2019/10/29優勝セッティング

柏原明日架 異色のウッド5本スタイルは不動

大会名:NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 日時:10月24日(木)~27日(日) 開催コース:マスターズGC(兵庫県) 優勝者:柏原明日架 柏原明日架が最終日に6打差を逆転し、9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ」に続く、ツアー通算2勝目を挙げた。 初優勝大会から、契約するキャロウェイゴルフのクラブに変更はない。賞金ランキング44位だった昨季の終盤にフェアウェイウッドを4本にし、ツアーでは珍しい4、7、9、11番の構成としている。 首位タイで迎えた17番(パー3)では昨季UTからチェンジした11番ウッドを使い、一組後ろで最終組のイ・ボミ(韓国)を突き放す会心のバーディを奪った。「シ...
2019/10/28優勝セッティング

歴史的偉業を支えたタイガー・ウッズの14本

大会:ZOZOチャンピオンシップ 日時:2019年10月24日(木)~28日(月) 開催コース:アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(千葉県) 優勝者:タイガー・ウッズ 初日から首位を守り切ったタイガー・ウッズが、2位の松山英樹に3打差をつける通算19アンダーで完全優勝を果たした。大雨の影響で2日目が中止となり、日曜日に第3ラウンドと最終ラウンド、翌月曜日に最終ラウンドの残りが行われるなど変則的な状況下でも冷静だった。日本初開催の米ツアーで、サム・スニードが持つ最多勝利記録に並ぶ通算82勝目に到達した。 今年4月の「マスターズ」以来の勝利。当時からのギア変更点は2つ。フェアウェイウッドの...
2019/10/01優勝セッティング

ウッドを5本投入 キャロウェイ契約・柏原明日架の優勝ギア

大会名:ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 日時:9月27日(金)~29日(日) 開催コース:利府GC(宮城県) 優勝者:柏原明日架 23歳の柏原明日架が最終日に2打差を逆転し、プロ6年目で悲願のツアー初優勝を飾った。使用クラブは用具契約を結ぶキャロウェイの14本。ウッドを5本入れているのが、特徴的だ。 1Wはエピック フラッシュ サブゼロを使用し、今大会からシャフトを三菱ケミカル ディアマナ RF60に戻した。ティショットの平均飛距離は242.67ydを記録した。 フェアウェイウッドは賞金ランキング44位で終わった昨季の11月から4本入れ、現在はローグ(4番、7番、9番、11番)で構成する...
2019/09/30優勝セッティング

武藤俊憲の4季ぶりVを呼んだ 9月新発売のアイアン

大会:パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 日時:2019年9月26日(木)~29日(日) 開催コース:東広野ゴルフ倶楽部(兵庫県) 優勝者:武藤俊憲 最終日に単独首位からスタートした武藤俊憲が4季ぶりの優勝を飾った。厳しいラフが待ち受けたコースで、全選手中最多の26バーディを記録。前年度の賞金王・今平周吾には4打差、今季賞金ランキングトップの石川遼には5打差をつけて退けた。 今シーズンのはじめから使用してきたプロトタイプのアイアンは、今月20日に「ミズノプロ120」として発売されたばかり。ミズノの“王道マッスルバック”の最新モデルだ(ハーフキャビティ構造の「520」、ダブルポケットキ...
2019/10/07優勝セッティング

今季からキャロウェイと1W契約 S.ノリスの優勝クラブ

大会名:トップ杯東海クラシック 日時:2019年10月3日~6日 開催コース:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知) 優勝者:ショーン・ノリス 単独首位からスタートしたショーン・ノリス(南アフリカ)が後続に1打差の通算9アンダーで優勝し、2018年11月「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来となるツアー4勝目を挙げた。 クラブは契約フリーだった昨季からキャロウェイで統一し、今季は同社と1Wのみ使用契約を結んだ。昨年の優勝ではローグ ドライバーをバッグに挿していたが、今回は今年2月発売のエピック フラッシュ サブゼロ ドライバーで勝利を手にした。シャフトは昨年と同モデルながら、長さ...
2019/10/15優勝セッティング

偶然出合ったパター 黄アルムの優勝ギア

大会:スタンレーレディス 日時:2019年10月11日(金)~13日(日) 開催コース:東名CC (静岡) 優勝者:黄アルム 黄アルム(韓国)が27ホール短縮競技を制して今季初優勝を挙げた。台風19号の影響で大会2日目が中止となり、最終日は9ホールに短縮され、ツアー初の無観客試合として行われた。使用クラブは用具契約するオノフが中心で、パターは今大会前にピン シグマ2 アーナ パターに変更した。 ウッド系は今季開幕からグローブライド オノフの2019年モデルを投入してきたが、6月の「アースモンダミンカップ」を前に、3勝した昨季に使用したグローブライド オノフ ドライバー 黒やグローブライド オノ...
2019/10/15優勝セッティング

新作1Wもテスト中 今平周吾はシーズン中盤から3W投入

大会名:ブリヂストンオープン 日時:2019年10月10日(木)~13日(日) 開催コース:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉) 優勝者:今平周吾 台風19号の影響で週末の競技が中止された36ホール決戦を今平周吾が制した。前年度の賞金王は大会連覇でツアー通算3勝目。一昨年には3位に入った試合で、ことしも相性の良さを発揮した。 前年大会ではシャフト長の違うSWを2本キャディバッグに入れていたが、ことしは1本。当時は1Wの次に長いクラブが5Wだったが、4つのメジャーをすべて経験したことしは、5月から3Wを投入した。6月末の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」から(テーラーメイドのM5)...
2019/10/21優勝セッティング

6817ydをドライバーで制圧 チャン・キムの勝利の14本

大会名:日本オープンゴルフ選手権競技 日時:2019年10月17日(木)~21日(日) 開催コース:古賀ゴルフ・クラブ(福岡) 優勝者:チャン・キム 連日の日没サスペンデッドで、決勝ラウンドに進出した多くの選手が長丁場を強いられた最終日にチャン・キムが激闘を制した。5オーバーの17位タイで迎えた最終ラウンドで今大会ベストスコアに並ぶ「67」をマーク。通算1オーバーで年間3勝を挙げた2017年以来の勝利を日本のメジャー大会で飾った。 6817ydというコンパクトな古賀ゴルフ・クラブでは2008年大会で片山晋呉が1Wを使わずに優勝した。11年後の大会で勝ったのは日本ツアー屈指の飛ばし屋。「日本オー...
2019/10/21優勝セッティング

古江彩佳のアマチュア優勝を支えた14本

大会名:富士通レディース 日時:10月18日(金)~20日(日) 開催コース:東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 優勝者:古江彩佳 19歳の古江彩佳が史上7人目のアマチュア優勝を達成した。パター以外の使用クラブは中学1年からモニターとしてサポートを受けるブリヂストンで揃える。奇しくも最終日はブリヂストン契約プロの三ヶ島かな、高橋彩華と同組でのプレーとなった。 優勝スピーチでは「ドライバーが好き。フェアウェイキープしてそこから乗っけて、というのが自分の持ち味かなと思います」と話した。大会を通じた平均ディスタンスは240.833ydで12位、42ホール中34ホールでフェアウェイをとらえた。パー...
2019/08/12優勝セッティング

パッティングが安定 ペ・ソンウのツアー初優勝を支えたギア

大会名:北海道meijiカップ 日時:2019年8月9日(金)~11日(日) 開催コース:札幌国際CC島松コース (北海道) 優勝者:ペ・ソンウ 日本ツアー参戦1年目の25歳ペ・ソンウ(韓国)がプレーオフでテレサ・ルー(台湾)を破り、ツアー初優勝を果たした。 大会を通じてのフェアウェイキープ率は79%、パーオン率は76%とショットも安定したが、李進伍キャディは「今週はパットでミスをしなかった」とグリーン上を勝因にあげた。 シーズン当初から「スコッティ・キャメロン フューチュラX5」のプロトタイプを使用。この大会の平均パット数は全体9位の27.67だった。初日の15番では9mをねじ込みバーディを...
2019/08/19優勝セッティング

穴井詩 2年ぶりVは自腹購入のアイアンで

大会名:NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 日時:2019年8月16日(金)~18日(日) 開催コース:軽井沢72ゴルフ北コース(長野県) 優勝者:穴井詩 穴井詩がプレーオフを制し、2年ぶりとなるツアー3勝目を挙げた。3日間を通し、1イーグル16バーディと攻めのゴルフを披露した。ドライビングディスタンスは278ydで1位をマークし、今大会でも飛ばし屋の本領を発揮した。フェアウェイキープ率は64%と低迷したが、パーオン率が83%で全体2位と2打目以降でカバーした。 アイアンは「ミズノ JPX919 ツアー アイアン」で米国からの逆輸入品。メジャー4勝のブルックス・ケプカが使用するものと同じJPX...
2019/09/17優勝セッティング

新発売の5Wも逆転Vに貢献! 浅地洋佑の14本

大会名: ANAオープンゴルフトーナメント 日時:9月12日(木)~9月15日(日) 開催コース:札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道) 優勝者:浅地洋佑 5打差11位から出た浅地洋佑が7バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。通算16アンダーで首位に5人が並んだプレーオフ(18番の繰り返し)1ホール目に唯一のバーディを奪い、ツアー2勝目を挙げた。 クラブは2016年から契約を結ぶグローブライドのオノフ中心で揃え、今週からは8月31日に発売されたばかりのフェアウェイウッド「グローブライド オノフ フェアウェイアームズ KURO」(5番18度)を投入した。 「めちゃめちゃ多用しました。最終日も...
2019/09/24優勝セッティング

大逆転Vを決めた渋野日向子の14本 優勝クラブの変遷は

大会名:デサントレディース東海クラシック 日時:9月20日(金)~9月22日(日) 開催コース:新南愛知CC美浜コース(愛知県) 優勝者:渋野日向子 渋野日向子がツアー自己ベストの「64」をマークし、8打差をひっくり返す大逆転で今季国内ツアー3勝目を挙げた。獲得賞金は目標の1億円を突破。次のターゲットを賞金タイトルに定め、残り10試合に迫ったシーズン終盤戦を戦う。 使用クラブは、8月に制した海外メジャー「AIG全英女子オープン」から大きな変更はない。以前の国内2勝を含めてユーティリティ(ピン G410 ハイブリッド)は3番(19度)と4番(22度)の構成だったが、今回は3番を抜いて同モデルの5...
2019/09/23優勝セッティング

「日本でも賞金をたくさん獲得したい」史上初の日・韓・亜共催覇者の優勝ギア

大会:シンハン ドンヘ オープン 日時:2019年9月19日(木)~22日(日) 開催コース:ベアーズベストチェオンナGC(韓国) 優勝者:ジェイビー・クルーガー(南アフリカ) 韓国で開催された史上初の日・韓・亜3ツアー共催競技を制したのは、欧州ツアーやアジアンツアーを主戦場とする南アフリカの33歳・ジェイビー・クルーガー。首位と2打差の2位から出た最終日を無傷の6バーディ「65」でプレー。通算15アンダーで逆転し優勝カップを手にした。 「自分が主に練習している故郷のコースもジャック・ニクラスのコースだから、ラインも似ているし、芝生も似ている」とコースとの好相性を勝因に挙げた。 4日間を通して...
2019/09/16優勝セッティング

高精度のショットで独走V 畑岡奈紗の優勝ギア

大会:日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 日時:2019年9月12日(木)~15日(日) 開催コース:チェリーヒルズGC(兵庫県) 優勝者:畑岡奈紗 大会4日間を通して60台を並べたのは畑岡奈紗ただひとり。2位に8打差をつける圧勝で国内メジャー3勝目を達成した4日間のスタッツは、フェアウェイキープ率が78.6%で全体19位。パーオン率は86.1%で同1位を記録した。 大会開幕前の火曜日、畑岡はメーカースタッフに開口一番、ウェッジの距離感のズレを訴えたという。試合になると飛び過ぎる傾向を感じていたという畑岡は、弾道測定器で3本のウェッジの距離を再確認した。測ってみると、想定通りの数字だったた...
2019/09/10優勝セッティング

イ・ミニョン 新投入の超高額パターで引き寄せたツアー5勝目

大会名:ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 日時:2019年9月6日(木)~8日(日) 開催コース:GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県) 優勝者:イ・ミニョン(韓国) 最終日最終組で申ジエ(韓国)、浅井咲希との熾烈な争いを制し、今季2勝目を挙げたイ・ミニョン(韓国)。今大会から投入したのが、「スコッティキャメロン T2 GSSツアー350」のプロトタイプだ。 2カ月ほど前にメーカーのパター担当者を通じて依頼したアメリカ製のカスタムメイドが今週手元に届き、5日(木)のプロアマ戦でテストしただけで、実戦投入した。今季初勝利を挙げた5月「ほけんの窓口レディース」はマレット型の「スコッ...
2019/09/09優勝セッティング

59ホール連続ボギーなし パク・サンヒョンの逆転優勝を支えた14本

大会名:フジサンケイクラシック 日時:2019年9月5日(木)~9月8日(日) 開催コース:富士桜カントリー倶楽部(山梨県) 優勝者:パク・サンヒョン 初日の後半13番(パー3)でボギーを喫して以降、59ホール連続ボギーなしという安定感抜群のゴルフで逆転優勝を飾ったパク・サンヒョン(韓国)。4日間を通してのパーキープ率は驚異の97.22%(1位)をマークした。 ドライバーはタイトリストの「TS3」を使用。平均飛距離は293.25yd(52位)で、フェアウェイキープ率は71.15%(13位)だった。「基本的にパワーがそんなにないので、高さだったり、スピンをかけるのはユーティリティの方が調整できる...
2019/07/09優勝セッティング

1Wシャフトを変更 雨中の名門コースを制した渋野日向子のギア

大会名: 資生堂アネッサレディスオープン 日時:7月4日(木)~7月7日(日) 開催コース:戸塚CC(神奈川県) 優勝者:渋野日向子 20歳の渋野日向子が今季2勝目を挙げた。通算12アンダーで並んだイ・ミニョン(韓国)をプレーオフ1ホール目で破った。初優勝した5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」から1Wのシャフトを変更。ダイナミックなショットで、かつて男子ツアーの会場にもなった名門コースでの戦いを制した。 14本は用具使用契約を結ぶピンのクラブを使用。同社の担当者・須藤亮さんによれば、「14本をすごくこだわり抜くタイプではないが、どのクラブも豪快に振れる。...
2019/07/08優勝セッティング

キャロウェイ契約 石川遼の「日本プロ」初制覇を支えた14本

大会名:日本プロゴルフ選手権大会 日時:7月4日(木)~7月7日(日) 開催コース:いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県) 優勝者:石川遼 キャロウェイゴルフと用具契約を結ぶ石川遼が、3年ぶりのツアー通算15勝目をメジャーで飾った。シード最終年だったが、今回の優勝で5年シードを獲得した。 長く悩んでいたドライバーショットが前週から好調をキープ。ドライビングディスタンスは平均で315yd(全体2位)をマークした。初めて回るコースでフェアウェイキープは62.50%、パーオン率は63.89%にとどまったが、平均パットが1.5870で全体2位だった。 2ラウンドした最終日は、午前中の第3ラウンド...
2021/09/28優勝セッティング

アイアンのこだわりは「球の拾いやすさ」 西村優菜の優勝ギア

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日(26日)◇利府GC (宮城)◇6591yd(パー72) 西村優菜が自身初となる2週連続優勝でツアー4勝目を挙げた。優勝クラブは前週と変わらない。ショートアイアンを得意とし、大会を通じてのパーオン率は80%(43/54)と安定していた。 アイアンはキャロウェイ X FORGED STAR アイアンを愛用。こだわりについて「まず球の拾いやすさ。あとドローヒッターなので、しっかりとつかまってくれること。球の高さがしっかりと出て、かつ、そんな弱い球じゃないかどうかは見ます」と説明した。 前半6番では140ydから7Iでピン手前2mにつけてバーデ...