2003/11/12米国男子

世界ゴルフ選手権「ワールドカップ」プレビュー

今年で50年目を迎える世界ゴルフ選手権「ワールドカップ」。アメリカチームはその歴史の中で23勝を誇っている。アメリカチームが最後に「ワールドカップ」を制したのは2000年。しかし来週に「プレジデンツカップ」が控えていることもあり、アメリカを代表するのはタイガー・ウッズではなく、ジム・フューリックとジャスティン・レナード。またカナダはマイク・ウィアが参戦を拒んだことから、カナダチームそのものが参戦しないことになった。 7年連続の常連ペアはアイルランド代表のパドレグ・ハリントンとポール・マギンリー。1997年にはこのペアで優勝している。ハリントンは世界ランキング10位で今季2勝を挙げて波に乗ってい...
2006/07/13米国男子

「全英オープン」の舞台、隠れた秘宝ロイヤル・リバプールとは?

今年の「全英オープン」の舞台、ホイレイクことロイヤル・リバプール・ゴルフクラブを知る選手はあまり多く存在しない。そんなコースでどんな戦いが見られるのか、選手もファンも楽しみにしているが、ホイレイクは隠れた秘宝といえるコースとなっている。 タイガー・ウッズ 「ホイレイクには行ったこともないし、写真もみたことありません。知っているのは、リバプールにあるということだけです(笑)」 ティム・ヘロン 「73年位前に全英オープンが開催された、それしか知りませんね」 来週にせまった第135回全英オープンでミステリーのひとつがこの開催コース。ホイレイクで「全英オープン」が最後に開催されたのは39年前。そのとき...
2002/10/09米国男子

米ツアー「インベンシスクラシック」プレビュー

通称“Sin City”(罪の街)と呼ばれる大人の遊び場ラスベガスで開催の「インベンシスクラシック」。土地柄もあり、毎年優勝カップ受賞式の記念撮影ではラスベガスのショーガールたちに囲まれ照れ笑いしている優勝者が写されている。普段は撮影時間が長引くとあまり良い顔をしない選手達が、この大会だけはニンマリ笑って対応してくれるのは彼女たちのおかげ。気のせいか、タイガー・ウッズやジム・フューリックといった歴代のチャンピオンたちも鼻の下をのばしていたような・・・。 昨年の優勝者ボブ・エステスはこの2シーズンでの4勝目を連覇で飾ろうと狙っている。実はこの2シーズンで米ツアーで3勝というのは、タイガーとミケル...
2002/12/09アマ・その他

「マスターカード・マスターズ」最終日

アダム・スコットが7番のバーディで8アンダー、首位タイにまで躍進。しかしすぐさま、今季のBUY.COMツアーで13位に終わり来季PGAシード権を獲得したギャビン・コールズが8番でピン手前2メートルにつけるアプローチでバーディ。9アンダーとし、再び単独首位に。その首位コールズに13番でのラフからピン側1メートルにつけるなどの4連続バーディというチャージをかけたのが先週の引き分け優勝者のひとり、ピーター・ロナード。一気に首位タイに並んだ。 その後、11番でコールズにトラブル。グリーンサイドバンカーのエッジに止まったボールを打とうとしていたコールズは、バンカーの中にスタンスをとっていたが、もういちど...
2002/06/03米国男子

米国男子ツアー「ケンパーインシュアランス・オープン」最終日

首位タイの10アンダーでスタートしたボブ・バーンズとボブ・エステス。特にツアー初優勝がかかるバーンズに期待が集中した。 ラウンド中盤にさしかかり、首位グループはこの2人にスティーブ・エルキントンとジャスティン・レナードを加え4人に膨れ上がっていた。期待のバーンズは11番パー3(156ヤード)でホールインワンを決め、一気に12アンダーとして一人抜け出したが、次のホールをボギーとし、リードは1打に縮小。このチャンスに1打差集団のエルキントンとビームは相次いでバーディを奪い、首位タイに並んだ。しかしエルキントンは17番でパーパットを外し、さらに18番でもボギーを叩いてしまい脱落。ビームも同じ17番で...
2013/03/02米国男子

首位はルーキーのL.ガスリー 石川遼は無念の予選落ち

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 2日目◇PGAナショナルGC(フロリダ州)◇7158ヤード(パー70) 前日までの陽気とは一転、空には灰色の雲が立ちこめ、肌寒い1日となった金曜日。天候の変化と同じように、リーダーズボードも大きな入れ替わりを見せた。 この日首位に立ったのは、7バーディノーボギーの完璧なラウンドで「63」を叩きだしたルーク・ガスリー。昨年プロ転向したばかりの23歳が、通算9アンダーとスコアを伸ばし、2位に1打差の単独首位に浮上した。 2位は通算8アンダーのマイケル・トンプソン。3位タイには通算7アンダーでブー・ウィークリーとグラハム・ディレット(カナダ)が続いている。さらに1打...
2024/03/06女子プロレスキュー!

いよいよ春のゴルフシーズン!「ミパ流」レッスン人気BEST3 清本美波

大注目ルーキー現役女子高生プロの人気回をランキング 国内女子ツアーが開幕し、いよいよ春のゴルフシーズンももうすぐそこ! 冬の間にコツコツためてきたゴルフスキルを披露するときがやって来たゾー!! ということで、今回はプロテストでトップ合格を果たし、今季の活躍が期待される清本美波(ニックネームはミパ)のレッスンをおさらい。PV数(ページビュー:閲覧数)の多い順にランキングしたベスト3を発表していく。 【第3位】カチカチバンカーを打つ前に考えるべきこととは? 第3位は、冬場のカチカチに硬まったバンカーが苦手という人をレスキューする回がランクイン。「ヘッドが弾かれてトップしたり、ホームランになったり...
2023/12/13女子プロレスキュー!

年末コンペにまだ間に合う! ぶち壊せ「90の壁」人気5レッスン 森はな

新たな気付きを得られる! 森プロの人気回をランキング 今季JLPGAプロテスト合格まであと一歩のところで涙をのんだ森はな。昨年から取り組んでいるスイング改造が功を奏し、20ydも飛距離を伸ばしたという彼女のレッスンは、基本に忠実ながらも独自のアレンジを加え、新たな気付きを得られるものばかり。アベレージゴルファーも参考になるコツやドリルを、PV数(ページビュー:閲覧数)の多い順にランキング。一番支持されたレッスンは何だったのか!? 【第5位】スウェーと体重移動の違いは? ◆「体重移動が原因で飛距離ロスに悩む人」をレスキュー♪◆ 第5位は、飛距離アップを目指して体重移動を心がけているけれど、一向...
2023/11/29女子プロレスキュー!

グリーン周りのアプローチ ミスを防ぐ一番の近道は? 森はな

「アプローチに悩む多くのゴルファー」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「とにかくグリーン周りのアプローチが苦手です…。残り距離10~15ydの打ち方を見直したいのですが、どこにポイントを置くべきでしょうか?」 【森はなのレスキュー回答】 スイング全般にいえることですが、特に基本的なアプローチで最も重要なことは“リズム”です。転がすときも、上げるときも、バックスイングとダウンスイングのスピード感を常に同じにすること。狙い方や構え方、ヘッドの動かし方も重要ですが、ミスを防ぐ一番の近道はリズムを変えないことだと考えています。 1. スタンスは狭ければ狭いほど安全 基本的にアプロ...
2023/12/06女子プロレスキュー!

カップに入れるだけではダメ? 平均パット数が減る「三つ目ドリル」 森はな

「パットの好不調の波が激しい人」をレスキュー♪ カップに入れる練習では上達しない! “目”で鍛えるパッティング練習法 森はながレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「パッティングの好不調の波が激しく、悪いときは3パットばかり…。どんな練習を行えば、調子を崩してもパット数を抑えることができますか?」 【森はなのレスキュー回答】 パットの調子は、ショット以上にスコアに直結するもの。多くのアベレージゴルファーの方が、カップに入れる練習に時間を割いているように見受けられます。要点を押さえた3つのメニューを行い、できるだけ短時間で技術を向上させましょう。 1. 出球をイメージして方向性...
2023/11/01女子プロレスキュー!

もう「右を向いている」なんて言わせない 真っすぐ向くためのルーティン 森はな

「アドレスの向きが不安定な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「うまく打てたつもりが、ボールは右のラフへ。仲間から『右を向いていたよ』と指摘…。どうすれば正しくターゲットに向くことができますか?」 【森はなのレスキュー回答】 目標に対して正しくアドレスを取ることは、プロでも注意が必要なほど難しいものです。調子が少しでも落ちてしまうと、右を向いてしまうことは珍しくありません。今回は、私が実戦で行っている真っすぐ向くためのルーティンをご紹介します。 1. スタンスより先にフェース面を合わせる スタンスばかり気にする人は多いですが、私はまずフェース面を目標に合わせることから始...
2023/02/15女子プロレスキュー!

前半イイのに後半ダメダメ…の原因と対処法とは!? 加藤沙弥

「スタミナ切れで大崩れする人」をレスキュー♪ 前半イイのに後半ダメダメ…の原因と対処法とは!? 加藤沙弥がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーPさんの悩み】 「ラウンド前半は調子が良く、スコアもまとまっているのに、後半スタミナ切れで大崩れ…というケースが多く困っています。体力不足をカバーするための対処法はありますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 18ホール全ショットで同じ集中力を保つのは至難の業です。体力が落ちた状態でも調子を維持するには、どの点に注意すべきなのか――。疲れたときこそ注意を払ってほしいポイントは、スイング中よりもアドレス時に集中しているように感じます。 1. 前後の体重配...
2023/02/01女子プロレスキュー!

打ち急ぎのメカニズム “ゆったり振る”は腕でつくる? 脚でつくる? 加藤沙弥

「打ち急ぎに悩む人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「ティショットでミスした際、同伴者から『打ち急いでいるよ』と頻繁に指摘されます。自分ではゆったり振っているつもりなのですが…」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 プロでも悩まされる打ち急ぎのミス。切り返しで手元が先行してしまうことで、クラブ(シャフト)が寝て入りやすいことから、引っかけやプッシュのミスが出てしまいます。今回は打ち急ぎの原因と、対処法として意識するべき体の部位についてお話しします。 1. 打ち急ぎの原因は上半身と下半身のズレ 打ち急ぎのミスは、腕自体のスピードの速さではなく、切り返し時の上半身と下半身のタイミ...
2023/02/08女子プロレスキュー!

こんな入るのになぜ使わない? アームロックパターのすすめ 加藤沙弥

「アームロックパターをマスターしたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「ブライソン・デシャンボー(アメリカ)やアダム・スコット(オーストラリア)のように、アームロックパターを使いたいと考えています。使い方のポイントはありますか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 私もパッティングに悩んでいたときに、平均的な長さのパターから中尺のアームロックパターに替えたことで、調子を取り戻すことができました。ショートパットにも自信が持てるようになり、カップインの確率も劇的にアップ。今回はアームロックならではのメリットと使い方のコツについてお話しします。 1. 手首の動きが抑えられる ア...
2023/03/15女子プロレスキュー!

プロみたいな「風にぶつける球」はアリかナシか 高野あかり

「横風に悩んでいる人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「左右からの風が強いケースで大たたきをすることが多く、スコアを大きく崩してしまいます。プロのように風にぶつけていくコントロールショットなど打てるはずもなく…。どのように対処するべきでしょうか?」 【高野あかりのレスキュー回答】 風にぶつけるショットと聞くと、とても難度が高いイメージがあって敬遠してしまう人は多いと思います。ただし、スタンスの向きとフェース面の管理さえ押さえれば、それほど難しいショットではありません。逆に球筋を常にイメージできるため、距離感や方向性が一致しやすく、スコアがまとまる可能性が高まります。 1...
2023/01/11女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドでのティショットがうまくいかない理由 加藤沙弥

「FWでのティショットが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「方向性を重視するホールでは、ドライバーではなくフェアウェイウッド(以下FW)でティショットを打つべきだと思いつつ、ミスした場合は結局同じ結果になるため、仕方なくドライバーを選んでいます。FWでティショットを放つ際、どういう点に気を付けるべきでしょうか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 本来ドライバーよりミートしやすく、曲がり幅を抑えられるFWですが、苦手意識を持つ人は少なくありません。特にティイングエリアでFWを握った瞬間、成功することが当たり前という雰囲気が出て、力んでしまってミスショット… というケー...
2023/01/25女子プロレスキュー!

“北風ピューピュー”でもスイングが崩れない人の共通点とは 加藤沙弥

「アゲンストが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーJさんの悩み】 「冬の強風下でのゴルフ、特にアゲンストでのティショットが苦手で、スコアは大崩れ…。過酷な状況でもスコアをまとめるには、どのような点に注意すれば良いですか?」 【加藤沙弥のレスキュー回答】 冬のラウンドでは、強風が大きく立ちはだかり、過酷な状況でラウンドを強いられるケースは少なくありません。そんな難しい日のプレーでも、ベストを尽くせる人とそうでない人の違いは何なのか? 今回は強風下でのラウンドの心得と注意点をお伝えします。 1. 毎ショット低弾道を徹底する 風の影響を小さくするためには、低い弾道が必須です。ティショッ...
2023/02/22女子プロレスキュー!

飛ばしの練習に「重いバット」って正解!? アイテム選びの勘違い 高野あかり

父は“ゴルフ侍” 22年合格組・期待の大卒ルーキーが登場! 今回からレッスンを担当してくれるのは、昨年5度目の挑戦でプロテストに合格した高野あかりプロ。父はセントラルゴルフクラブNEWコース(茨城県)クラブチャンピオンでBSテレ東の『ゴルフ侍、見参!』に出演するほどの腕前、兄はプロを目指して研修生というゴルフ一家。今季の活躍が期待される彼女が、アベレージゴルファーの悩みに分かりやすく答えてくれる。 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーQさんの悩み】 「飛距離アップを目指し、クラブより重い素振りバットを毎日振り込んでいますが、いまいち効果が感じられません…。この練習法...
2023/04/12女子プロレスキュー!

クロスハンドで距離感を出す とっておきの方法 高野あかり

「クロスハンドで距離感が出ない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「ショートパットの安定感を増すために、クロスハンドグリップを試しているのですが、今度は距離感が合わず、ロングパットが寄せ切れなくなってしまいました…。クロスハンドは諦めるべきでしょうか?」 実はクロスハンドに手順があるって知っていた? 高野あかりがレスキュー♪ 【高野あかりのレスキュー回答】 私も以前は順手→クロスハンドに変え、ショートパットは改善されたのですが、今度はそれまで培った距離感が出しにくくロングパットに悩む日々を送りました。ただ、あることに気づいたことで、距離感も方向性も改善され、自信を持って...
2023/05/17女子プロレスキュー!

えーと…左足上がりの正解なんだっけ? 番手を上げて体重配分 内田ことこ

「左足上がりが苦手な人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「左足上がりからでは、ボールが上がりすぎて距離感が合いにくいです。大きくフックするミスもあり、大たたきの原因となって悩んでいます…」 【内田ことこのレスキュー回答】 左足上がりの傾斜は、グリーンまで上り傾斜が続いていることが多く、左足上がりでボールが飛ばない分(クラブのロフトが寝るため)と、打ち上げの状況をプラスして目安を立てなければならないため、距離感を出すのが非常に難しくなります。ただ、それほどバランスを崩しやすい傾斜ではないので、スイングの再現性を保てば、距離の計算がしやすくなり、グリーンをとらえる確率もアップ...