」の追加モデルとして登場した「G430 HL」シリーズです。ドライバーは、「G430 HL MAX」と「G430 HL SFT」の2タイプが展開されます。 【シオさん】 今回の試打クラブは「G430 HL MAX ドラ...
2022/10/24新製品レポート

欠点がなくなった元祖・直線番長 ピン G430 MAX ドライバー

【ホッシー】 ピンの新シリーズ「G430」の1Wは、従来どおりの3モデル展開です。「G430 MAX ドライバー」、「G430 SFT ドライバー」、「G430 LST ドライバー」がラインアップされています。この新シリーズは“激飛”と“快音”をアピールしていますから、そのあたりにも注目したいですね。今回は「G430 MAX」を試打します! 【ツルさん】 ヘッド形状や投影面積の大きさは、まさにGシリーズのドライバーという感じ。ヘッドの見た目は、前作「G425 MAX ドライバー」から大きく変わっていません。アドレスするとヘッドの据わりが良くて、フェース面をターゲットに向けやすい。代を重ねるごと...
2022/11/14新製品レポート

強弾道が魅力の小ぶりな低スピンモデル ピン G430 LST ドライバー

【ホッシー】 先代の「G425」と同様に、「G430」シリーズにもLSTという名の低スピンモデルのドライバーが用意されています。なんと、こちらのモデルにだけカーボンクラウンが採用されています! ピンからカーボン複合ヘッドが登場するのは、10年以上前に発売された「ラプチャー ドライバー」以来ですよね。 【ツルさん】 「G430 LST ドライバー」は、ヘッド体積が440ccになっています。この体積のなかでヘッドの最適箇所に重心を配置するためには、比重の軽いカーボンクラウンが必要だったみたいですよ。構えるとほかのモデルよりもシャープに感じるし、フェースアングルもオープン。「いくらでも叩いてくれ!」...
2022/11/21新製品レポート

スライス撃退モデルに弾道調整機能を搭載 ピン G430 SFT ドライバー

【ホッシー】 ピンのドライバーのラインアップとしてはお馴染みですが、G430シリーズにもドロー弾道を打ちやすい「G430 SFT ドライバー」というモデルが展開されています。今作では、なんとウェイト位置の付け替えによって2つのポジションで弾道調整できるようになりました。ヒール側にウェイトを寄せた「DRAW+」と、やや中央寄りの「DRAW」から選べるようになっています。 【ツルさん】 メーカー発表の資料によると、兄弟モデルの「G430 MAX ドライバー」と比較して「DRAW+」だと20yd、「DRAW」でも13ydほど球が左に行く設計になっているそうです。こうやって明確に数値で示してくれると分...
2016/08/26中古ギア情報

熊本へ届け!笠りつ子の今季初V!を支えたクラブ

熊本地震の発生からちょうど4カ月を経て、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で今季1勝を飾り、笠りつ子がついに地元へ朗報を届けた。熊本地震後の初戦となった「フジサンケイレディス」で2位に終わって、涙を流した姿を覚えているファンも少なくないだろう。 では、その笠りつ子のクラブセッティングをチェックしてみよう。本間ゴルフの契約プロである彼女の使用クラブは、ほぼ本間ゴルフだが、パターだけは『ピン スコッツデール パター ハーフパイプ』を使用。笠はシーズン当初、同じシリーズの『ピン スコッツデール パター シェイ』を使っていたが、今回はハーフパイプを使用。このシリーズのインサート独特の打感がお気に入...
2018/06/29中古ギア情報

松山に影響を受ける中古クラブの人気

松山英樹はメジャー第2戦「全米オープン」に向け、ドライバー選びに試行錯誤した。その結果、5月から使用していた「テーラーメイド M3 440」から、長年のエースドライバー「キャロウェイ グレート ビッグバーサ」に戻した。 ところが開幕直前の最終調整中、ヘッドが割れるというアクシデントが起きた。そこで急きょ、練習でのみ使用していた「ピン G400 LSテック ドライバー」に変更し、4日間を戦うこととなった。このモデルは、今後松山のエースドライバーに昇格するのだろうか? 「テーラーメイド M3 440」「キャロウェイ グレート ビッグバーサ」「ピン G400 LSテック」の3つはいずれも人気のモデル...
2019/03/31topics

新作ドライバー10本の特徴が一目瞭然 マトリックス図(2019年版)を大公開

捕まりやすさとスピン量でマッピング 桜の季節となり、2019年モデルの新作ドライバーが出そろった。各メーカーは様々な工夫を凝らし、製品ごとに性能や特徴は異なる。クラブ選びの参考に、レッスンスクール「ゴルフテック」羽田空港店でクラブフィッティングを行う三田貴史コーチが作成したマトリックス図を紹介する。 比較したのはテーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリスト、ミズノの最新ドライバー計10本(※可変ウェイトモデルはニュートラルの状態に設定)。 左上の「捕まりやすく、バックスピン量は多め」に分類されたのは4本。最も捕まりやすく、スピン量が2番目に多かったピンの「G410 SFT」はヒール側にウ...
2023/11/21topics

ずばり「G430」に合うシャフトは!? 4大メーカー最新モデル×ピン編

フジクラ、三菱、グラファイト、USTマミヤ最新モデルとの相性を解析 4大シャフトメーカーの2023年発売モデル、藤倉コンポジット「SPEEDER NX BLACK(以下BLACK)」、三菱ケミカル「TENSEI Pro Blue 1K(以下TENSEI)」、グラファイトデザイン「Tour AD VF(以下VF)」、USTマミヤ「LIN-Q BLUE EX(以下LIN-Q)」。テーラーメイド編、キャロウェイ編、タイトリスト編に続き、今回は飛んで曲がらない性能を追求し続けるピン編。1~2年前の“ちょい前”モデルから「G430」までの相性を、クラブフィッター・吉田智(さとし)氏が解析する。 ■「G4...
2024/03/04新製品レポート

思ったより手ごわい? "1万超え”合う人合わない人「G430 MAX 10K」

G430シリーズに、高慣性モーメントをうたったモデル「G430 MAX 10K」がラインアップされた。名前からして寛容性を意識したヘッドに感じるがその性能はいかに。アスリート代表コウタロウ(HS50m/s)と、アベレージ代表シオさん(HS40m/s)が試打。ギア知識豊富なミタさんが性能を深掘りし、マッチするプレーヤーを探る。 【ミタさん】 今回はピンのG430シリーズに新たに加わった「G430 MAX 10K」ドライバーです。「―MAX10K」はモデル名にありますように、上下左右の慣性モーメントが1万(10K )超え、「思いっきり振ってもブレずに飛ぶ」がコンセプトです。 【コウタロウ】 「ピン...
2018/02/01topics

小ぶりながらデカヘッドのような安定感 ピン G400 SFテック ドライバー

ロフト角のバリエーションに10度と12度があるので、高い打ち出しを求める人にとっては有効なドライバーです。また、「高MOI(慣性モーメント)って、ヘッドの操作性はどうなの?」「重心距離が長いと球のつかまりが悪いのでは?」といった疑いを持っているならば、この「G400 SFテック ドライバー」を試すと良いでしょう。ヘッド体積445ccにふさわしい振り心地を体感できると思います。大型ヘッドは使いたくないけれど、ミスヒットに対する寛容性を求める人にはうってつけの性能です。 追加発売された純正シャフト「アルタ ディスタンザ」にすれば、軽量&長尺クラブにもなります。ただ、スイング中にヘッドの存在を感じな...
2018/02/01topics

吹け上がりを抑えたいハードヒッターへ ピンG400 LSテック ドライバー

スピン量が多いハードヒッターなら、「G400 LSテック ドライバー」がオススメです。ヘッドの重さをスイング中に感じやすく、ヘッド重量のエネルギーをボールに伝えやすいモデルです。ヘッドスピードが44m/s以上はないと、本来の飛びや打ちやすさを体感できないと思います。 小さいロフト角の影響もありますが、基本的にはつかまりすぎるミスを軽減して左サイドに不安なく打ちたい人向けです。やさしくてつかまりの良いクラブが欲しい人には全く合わないので注意してください。ピンらしいモデルではありますが、ヘッド性能と弾道設計を考えると、純正シャフト「ピン ツアー」か、60g台のカスタムシャフトを装着したクラブを振り...
2018/02/01topics

トウ側が働き、右へのミスを軽減 ピン G400 SFテック ドライバー

打感:「G400 ドライバー」と比較すると、やや食いつき感が強くソフトに感じる 見た目:やや変則的な形状。好みは分かれるかもしれない 弾道:高弾道 強み:右へのミスを防いでくれるつかまりの良いヘッド こういった人向け:スライスで悩んでいる人。スピン量を安定させたい人 こういう人に向かない:左へのひっかけミスが多い人。インパクトで右手のリリースが強い人 ヘッド形状は後方が出っ張っていて、ややフックフェース。見た目どおり、つかまりのいいクラブだ。想像以上に食いつきのある打感も高評価。スライスに悩んでいる人にはもってこいのクラブだが、ひっかけのミスが多い人には、素直に「G400 ドライバー」「G40...
2018/02/01topics

美しいフェードを目指す人へ ピン G400 LSテック ドライバー

打感:比較的ソフトだが、「G400 ドライバー」と比較するとやや弾く感触もある 見た目:「G400」同様に重心深度は深い設計。だが「G400 LSテック ドライバー」が一番小ぶりに見えるので、コントロール性能を期待したい人にはぴったり 弾道:中弾道 強み:ひっかけや左へのフックのミスを少なくしてくれる。パックスピン量を抑えられる こういった人向け:フェードを持ち球としたい人。左へのミスを圧倒的に少なくしたい人 こういう人に向かない:ボールがつかまらない人。ボールの高さを出せない人 ヘッドの投影面積は「G400」と比べやや小ぶり。左へのミスを抑えてくれる中・上級者向きのクラブだといえる。重心位置...
2018/03/28topics

ティショットが散らばる人へ ピン G400 ドライバー

打感:ややソフト 見た目:形状は個性的な印象。重心深度が深い設計をビシビシ感じる。シリーズの中では一番大きく感じる 弾道:中弾道 強み:直進性ピカイチ。とにかく曲げ幅を抑えられる こういった人向け:スライスやフックの曲げ幅を抑えて、飛距離アップをしたい人 こういう人に向かない:自分でコントロールしたい人 クラウン部分に突起物(タービュレーター)があり、個性的なデザインである。弾道はとにかく曲がらないといった印象。おそらく重心深度が深く、慣性モーメントが高いことが影響している。ティショットが左右に散らばる人にとっては救世主になり得る。逆に球筋をコントロールしたい人には不向きだろう。...