2014/03/13堀尾研仁のスイング解析レッスン

第2回 左右に散らばる原因は?

左右どちらのミスも出る インサイドアウト軌道 今回はヘッドスピード48m/sのアマチュアゴルファーが登場。番手ごとの飛距離が長いのは利点ですが、飛距離があるだけに、左右の散らばりがスコアに大きく影響しているようす。自分のスイングを正確に分析し、まずはスイングのクセと傾向を知ることが上達への第一歩。ボールが左右に散らばってしまう原因を解明し、飛距離のアドバンテージをスコアに活かしましょう! 【プロフィール】 河本 宏文さん ・年齢:39歳 ・平均スコア:120~130 ・ヘッドスピード:48m/s 左右に散らばる弾道とミート率の低さが悩み 「ドライバーはプッシュアウトが多いのですが、たまに強いフ...
2014/04/10堀尾研仁のスイング解析レッスン

第6回 諸刃の剣 アッパーブロー

いわゆるあおり打ち! タイミングが狂えば大曲がり 河本さんの悩みは、右にも左にも散ってしまうドライバーショット。河本さんのスイングを「M-Tracer」で解析したところ、軌道はインサイドアウトで、インパクト時のフェース角もクローズ寄りになってしまっていることが分かった。では河本さんのアタック角はどうなっているのか? さっそくチェックしてみよう。 【プロフィール】 河本 宏文さん ・年齢:39歳 ・平均スコア:120~130 ・ヘッドスピード:48m/s 「フェースの真ん中になかなか当たらない」 河本さん「ドライバーはプッシュアウトが多いのですが、たまに強いフックが出たりして安定しません。普段は...
2014/04/24堀尾研仁のスイング解析レッスン

第8回 方向の安定性を高める

方向性の安定のカギはシャフトローテーション 同じようにスイングしているつもりでも、球がばらついて方向性が安定しないのは、シャフトのローテーションが関係しているかもしれない。今回は「シャフトローテーション」、つまりシャフトの回転角を「M-Tracer」でチェック。この数値は、アドレスのスクエアな状態から、スイング中にどれだけフェース(シャフト)が回転したかを表す数値。この数値は、高ければ良いというわけではない。まずは正木さんのシャフト回転角を確認してみよう。 【正木 佳基さん】 ・年齢:36歳 ・平均スコア:95~100 ・ヘッドスピード:40m/s 「スライスもあればフェードも。曲がり幅が安定...
2014/04/03堀尾研仁のスイング解析レッスン

第5回 ボールが飛ばない原因は?

ドライバーの強いダウンブロー は飛距離ロスの原因に 「M-Tracer」で解析した正木さんのスイングデータは、アウトサイドイン軌道、フェースオープンのほかにも、スライスの原因をとらえていた。思い通りの球を打つには、スイング軌道に加え、インパクト時のヘッドの動き方が重要だ。今回は、インパクト時にボールに対してフェースがどの角度で当たっているかを示す「アタック角」をチェック。この角度によって、効率の良い直進性の高い球が出るかどうかが決まる大切な要素だ。正木さんのアタック角はどうなっているのか? さっそく確認してみよう。 【プロフィール】 正木 佳基さん ・年齢:36歳 ・平均スコア:95~100 ...
2014/05/15堀尾研仁のスイング解析レッスン

第11回 シャンクのメカニズム

シャンクが起こるしくみは? 突然あらぬ方向に飛んでいくシャンク。一度出ると精神的ダメージが大きく、クセになりがちで、アイアンを打つのが怖くなってしまうほどの痛いミスだ。しかもなかなか自分で原因が究明できないのが、シャンクの厄介なところ。今回は計測中に河本さんが打ったシャンクのデータを元に、シャンクの予防法と出てしまった時の対処法を紹介しよう。 【プロフィール】 河本 宏文さん ・年齢:39歳 ・平均スコア:120~130 ・ヘッドスピード:48m/s 「恐れると余計に出るシャンク。対処法が知りたいです」 河本さん「アイアンはトップが多いんですが、突然シャンクも出るんです。一度出ると怖くなって振...
2014/05/08堀尾研仁のスイング解析レッスン

第10回 アプローチのミスを減らすには?

スコアに直結するアプローチのミス アプローチショットはコントロールを要するため、フルショットに比べて難易度が高い。フルショットは、選択したクラブでしっかり打てば、想定された距離を打つことができるが、アプローチのコントロールショットは、振り幅などで距離を計算して打たなくてはならず、“ざっくり”や“トップ”のミスが生まれがちだ。どうすればこのようなミスが減らせるだろうか? アプローチでのトップが悩みという河本さんのスイングデータを見ながら、効果的な練習方法を堀尾プロに聞いた。 【プロフィール】 河本 宏文さん ・年齢:39歳 ・平均スコア:120~130 ・ヘッドスピード:48m/s 「ウ...
2014/05/22堀尾研仁のスイング解析レッスン

第12回 バンカーからの脱出法

練習の機会が少ないバンカーショット バンカーを苦手とするアマチュアゴルファーは少なくない。さまざまなシチュエーションで、高い対応力を求められる難関にもかかわらず、実際に練習できる環境はコース以外には少なく、練習する機会が少ないやっかいな存在だ。アマチュアゴルファーの正木さんは、バンカーから脱出できるときとできないときがあると、お悩みの様子。堀尾プロにアマチュアがどうすればバンカーショットが上手くなるかを聞いた。 【プロフィール】 正木 佳基さん ・年齢:36歳 ・平均スコア:95~100 ・ヘッドスピード:40m/s 「バンカーから確実に脱出するコツを教えてほしいです」 正木さん「バンカ...
2014/04/17堀尾研仁のスイング解析レッスン

第7回 飛距離アップの肝は!?

飛距離のロスが数値で分かる 「M-Tracer」は、曲がりに関することだけでなく、どれだけ効率良くスイングできているかも数値で見ることができる。それが“ナチュラルアンコック”。インパクトにかけてヘッドを加速させるために必要な動きで、ダウンスイングにおけるグリップの減速率を表した数値だ。この数値が高いほど、トップで蓄積したエネルギーを解放させ、効率良くヘッドを加速させることができているということなのだ。では、正木さんのナチュラルアンコックはどれくらいの数値を示しているのだろう? 【プロフィール】 正木 佳基さん ・年齢:36歳 ・平均スコア:95~100 ・ヘッドスピード:40m/s 「曲が...
2014/05/01堀尾研仁のスイング解析レッスン

第9回 ミスショットを減らすには?

グッドショットは“テンポ”が命! ゴルフの上手い人ほど、同じテンポでスイングしている。それは一定のテンポでスイングできれば、スイングの再現性も高まるから。つまり毎回同じテンポで振れるようになれば、ミスショットは減らすことができるのだ。「M-Tracer」は、スイングテンポの計測も可能。テークバックとダウンスイングの時間を計測し、グラフィックで表示してくれるので、自分のスイングテンポをビジュアルで確認することができる。そこで、左右にばらつきショットが安定しないとお悩みの河本さんのスイングテンポを見てみよう。どのようになっているのだろうか? 【プロフィール】 河本 宏文さん ・年齢:39歳 ・平均...
2010/01/08上達ヒントの宝箱

利き目を知ってスイング向上

利き目を知ってスイング向上 ダーツの練習ではありませんよ。今回は自分の利き目を知って、それが及ぼす影響を知り、スイングの向上に役立てるというレッスンです! あなたの利き目はどっち? 自分の利き目を
2017/08/291分スイング

元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】

/吉田洋一郎 (※音声は合成です) 1978年生まれ、北海道出身。海外のスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。D.レッドベターを2度にわたり日本へ招聘し、レッスンメソッドを直接学ぶ。世界各地で最新理論の収集と研究活動を積極的に行っている。
2020/04/15女子プロレスキュー!

練習ボールを挟む意味って何? 熊谷かほ

?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 ミート率を上げるおすすめの練習法は、ゴムボールを両腕に挟んで行うドリルです。レッスン誌やウェブでよく見かける方法だと思いますが、今回はこのドリルが、どのような目的でどのような
2020/10/21女子プロレスキュー!

フルスイングでつくる飛距離の壁を超える術 押尾紗樹

、またその7割が10割…と、どんどんスピード感の上限が下がってしまいます。 2. 下半身リード練習はスライスの元 飛距離アップのレッスンでよく耳にするのが、「切り返しで下半身を先行させ、手が遅れて
2011/04/20サイエンスフィット

肩と脇を締めて安定した軌道を目指す!

気力を失いがちな、万年不安定ショットに喝!! ・サイエンスフィットアカデミーのラウンドレッスン 今回の受講者は・・・ ヘッドスピードの平均42m/sに対して、飛距離は220ヤードくらい出ています。この…
2011/03/30サイエンスフィット

スライスもフックもなんでもアリの乱れをリセット!

、スイングの問題を徹底的に改善したいですね」 【参加者募集】サイエンスフィットアカデミーのラウンドレッスン 今回の受講者は・・・ ダウンスイングでどのようにクラブが降りてくるか。この挙動がその人の、本来の球筋…
2010/03/31サイエンスフィット

今回の成果「スライスを秒殺!憧れのドロー回転へ!」

コースではドライバーがすべてスライスという平尾さん。しかし、右にしか行かない根本原因は意外と単純で、超高速処置が自慢のサイエンスフィット・スーパーレッスンの中でも、極めて異例のスピードで、スライスの…