2019/04/10女子プロレスキュー!

ラインの真ん中で素振りをするべき3つの理由 エイミー・コガ

「ロングパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ロングパットで3パットしないためには、どうしたら良いでしょうか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 10m以上のロングパットでは、距離とラインの両面をある程度把握しておかなければ、なかなか寄せることができません。対処法としては、ボールとカップを結ぶラインの真ん中地点に立ち、ボールの転がりをイメージしながら素振りを行います。 1. 距離感をより具体化できる 真ん中で素振りをする一つ目の理由は、距離感がより鮮明になるからです。例えば、20mの距離を漠然と20m見つめて素振りをすると、ストロークの振り幅やタッチは、勘に頼ら...
2019/04/17女子プロレスキュー!

ショートパットは“集中ゾーン”を決めておく エイミー・コガ

「ショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「ショートパットが苦手です。カップイン率を上げるにはどうしたら良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 ショートパットで意識していることは、とにかく自分の最適な間合いで最適なリズムでストロークを行うことです。そのためにはヘッド軌道に集中する幅(ゾーン)を、初めから決めて臨むようにしています。 1.“集中ゾーン”をスタンス幅に決める 漠然とボールを真っすぐ打つことに集中すると、ボールにもヘッドにも意識が分散され、集中力が散漫になってしまいます。そこで私は、集中するゾーンをスタンス幅と決めて、その幅の内側でのヘッド...
2019/01/30女子プロレスキュー!

プロの体重移動はチョイ違う エイミー・コガ

ハワイ仕込みのテクニックが満載♪ 今回から登場するのは、昨年プロテストにトップ合格を果たしたエイミー・コガプロ。176cmの長身から繰り出される豪快なショットを武器に、今季の活躍が期待される美人プロ。ドライバーからパッティングまで、ハワイ仕込みのテクニックは必見! 「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの質問】 「飛ばしたいとき、どのようなことを意識していますか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 私が飛ばしを意識するときは、体重移動を大きくすることを心掛けています。ただ、そのぶん体のブレが大きくなり、ミスにつながることも多いと思います。そこで今回は体重移動しても、...
2019/03/27女子プロレスキュー!

チョップ♪な感じでスピンショット エイミー・コガ

「スピンショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「アプローチで狙ってスピンをかけることができません。イメージした通りにスピンをかけるには、どうすれば良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 イメージ通りボールにスピンをかけるのに一番重要な点は、フェースの溝を使えているかどうかです。ボールをクリーンにヒットさせ、フェースの溝を使うことでスピンは思い通りにかけることができます。 1. チョップのイメージで振る 私がスピンショットを打つ際は、アドレスでフェースをやや開き、打ち方はフェースでボールの横面をプロレス技のチョップ(手のひらを相手側に打ちつける打撃技。空手...
2019/03/06女子プロレスキュー!

ダフリ癖は腕ではなく足で直す エイミー・コガ

「アイアンのダフリ克服」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ミドルアイアンを持つと、急にダフリ癖が発生します。チェックポイントを教えてください」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 ショートアイアンは良いのにミドルアイアンになるとダフるということは、少しでも飛ばしたいという気持ちが出てしまうことが要因と考えられます。無意識にスイングや体重移動を大きくして、タイミングを崩していないでしょうか。 1. ダフリの要因は不十分な体重移動 大きなスイングは、バックスイングで右足のかかとに体重が乗りやすく、切り返し以降で左への体重移動が不十分になってしまいます。右足のかかとではなく、...
2019/06/26女子プロレスキュー!

とにかくスライスを打ちたくない時… どうするの? 臼井麗香

「スライス対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「1ラウンドに1~2回は必ずスライスが出てしまうのですが、どうしたら防ぐことができますか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 ボールが曲がる主な要因は、フェースの開閉にあります。フェースが開くことでスライスは出てしまうのですが、直さないといけないポイントはフェース自体ではなく、足に対してアドレス時の体重の乗せ方にあるのです。 1. 意外と多い原因は「つま先体重」 スイングばかりに原因を求めてしまいますが、スライサーは無意識につま先体重になっていることが多いです。前に倒れすぎているとクラブをインサイドに引きやすく、その反動でイ...
2019/03/20女子プロレスキュー!

アプローチで右手首の角度を保つには? エイミー・コガ

「ランニングアプローチ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「ランニングアプローチで意識していることは何ですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 最も大切なことは右手首の角度をキープすることです。アドレスでややハンドファーストに構えたら、その角度を保ってインパクトを迎えることで、イメージ通りのランニングアプローチが打てます。 1. 手首を意識してはダメ 手首をキープするためには、手首に意識をもっていてはいけません。手首の力は全身の動きと比べてごく少量。体の動きに負けて、逆にインパクトでボールを当てにいってしまったり、早めに解けてロフトが寝てしまうことにつながります。 ...
2019/02/13女子プロレスキュー!

強風対策!低く抑えたFWのティショット エイミー・コガ

「アゲンストでのティショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「強い風の日、アゲンストでのティショットを打つにはどうしたら良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 アゲンストでは、ドライバーより3Wなどのフェアウェイウッド(以下FW)で、ボールの高さを抑えて打っていきます。その時に意識しているポイントは、インパクトからフォローにかけての動きです。インパクト直後の意識を変えてみてください。 1. フルスイングは不要 弾道を低く抑えたい時には、ヘッドを低く長く出して低いフォローをとることが大切です。決してフルスイングする必要はなく、フォロー以降で前傾を起き上がらせ...
2019/07/03女子プロレスキュー!

とにかくシャンクを打ちたくない時… どうするの? 臼井麗香

「シャンク対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「ラウンド中に突如シャンクが出てしまいます。どのようにすれば防げるのでしょうか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 シャンクの主な原因は、ズバリ打ち急ぎだと思っています。ボールに当てようとする意識が強すぎて、切り返しで腕やクラブがいつものタイミングより早く動いてしまい、体との同調が崩れることで、ヘッドが元の位置に戻りきらないのです。 1. 主な原因は右ひざが前に出ること 打ち急いでしまうと切り返し以降で右ひざが前(ボール方向)に出て、クラブが戻りきらなずにネック付近にボールがヒットしてシャンクが発生します。解消法はトップでの...
2019/09/11女子プロレスキュー!

アプローチもパット感覚なら超簡単 野田すみれ

「中途半端な距離のアプローチ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「30から50ydの距離のアプローチをうまく打つには、どうすれば良いですか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 フルショットでも転がしの距離でもなく、中途半端な30から50ydくらいのアプローチでは、シンプルな決めごとと打ち方を決めておくことが重要です。 1. 残り距離で振り幅を変える 中途半端な距離こそ目安をつくることがポイントになります。私の場合、振り幅を目安にしています。距離が50ydならグリップの位置を肩から肩(正面から見て9時3時)、30ydなら腰から腰(8時4時)、10ydなら膝から膝(7時5時...
2019/11/27女子プロレスキュー!

難度MAX!下りのスライス・フックに強くなるコツ 井上りこ

「下りパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「下りパットが大の苦手です。スライスやフックのラインにうまく乗せるには、どうしたら良いですか?」 【井上りこのレスキュー回答】 ラインは読めているけれど、下りになると狙った方向に打ち出せない…。そのような悩みを抱えているなら、ミスを未然に防ぐ打ち出し方向とボール位置のポイントを押さえておきましょう。 1. スライスでは“押し出し”、フックでは“引っかけ”を防ぐ 下りのスライスラインでは、カップを意識しすぎてフェース面がカップを向きやすく、インパクトで押し出してしまいます。逆にフックでは、フェースが返りすぎて、引っかけるミスが...
2019/11/06女子プロレスキュー!

アプローチがグーンと上達! 球の高さの打ち分け方 井上りこ

「寄せワン率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「アプローチでいつも寄せきれず、スコアを崩してしまいます。どうすれば“寄せワン”できるのでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 アプローチをいつも同じスイングで、一辺倒な寄せ方だけでは、なかなかスコアアップは望めません。例えばグリーンの手前にピンがあればボールを高く上げて止め、奥にあれば低く転がして寄せる。ピンの位置によって対応できるように、打ち方のバリエーションを増やしましょう。 1. ボール位置を変える まず、アドレス時はボールの位置で高低を打ち分けられるようにセットを変えています。高く上げたい場合は、インパ...
2019/07/24女子プロレスキュー!

夏ラフ攻略のカギは“ボール下”にあり 臼井麗香

「夏ラフ対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「ラフからのアプローチが苦手です。特に夏の深いラフから脱出するにはどうしたら良いですか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 長い芝の中にスッポリ埋まったボールを打つには、しっかりコンタクトさせることが難しく、うまく距離感を合わせることが難しいです。今回は夏でもラフを苦にしない考え方をお教えします。 1. “ボール下”に仮想ボールをイメージする 私は実際のボールの下に、仮想のボールをイメージします。仮想ボールを目標にしてヘッドを入れていくと、芝の抵抗に負けず、実際のボールにしっかりコンタクトできるのです。芝の抵抗が強い夏の時季限...
2019/08/07女子プロレスキュー!

パットの距離感、投げるイメージだと何で良いの? 臼井麗香

「脱3パット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「距離感が合わず3パットを連発してしまいます…。10m以上のパットで2パット圏内に寄せるにはどうすれば良いですか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 3パットを減らすためには、ボールを投げる感覚で距離をイメージすることが良いと考えています。理由はボールが転がるスピード感をより具体的に把握しやすいからです。 1. 空間で距離をとらえられる ロングパットが合わせにくいのは、打ち出しからカップまで、すべてボールを転がさないといけないからです。人は平面で距離をとらえるより、立体的に空間でとらえるほうが合わせやすいと考えています。 2...
2019/07/31女子プロレスキュー!

ピンを抜く抜かないの基準って何? 臼井麗香

「ピン(旗竿)の抜き挿し判断」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「今季から旗竿を抜かずプレーできるようになりましたが、プロは抜く派ですか? それとも抜かない派ですか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 プレーの進行が早くなる新ルールでは、基本的には抜かずにプレーすることが多いです。ただ、厳密にはカップまでの距離に応じて使い分けをしています。 1. ロングパットは抜かない 10m以上のロングパットでは、アドレスの位置からカップがしっかり見えないので、ピンは抜かないままにしています。目標が明確になる分イメージを出しやすく、距離感を合わせやすいからです。 2. ミドルパットは抜...
2019/10/09女子プロレスキュー!

飛ばしたい時に意識するのは頭?腰?それとも… 井上りこ

ステップで存在感を見せる爽やかプロが登場! 7月のステップアップツアー「カストロールレディース」で初勝利を挙げた井上りこプロが登場。爽やかで笑顔の絶えないプロ3年目の26歳は、スイングへの探求心が強く技術論にも詳しい。そんな彼女にアベレージゴルファーの悩みをレスキューしてもらう。 「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「レッスン誌に『頭を動かさない』『腰を回そう』といったアドバイスが書かれていますが、その通りにしても飛距離が伸びません。他にポイントはあるのでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 スイング時に体のどの部位に意識をもつかというテーマは、飛距離...
2019/10/16女子プロレスキュー!

ドローとフェード、意識するところはどう違う? 井上りこ

「球筋の打ち分け」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ドローとフェードを打ち分けたいとき、注意するポイントは違うのでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 ドローとフェードで、ポイントは異なります。基本的に振り方は一緒といわれていますが、スイングする前に意識するポイントを変えることで、ヘッド軌道や弾道が自然と変わってくると思っています。 1. ドローでもオープンで構える 私はドローでもフェードでもストレートでもオープンスタンスで構えています。打ち出す弾道が視野に入り、ボールをより操作できるイメージがもてるからです。クローズでは曲げる意識が強すぎて、右肩が前に出てしまう...
2019/08/28女子プロレスキュー!

ユーティリティで引っかけるのはなぜ? 野田すみれ

「ユーティリティでの“脱引っかけ”」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ユーティリティ(以下UT)でいつも引っかけのミスが出てしまいます…。その理由と対処法を教えてください」 【野田すみれのレスキュー回答】 ドライバーやフェアウェイウッドよりロフト角があり、クラブの長さも短いUTでは、基本的にボールのつかまりが良く、やさしく打つことができます。一方でそのやさしさを理解せずに振りにいくと、引っかけのミスが起こりやすいクラブでもあります。 1. フェースはやや開く ギリギリの距離をきっちり打ちたい時や、ロングホールの2、3打目で距離を稼ぎたい時など、強い球をイメージした時に引...
2019/02/06女子プロレスキュー!

ねじれば飛ばせる飛距離アップ練習法 エイミー・コガ

「飛距離アップの練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「飛距離を効果的に伸ばすためには、どのような練習法がありますか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 飛距離を伸ばすには、前回お伝えした体重移動を大きくしてもブレない打ち方をマスターすることがおすすめです。今回はそのための効果的な2つのドリルをご紹介します。 1. 左足踏み込みドリル 一つ目は、両足を揃えたままバックスイングを行い、切り返しで左足を踏み込みながらボールを打つドリルです。スムーズな体重移動を体感することができ、飛距離アップにつながる下半身リードの切り返しを覚えることが目的です。 ポイントは、腕を下...
2019/11/20女子プロレスキュー!

クロスハンドを磨く練習法 井上りこ

「パッティング」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「パッティングの悩みは、打点がブレてしまうことです。方向性と距離感を安定させるには、どうすれば良いでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 私も以前はパットに悩んでいたのですが、ことしから右手を上、左手を下にしたクロスハンドに変えて、ストロークが安定するようになりました。今回はクロスハンドのメリットとデメリット、そしてより精度を上げるための練習法をお教えします。 1. 手首の動きを抑えられる 私はもともと順手だったのですが、手首の動きを使いすぎてヘッドスピードが毎回変わってしまい、距離感が一定ではありませんでした。クロ...