2001/04/27米国男子

A.バデリーが米ツアー初優勝に向け好スタート。

ノースカロライナ州フォレストオークCCで行われているグレーターグリーンズボロ クライスラークラシックの初日。トップに立ったのは26年目のシーズンを迎えたベテランのS.シンプソン。スタートから連続バーディを奪い、後半も10番から12番まで3連続バーディを決めるなど、6アンダーで2位グループから1打差の6アンダーとした。1998年のビューイックインビテーショナル以来の8勝目を狙う。 そして、5アンダーの2位グループにオーストラリアの新鋭A.バデリーが入っている。若干20歳のバデリーだが、全豪オープンを連覇し昨年はプロ転向1年目で豪州ツアーの賞金王になった。今シーズンは欧州ツアーでもすでに1勝をあげ...
2001/03/16米国男子

好調のM.カルカベッキア、P.ミケルソンら米ツアー選手5人が首位に並んだ。

ベイヒル・インビテーショナル初日。予想通りハイスコアでの争いになった。3週間後に控えたマスターズへの調整も兼ねて欧州勢も多数参加しているため、米ツアー選手も気合充分だ。 初日トップに立ったのは今シーズン好調のM.カルカベッキアら5人。先週のホンダクラシックで逆転優勝のチャンスを逃したカルカベッキアだが、ショットは相変わらず好調を維持。パット数が29とカルカにとっては多めだが、7バーディを奪った。 同じく首位タイにはP.ミケルソンが入った。ビュイック・インビテーショナルから3週間、今シーズン2勝目を狙うミケルソンは、10番からのスタートで18番ホールまでに5アンダーと伸ばした。 今シーズン未だに...
2001/03/09米国男子

J.パーネビック、G.オギルビー、B.ファーガソンが首位。横尾要は77位と出遅れた。

ホンダクラシック初日、各選手好スコアを出した。トップに立ったのはJ.パーネビック、G.オギルビー、B.ファーガソンの7アンダーを出した3人。1打差の4位グループに6人、2打差の10位タイグループに12人が入る混戦となっている。 その10位タイグループには先週、今シーズン2勝目をあげたJ.デュラントが入っている。同じく好調のM.カルカベッキアもシーズン2勝目に向かって好位置につけた。 ディフェンディングチャンピオンのD.ハートは2アンダー56位タイグループと少し出遅れ。日本から唯一出場の横尾要は、バーディを5つ奪ったが、ボギーも4つ出し、1アンダー77位と出遅れた。...
2000/08/18米国男子

タイガー 完璧の6アンダー発進 同年3メジャー制覇へ驀進中。

「一人だけ違うステージで戦っている男」と言われる。「タイガーvsその他全員の戦い」とも評される。きっと勝つだろう、いや勝って当然・・と言われながら、だからといって例えばオッズが2対1とか3対1という圧倒的な賭け率になることはない。 この全米プロ、タイガーの数日前のオッズはエルスと同率の10対1というものだった。10対1というのは「非常に勝つ可能性が高いが、もちろん絶対なんてことはない。負けてもちっとも不思議はないさ」というレベルだ。冷静なゴルフファンなら、当然こうした考え方をする。つまり、バランスのとれた常識の世界。 タイガー・ウッズは常識を破る男らしい。全世界の注目と、全世界からのプレッ...
1999/08/16米国男子

ガマンのタイガー・ウッズ、ガルシアの追撃をかわしてついに2度目のメジャー獲得

なんといっても若いガルシア、あるいは無名のカナダ選手ウィア、まだメジャーでは経験不足のシンク。こうした選手たちを相手ならタイガーの悠々勝利かとも予想されていた。しかし現実は厳しい。タイガーの力と経験をもってしても、生涯2つ目のメジャータイトルを手中にするのは苦しい苦しい過程を経なければならなかった。 「失うものはない!」と言っていたウィアは、やはり大崩れに崩れた。シンクも後退。そしてタイガー独走阻止の最右翼かとも思われていた19歳、セルヒオ・ガルシアも2番ホールでボギー先行。取り返しはしたもののなんといってもバーディが少な過ぎ、調子の波をつかむことができなかった。3バーディ、2ボギー。ガルシア...
1997/08/15米国男子

ジョン・デイリー、4アンダーで首位へ。丸山茂樹、惜しい 2アンダー4位発進!

リードを奪ったのはなんとジョン・デイリー。初めて脚光をあびたあの全米オープンをほうふつとさせるようなゴルフだった。ドライバーをほとんど使うことなく、手堅くグリーンを攻めての4アンダー。 こころなしか、細くなったように見える。「ダイエットしたんだ」と言う。酒もやめた、タバコもやめた。暴れん坊のデイリーではなく、優等生になってしまったのだという。このところダーティイメージが強かったデイリー。もし復活するとしたら、こんなに素晴らしい舞台はない。全米オープンで誕生し、全米プロで再生する? 前週のビュイックで2位と好調なフィニッシュだった尾崎直道だが、「このコースはラフが池に見えるよ」と言う。池? ウィ...
2022/05/23全米プロゴルフ選手権

トーマスが7打差逆転し全米プロ2勝目 松山と星野は60位

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 最終日(22日)◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70) ジャスティン・トーマスがウィル・ザラトリスとのプレーオフを制し、2017年に続く大会2勝目を飾った。メジャー2勝目でツアー通算15勝目となった。 7打差7位から出て5バーディ、2ボギーの「67」をマーク。通算5アンダーでザラトリスとのプレーオフに持ち込んだ。13番(パー5)、17番、18番の3ホール合計で争うプレーオフを2バーディとして、1バーディのザラトリスを退けた。最終日7打差からの逆転劇は1978年のジョン・マハフィーに並ぶ大会記録。 後続に3打差の単独首位から出たル...
2022/05/20全米プロゴルフ選手権

マキロイが8年ぶりメジャーVへ首位発進 松山英樹、稲森佑貴が56位

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 初日(19日)◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70) プロゴルファー世界一を決める2022年のメジャー第2戦が開幕。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が7バーディ、2ボギーの「65」をマークして5アンダーの単独首位発進に成功した。2014年以来となる大会3勝目、メジャー通算5勝目へ好スタートを切った。 ウィル・ザラトリスとトム・ホジーが1打差の2位。さらに1打差の3アンダー4位にマット・クーチャー、ジャスティン・トーマス、アブラム・アンセル(メキシコ)が並んだ。 世界ランキング1位、「マスターズ」からのメジャー2連勝がかかるスコッ...
2022/05/17全米プロゴルフ選手権

ミケルソン不在の全米プロ 松山英樹、ウッズら参戦 デシャンボーの電撃復帰は?

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70) 今季メジャー第2戦、プロゴルファー世界一を決める大会が19日(木)に開幕する。昨年メジャー最年長優勝(50歳11カ月7日)の金字塔を打ち立てたフィル・ミケルソンが、まさかの出場辞退を発表。ディフェンディングチャンピオン不在の一戦となる。 オーガスタナショナルGCの改修にも携わったコース設計家、故ペリー・マックスウェルが手掛けたオクラホマ州サザンヒルズCCがメジャー大会をホストするのは8回目(全米プロ5回、全米オープン3回)。当初はニュージャージー州のトランプナショナルGCで行う予定だ...
2022/09/25米国男子

米国選抜が4ポイント差で最終日へ 松山英樹は大会初白星と3敗目

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 3日目(24日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71) 午前にフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)4マッチ、午後にフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)4マッチが行われた。米国選抜がそれぞれ2勝2敗、1勝3敗として、3日間の通算ポイントは11対7。前日から2ポイント詰められたが、9大会連続の優勝に王手をかけた。 世界選抜の松山英樹はフォアサムでアダム・スコット(オーストラリア)と組み、キャメロン・ヤング&コリン・モリカワ組を3&2...
2022/09/24米国男子

松山英樹&キム・ジュヒョン組は黒星 米国選抜がリード広げる

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 2日目(23日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71) フォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用)での5マッチが行われ、米国が3勝2分けでリードを広げた。前日からの通算ポイントは8対2で3日目を迎える。 世界選抜の松山英樹はチーム最年少、20歳キム・ジュヒョン(韓国)と組み、パトリック・カントレー&ザンダー・シャウフェレに3&2(2ホール残して3ダウン)で敗れた。9ホール終了時点で5ダウンと前半から劣勢を強いられた。 先陣を切ったアダム・スコット&キャメロン・デービスのオ...
2022/09/23米国男子

松山&スコット組は大敗 米国選抜が5戦4勝で発進

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 初日(22日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71) 世界選抜(欧州を除く)と米国選抜との対抗戦が開幕した。初日はフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)のダブルス5試合が行われ、米国が4勝1敗で発進した。 世界選抜の先陣を切った松山英樹&アダム・スコット(オーストラリア)はパトリック・カントレー&ザンダー・シャウフェレに1ホールしか奪えず、6&5(5ホールを残して6ダウン)で大敗した。 キム・ジュヒョン&イ・キョンフンの韓国組、イム・ソンジェ(韓国)&コーリー・コナーズ(カナダ)も...
2022/09/21米国男子

“エース”松山英樹が世界選抜をけん引 敵地で米国選抜と激突

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 事前情報◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71) 新型コロナウイルス感染拡大によって延期されていた2年に1度の米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の対抗戦が、22日(木)から行われる。オーストラリアのロイヤルメルボルンGCで開催された前回2019年大会に勝利し、8連勝中の米国選抜がホームに世界選抜を迎える。通算の対戦成績も米国選抜が11勝1分け1敗と圧倒的だ。 ホームの米国選抜を率いる主将のデービス・ラブIIIは、初日のダブルス5マッチをフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)から始めるこ...
2022/04/11マスターズ

世界1位シェフラーがメジャー初V 松山英樹14位で連覇ならず

◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(10日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72) 世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーがメジャー初優勝を飾った。2日目からトップの座を譲ることなく、この日は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」でただ一人の2桁アンダーとなる通算10アンダーを記録した。2月「WMフェニックスオープン」での初優勝を皮切りに直近6戦4勝。破竹の勢いで頂点に立ち、前年覇者の松山英樹も出席する表彰式で栄光のグリーンジャケットに袖を通した。 ロリー・マキロイ(北アイルランド)が最終日の大会ベストスコアに並ぶ「64」の猛チャージを見せて通算7アン...
2022/04/10マスターズ

松山英樹は11打差14位後退で連覇厳しく 世界1位シェフラーが首位キープ

◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72) 風に加え、一気に気温も冷え込んだムービングデー。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが単独トップをキープして、メジャー初優勝をかけたラスト18ホールを迎える。最終18番でティショットを左の茂みに打ち込み、アンプレアブルとした最終18番をボギーでしのぎ、「71」で通算9アンダーとしてホールアウト。後続との差は5打から3打に縮まった。 タフなコンディションでベストスコア「68」をマークしたキャメロン・スミス(オーストラリア)が6アンダー2位。イム・ソンジェ(韓国)が4アンダー3...
2022/04/09マスターズ

松山英樹が5打差2位で連覇かけ週末へ 復帰戦ウッズも予選通過

◇メジャー第1戦◇マスターズ 2日目(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72) 世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが7バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算8アンダーまで伸ばして単独首位に浮上した。36ホール終了時点で後続に5打差をつけたのは大会史上5人目(1946年ハーマン・カイザー、1975年ジャック・ニクラス、1976年レイモンド・フロイド、2015年ジョーダン・スピース)。過去4人はいずれも優勝を飾っている。 大会史上4人目の連覇を目指す松山英樹は19位から出て4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。トータル3アンダーで初日首位のイム・ソン...
2022/04/08マスターズ

松山英樹が連覇へ5打差19位発進 大けがから復帰のウッズ10位

◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(7日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72) 今季メジャー初戦となるゴルフの祭典が開幕し、イム・ソンジェ(韓国)が1イーグル5バーディ、2ボギーの「67」で回り、5アンダーで単独首位発進を決めた。 3月「ザ・プレーヤーズ選手権」をはじめ今季2勝と好調のキャメロン・スミス(オーストラリア)が1打差2位。オーガスタでは11月開催だった2020年大会でイムとともに2位に入っている。 世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが20年大会覇者のダスティン・ジョンソン、16年大会覇者のダニー・ウィレット(イングランド)、ホアキン・ニーマン...
2022/07/16全英オープン

キャメロン・スミス首位浮上 桂川有人が18位 松山英樹55位で決勝ラウンドへ

◇メジャー第4戦◇全英オープン 2日目(15日)◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72) 世界ランキング6位のキャメロン・スミス(オーストラリア)がメジャー初勝利に向け単独首位に浮上した。3位から1イーグル6バーディのベストスコア「64」をマークし、通算13アンダー。2位のキャメロン・ヤングに2打差をつけて第150回大会を折り返した。 全英オープンで8年ぶり、2勝目がかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)は2位から「68」で、10アンダーの3位に一歩後退。ビクトル・ホブラン(ノルウェー)と並んだ。メジャー2勝のダスティン・ジョンソンが9アンダーで5位...
2022/07/15全英オープン

聖地でマキロイが2打差2位発進 松山英樹、桂川有人35位

◇メジャー第4戦◇全英オープン 初日(14日)◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72) 第150回の記念大会が“ゴルフの聖地”セントアンドリュースで開幕。8バーディ「64」をマークしたキャメロン・ヤングが8アンダーの単独首位発進を決めた。米下部コーンフェリーツアー2勝の25歳。メジャーでレギュラーツアー初優勝を狙う。 2014年大会を制したロリー・マキロイ(北アイルランド)が「66」で回り、首位と2打差の6アンダー2位につけた。メジャー初勝利がかかるキャメロン・スミス(オーストラリア)がロバート・ディンウィディ(イングランド)と並び5アンダー3位。 4...
2022/07/12全英オープン

全英史上最高額 “聖地”での150回大会にウッズ参戦 松山英樹は3年ぶり出場

◇メジャー第4戦◇全英オープン 事前情報◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72) 1860年に第1回大会が始まった世界最古のゴルフトーナメント「全英オープン」の150回大会が14日、開幕する。舞台は“ゴルフの聖地”と称されるセントアンドリュースで、2015年大会以来7年ぶりの開催。開幕前に発表された賞金総額は前年比21%増の1400万ドル(約19億2000万円)で大会史上最高額となる。優勝賞金は250万ドル(約3億4300万円)。 最大の注目は、自動車事故による長期離脱からの復帰戦となった4月の「マスターズ」直後から大会出場に意欲を示してきたタイガー・...