、このおかげでソール面の滑りがパワーアップしている気がします。ミスをしてヒール側から芝に入ったときでも、インパクトまで問題なくヘッドを送り出してくれる。ダフリ・ザックリに対するカバー力を実感しつつ、滑りの

感も粘り気があって、インパクト時にたわむ感じが伝わってくるので、弾き系の打感ではありません。最近はツアーモデルアイアンの素材として採用するメーカーが増えています。 【シオさん】 キャビティアイアン

安定感は乏しい？ 「一発の飛びには魅力を感じましたが、結果的に予想外のフェード回転も目立っていました。要因はヘッドではなく、シャフトのしなり戻りが遅い点だと感じます。ダウンスイングからインパクトに向かう

フェースの開閉をせず、ロフト角をやや立たせた状態で打ち抜けます。一般的にはロフトを立て気味にインパクトを迎えると、フェースが開いて右にプッシュアウトしたり、引っかけを嫌って右へのミスを引き起こしやすいの

… 数字に反映しないナゼ」 ―率直な印象は？ 「とにかくやさしいクラブです。ヘッド重量も程よい重さで、シャフトのマッチングも良く、軽快に振り抜きやすい。インパクトでボールを押せている感じがあり、飛ばせて

インパクトのタイミングが合わせやすいです。普通のドライバーよりも打点が安定していてミート率が上がったように感じました。 【ヨシダくん】 たしかに打感がすごくいいし、球が曲がりそうな感じはありません

ので、練習効率は非常に高くなります。 また私のフィッティングでは、スイングではなくインパクトデータに基づいて分析を行っていますが、経験上そのデータがすぐに大きく変化することはありません。自分に合う

、さらっと払い打てる人に合うアイアンかなと思います」 ―さらっと打てる人？ 「はい、さらっと打てる人向きです（笑）。ダウンブローよりもレベルブローで、インパクト前後でソールの接地時間の少ない打ち方が

よりやさしさを感じる変化も」 ―率直な印象は？ 「打っていて、飛んでいる実感がすごく湧くアイアンという印象です。一見、飛距離が見込めないシンプルなルックスをしているのに、インパクト時のボールの食いつき

、その硬軟の差によってインパクトの瞬間に、程よくポーンッと弾く感触が味わえます。心地のいいフィーリングが残りつつ、ボールも思い通りに転がせるので、選ぶなら『P-01』かなと思いました」 ―どのような人

も分厚く感じる。あくまでも想像ですが、やや高重心化して浅い入射角でもしっかり上から打ち込める設計にしているのではないでしょうか。適度な高さと強さを感じることで、インパクト時にボールを潰せていける感触が

。その分だけインパクトでボールを押せているフィーリングを感じる。想像以上の飛びは、この分厚さによるものと思われます」 ―前作2021年モデルとの違いは？ 「ごめんなさい、正直違いまでは分かりませんでした

」 ―打感が『キャメロン』そのもの？ 「はい。フェースの高さを抑えているおかげで、インパクトの情報がボヤけず、ダイレクトに手に伝わってきます。寛容性の高い形状をしているのに、手に伝わる打音とフィーリング

、他の基準って何？ 「私が考える判断基準は『HS』のほかに2つあります。ひとつはインパクト前後の入射角（アタックアングル）。入射角はクラブ販売店などにある弾道計測器のトラックマンやGC2、スカイ

」 ―なぜ影響するの？ 「切り返しからインパクトまで、実はシャフトは4回もしなる動きが加えられます。この頻度でしなるにもかかわらず、スパインがバラバラに位置していれば、『あそこでしなったのに、ここではしなら

Iを含むアイアン選びでは、ミスをカバーしてくれるもの、向上心を高めてくれるものなど“ベストなクラブ”の定義はゴルファー個々で異なります。まずはインパクト後の操作性と弾道に直結するヘッドを決めましょう

、インパクトのモチッとした打感、球持ちの長さがほとんど変わらない点は優れていると思います。『GT2』『GT3』と比べてより浅重心ということで、少しだけ球離れは速い気はしますが、前後の弾道調整ウエートを

受けます。正直、今回試打した球筋が精一杯かなーといったところ…。ですが、『GT2』『GT3』で感じたインパクトでボールがフェースに食いつく柔らかい打感は同様に感じることができ、フィーリングではそこまで

は強く、弾道は同じですが、もうひと伸びしてくれる印象。パーン！ とインパクトで弾く感じが強いので、フェースにボールが一瞬乗る『Ai200』とは対照的に感じられました」 ―中空構造独特の軽い感触は残る

（フェース下部の刃）が丸みを帯びていて、ボールを拾いやすく感じるからだと思います」 ―出っ歯形状が好み？ 「そうですね。インパクトゾーンでボール下にヘッドを潜り込ませていくイメージを持つと、ボールを運んで