2005/07/13全英オープン

ゴルフの聖地セントアンドリュースでの戦い!全英のタイトルは誰の手に

今シーズンのメジャー第3戦「全英オープン」が7月14日(木)から17日(日)までの4日間、スコットランド、セントアンドリュース オールドコースで開催される。 世界4大メジャートーナメントのひとつ「全英オープン」が、今年はゴルフの聖地、セントアンドリュース、オールドコースに帰ってきた。ここは400年前からプレーされていたといわれ、人々に「神が造りたもうた」と畏敬の念をもって呼ばれるほどの名門だ。 そんなコースへ一歩足を踏み入れれば、波のようにうねるフェアウェイが、まず目に飛び込んでくる。さらに、アウトとインでシェアする巨大なグリーン、そして至るところで口を開けている深いバンカーなど、攻略は並大抵...
2005/06/20全米オープン

ニュージーランドのマイケル・キャンベルがメジャー初制覇!今田が15位タイに入り来年の出場権を獲得!

ノースカロライナ州、パインハーストR&CCNo.2コースで開催中の今季メジャー第2戦、「全米オープン」最終日。パインハーストは4日間の中で最高の難しさを選手たちに強いた。 各ホールのカップはさらに寄りにくい位置に切られ、晴天続きでグリーンはさらに硬く止まりにくく・・・。そして微妙に風が舞い、選手たちの距離感を狂わせた。 「信じられない」というのがパインハーストを埋め尽くしたギャラリーの正直な反応だろう。3日目まで冷静沈着なプレーで2位に3打さをつけトップに立っていたレティーフ・ グーセン(南アフリカ)があれよあれよとリーダーボードの下に沈んでいく。終わって見れば「81」の大たたきでトータル8オ...
2005/06/19全米オープン

レティーフ・グーセンが3アンダーで単独トップ。タイガー・ウッズは7位タイにつける

ノースカロライナ州、パインハーストR&CCNo.2コースで開催中の今季メジャー第2戦、「全米オープン」3日目も晴天が続いた。グリーンはさらに硬く止まらなくなり、ボギーどころか大叩きと隣り合わせの難コンディション。ついにアンダーパーの選手は1人だけになった。 この世界最高の我慢大会において単独トップに立ったのはディフェンディングチャンピオンのレティーフ・グーセン(南アフリカ)だった。13番でダブルボギーをたたき、一時はイーブンパーまでスコアを落とした。ところがクールなプレーが身上のグーセンはまったく動揺せず、続く14番、15番で連続バーディ。さらに最終18番でもバーディを奪い3アンダーでフィニッ...
2003/03/01米国男子

本気モード突入!!タイガー7&6で準々決勝に進出

2003年世界ゴルフ選手権(WGC)第1戦「アクセンチュアマッチプレー選手権」の3日目。本命タイガー・ウッズが牙をむいた。S.リーニーを相手に1番ホールから3連続で先取。そして、12番パー3を互いにパーで分け、7アンド6の快勝を見せた。 初戦、静かにプレーしていたタイガーだが、2試合目に韓国の崔京周を5アンド3で撃破。そしてこの日の7アンド6と徐々にスコアを上げている。特に、3番、11番のパー5では、イーグルを奪いリーニーを寄せ付けなかった。 この日勝ち上がり、タイガーとの対戦が期待された伊沢利光は、スコット・ホークに4アンド3で敗れた。2番パー3でホークがボギーを叩き、伊沢が先制する形になっ...
2003/02/28米国男子

タイガー、伊沢は勝ち残り! 丸山は撃沈

2003年世界ゴルフ選手権(WGC)第1戦「アクセンチュアマッチプレー選手権」の2日目。タイガー・ウッズは、今シーズン開幕から好調の崔京周を5アンド4で下し、3回戦へ進出。フィル・ミケルソンもブラッド・ファクソンを3アンド2で撃破し、デビッド・トムズも辛うじてクリス・ライリーに勝ったが、世界ランキング1桁で残っているのは3人だけ。やはりマッチプレーは、その日の調子次第で勝敗の行方が大きく変わるようだ。 初日も安定したプレーぶりを見せたタイガーは、ポーカーフェイスで感情をあまり表さない崔に対しても、マイペースのゴルフを維持し、ジワジワとリードを広げて行った。ランキング上位勢が少なくなってきたが...
2003/02/27米国男子

ホワイトタイガー、順当に2回戦進出!

2003年世界ゴルフ選手権(WGC)第1戦「アクセンチュアマッチプレー選手権」が、カリフォルニア州カールズバッドにあるラコスタリゾート&スパで開幕した。参加64名が世界ランキングによって組み合わせが確定、ナンバー1のタイガー・ウッズは、スウェーデンのカール・ペターソンに最終ホールを残して2アンド1で勝利、2回戦にコマを進めた。 初日のタイガーは、白いキャップに白いウェアで登場し、スーパーショットは飛び出さず堅実なプレーが目立った。”マッチプレーに強いタイガー”全米アマチュア選手権は予選を勝ち上がると、マッチプレーで勝敗が争われ、決勝は36ホールマッチ。その頂点に3年連続で立ったことで、タイガー...
2003/02/25米国男子

タイガー&エルスの直接対決なるか!? 日本からは3名が出場!

2003年世界ゴルフ選手権(WGC)第1戦「アクセンチュアマッチプレー選手権」が2月26日(水)から3月2日(日)までの5日間、カリフォルニア州カールズバッドにあるラコスタリゾート&スパで開催される。 出場資格は世界ランキング上位64名。欠場が出た場合には、順次繰り上げられる。 世界最強の選手を集めて行われるマッチプレーの頂点に立つに必要な勝利数は6回。 決勝は36ホールで争われる。 本大会の注目は、やはりタイガーとエルスだ。順当に勝ち上がって行けば、決勝での対戦。今年の初顔合わせが、マッチプレーの頂上決戦ということになる。昨年は、初戦敗退という苦い番狂わせを喫してしまったタイガーだが、かつて...
2003/04/14マスターズ

史上初!レフティーのマイク・ウィアがマスターズを制覇!!

タイガー・ウッズの大会3連覇は夢と消えた。最終日を首位と4打差で向かえたタイガーだったが、前半でスコアを崩し優勝戦線から離脱。カナダのマイク・ウィアが、伏兵レン・マティースをプレーオフで下しマスターズ初制覇。メジャー初タイトルを手にした。 今年のマスターズは練習ラウンドから雨が続き、初日のラウンドは64年ぶりに延期。2日目に36ホールを予定されていたが、予選ラウンドは3日目まで引きずり、2ラウンドを終えた時点でトップに立ったのがウィアだった。しかし、3日目にはスコアを落とし2位に後退。最終日は誰が抜け出してもおかしくない展開だった。 上位陣が伸び悩む中、急激にスコアを伸ばしたのは、14年ぶりに...
2003/04/13マスターズ

タイガーチャージ!予選最下位から5位に急浮上!!

前日までの雨から一転、晴天に恵まれた大会3日目。ムービングデーと呼ばれるこの日、各選手スコアに大きな動きが見られた。最もスコアを伸ばしたのは、6ストローク伸ばした大本命タイガー・ウッズとジェフ・マガートの2人。マガートは上がり3ホールを連続バーディでフィニッシュし、5アンダーまで伸ばし単独首位。そしてタイガーは、予選ラウンドを最下位の43位で通過したが、このチャージで1アンダー5位に急浮上。優勝争いに加わる快進撃だ。 首位に立ったマガートは今年39歳だが、ツアーでは通算2勝しかしていない。しかし1999年にはWGCのマッチプレーで優勝している勝負師。ドライバーで飛距離が出ない分、確実にフェアウ...
2003/04/12マスターズ

M.ウィア単独首位!タイガーは徐々に浮上してきた!!

初日が64年ぶりに順延となった第67回マスターズ。2日目に36ホールが予定されていたが、日没サスペンデッドになり、18人しかホールアウトできず、75名が3日目に残りのラウンドを行うことになった。 暫定首位は6アンダーをマークしたカナダのマイク・ウィア。第1ラウンドを70で通過したウィアは、第2ラウンドを10番ホールからスタートし、13番から3連続バーディを奪った。後半2番、3番でも連続バーディを狙い、6アンダーまで伸ばした時点でサスペンデッドになった。過去66回の開催でレフティーの選手が優勝したことはなく、第一候補と言われつづけたフィル・ミケルソンではなく、ウィアが名前を刻むことになるのか。 ...
2003/04/11マスターズ

大雨でスタートできず、明日36ホールに!

今週月曜日から降り続く雨は初日を迎えても収まらず、コース内のいたるところに水溜りができる状態になってしまった。午前8時40分にスタートが予定されていたが、11時に変更。そして、11時になっても状況は変わらず、初日のラウンドは順延となった。 明日2日目のスタート予定は7時30分(日本時間11日午後8時30分)。そして、午後1時30分から第2ラウンドのスタートが予定されることになった。1日で36ホールを消化する予定で初日が中止になるのは、1939年以来64年ぶり。 今週末土曜日まで現地は雨の予報のため、明日36ホール消化できる保証はない。日曜日までに72ホールで決着がつくか分からなくなった。さらに...
2003/04/09マスターズ

タイガー・ウッズが史上初のマスターズ3連覇を狙う!

今シーズンのメジャー第1戦「マスターズトーナメント」が、4月10日(木)から13日(日)までの4日間、ジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブで開催される。メジャーの中でも最も注目される大会で、今年67回目の開催となる。過去2年連続優勝しているのは、ジャック・二クラス、ニック・ファルドと昨年達成したタイガー・ウッズの3人だけ。そして今年、タイガーが前人未到の3連覇に挑戦する。 昨年の大会は、コースの大幅改造が行われ、タイガー封じとも言われた。しかしタイガーは2位のレティーフ・グーセンに3打差をつけて勝利を掴んだ。今年改造が行われたのは5番パー4のみ。20ヤード長くなったのだが、タイガーよ...
2003/01/12米国男子

好調 E.エルスに韓国の崔京周が急接近!

ハワイマウイ島のザ・プランテーションコースatカパルアで行われている「メルセデス選手権」の3日目。17アンダーからスタートした南アフリカのアーニー・エルスが、大会記録の25アンダーに並び単独首位をキープしている。 16番ホールを終えて27アンダーまで伸ばして独走態勢に入った。1999年にデビッド・デュバルがマークした26アンダーの大会記録を上回っていた。しかし、初日8番ホール以来2度目のダブルボギーを17番で叩いてしまった。ショットの安定度は抜群で、崩れるような気配は見られないが、明日最終日もスコアを伸ばし逃げ切ることができるのだろうか。 そのエルスを猛追するのは韓国の崔京周だ。初日、2日目...
2003/01/11米国男子

E.エルスがスコアを伸ばし17アンダーで単独首位。丸山は・・・

昨シーズンのチャンピオン36名が参加している米国ツアーの開幕戦「メルセデス選手権」の第2ラウンド。初日9アンダーで首位タイからスタートした南アフリカのアーニー・エルスが、17アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に立った。 今大会出場選手中、世界ランキング最上位のエルスが、その実力を遺憾なく発揮している。初日にイーグルを2つ奪い、この日もチップインイーグルを奪った。12番ではフェアウェイ右サイドのバンカーに捕まったが、セカンドショットでピン手前2メートルにつけバーディ。終始安定したスウィングでバーディを積み重ねている。 3打差の2位にはB.エステス、さらに2打差の12アンダーに韓国の崔京周がつけ...
2002/12/16米国男子

やった!!世界制覇! 伊沢利光、丸山茂樹が頂点に立った

メキシコのプエルトバラータにあるビスタバラータ・ニクラスコースで開催された、WGC(世界ゴルフ選手権)「EMCワールドカップ」で日本チームが優勝!世界の頂点に立った。 3日目に「58」というスコアをマークし単独首位に立った日本の伊沢利光、丸山茂樹組は、最終日もそのチームワークの良さを見せ付けた。2番ホールから3連続バーディを奪い、12番パー5でこの日6つ目のバーディ。目標の36アンダーに到達した。 しかし、そのまま逃げ切ることはできなかった。前日日本を上回る「57」の15アンダーをマークし4位まで浮上してきたフィル・ミケルソン、デビッド・トムズのアメリカチームが、その勢いのまま最終日も伸ばして...
2002/12/15米国男子

驚異的なスコアが続出!そして日本が単独首位に躍り出た!!

WGC(世界ゴルフ選手権)「EMCワールドカップ」の3日目は、初日と同じフォーボールが行われた。ルールはチーム内の2人が各自のボールでプレーし、ホールごとに良い方のスコアをチームのスコアとしてカウントする方法。初日はカナダが絶妙なコンビネーションで59をマークしたが、この日はそれを上回る驚異的なスコアが続出した。 なんと言っても、日本の大爆発に注目が集まった。各チーム順調にスコアを伸ばしていたが、日本の伊沢利光、丸山茂樹も前半から飛ばした。6バーディ、初日を上回るハイペースで折り返すと、12番パー5で早くも8アンダー。そして、13番では、丸山のセカンドショットを見て、「ピンそばにつけたい」と思...
2002/12/14米国男子

日本大躍進! 首位と3打差、5位に急浮上!

WGC(世界ゴルフ選手権)「EMCワールドカップ」は、大会2日目のフォーサムが行われた。この競技は、1つのボールをチーム内の2人が交互に打っていく方式で、互いのチームワークが重要になる。 そのフォーサムで日本の伊沢利光と丸山茂樹が好プレーを連発した。2番ホールでバーディを奪うと3番パー5では快心のイーグル。さらにバーディを積み重ね、前半を30でラウンドした。 中盤は無難にパーを積み重ね、前日のフォーボール、2人のベストスコアをとる方式でボギーを記録した12番パー5も問題なくパーセーブ。後半は前日バーディを奪えなかった15、17番のパー3でバーディを奪った。2日連続の8アンダー64をマークし、1...
2002/11/04米国男子

ビジェイ・シンが2位に2打差で快勝!期待のタイガーチャージは見られなかった。

2位に3打差で最終日を迎えたビジェイ・シンが逃げ切り優勝。最後までシンに追いつく可能性にしがみついたのは、タイガー・ウッズでもフィル・ミケルソンでもなく、若手のチャールズ・ハウエルだった。 9アンダーでスタートしたシンは、1番ホールをボギーで発進。シンとともに最終組で回るハウエルも4番でボギーを喫した。そのころから勢いを見せ始めたのは、デービス・ラブとジェリー・ケリーだった。ラブは5番ホールから6つのバーディを奪い、13番でボギーを叩いたものの、今日5アンダー65、トータル5アンダー5位タイでフィニッシュした。3アンダーからスタートしたケリーは前半2バーディ、後半に入ると11番パー3ではホール...
2002/11/03米国男子

ビジェイ・シンが2位に3打差で単独首位。タイガー、ミケルソンが3位タイへ浮上!

ムービングデイと呼ばれる土曜日は、その名の通り、順位がかなり入れ替わった。単独首位に立ったのは、今日5アンダー65のベストラウンドでトータル9アンダーまでスコアを伸ばしたビジェイ・シン。5番で唯一のボギーを喫したものの、4バーディ、1イーグルのラウンドは、フェアウエイのぬかるみやグリーンの速さ、ピン位置の難しさから考えれば、飛びぬけたグッドプレーだったと言える。「98年大会のときは1打リードで最終日を迎えたけど、今回は3打差あるからいいね。ここ数ヶ月、調子がいいので、なんとか優勝でシーズンを締めくくりたい」。 昨日トップに立ったチャールズ・ハウエルは、今日1アンダー69と伸びはなかったものの、...
2002/11/02米国男子

単独首位はチャールズ・ハウエル。丸山は15位タイへ後退。

気温が一層下がり、フェウエイは相変わらずのぬかるみ状態。ボールも転がらない悪コンディションとあいまって、2日目のスコアは全体的に伸び悩んだ。 単独首位に立ったのは、昨日の3位から順位を上げたチャールズ・ハウエル。3バーディ、2ボギーで今日1アンダー69。トータル5アンダーは2位タイグループに1打差である。 「やっぱり、このコンディションではボールをインプレーにキープすることがキーだね。と言っても、フェアウエイの真ん中を狙う必要はない。ファーストカットのラフでもいいし、球がきっちり打てるところならいい」。ツアー初優勝を挙げ、ノリに乗っているハウエルには、明日以降も快走しそうな勢いが感じられる。 ...