2024/05/09振るBODYメソッド

夏までにちゃんとねじれる体づくり 「ねん転体操」はーじめーるよー♪

飛ばすためにも重要なのが上下のねん転差。下半身はどっしり構えつつおへそから上をひねってねん転できる体を作りましょう。ねん転差を生むストレッチを2回に分けて紹介します。今回は基礎編です。 (1)正面を向いてクラブを両手で持ちます。 (2) 右足を一歩前、左足を一歩後ろに開き、右ひざを90度に曲げて沈み込みます。それと同時に両手で持ったクラブを肩の高さに上げます。このとき、体重が左右の足に均等に乗るように注意しましょう。 (3) 顔とおヘソは正面を向いたまま、クラブは床と平行に保ったまま、上半身を右に90度ひねります。お腹から上を回すイメージで、腕が常に胸の前にいるようにゆっくり動かしましょう。...
2024/05/16振るBODYメソッド

夏には飛ばし屋に大変身!「ねん転体操第2」さあ、やってみよう

前回に続き、ねん転差を作るための動きをご紹介します。前回は背筋を伸ばした状態でしたが、今回はより実際のスイングに近い動きになるよう前傾姿勢をキープします。正しい体の動き方をマスターしましょう。 (1) 正面を向いて床と平行になるようにクラブを両手で持ちます。クラブを持つ手はグリップに近いように、右手のひらが上、左手のひらが下を向くようにしましょう。 (2) 右足を前に出し、左足を後ろに下げます。腰から上を曲げて前傾させましょう。 (3) 頭が動かないように注意しながら、左肩があごの下に来るまで胸を回してクラブを上げていきます。 (4) クラブを上げた時に体が傾いたりしないよう、軸をキープ。両...
2024/05/30振るBODYメソッド

超!地味だけど効果は絶大 スウェー防止&捻転差トレーニング

飛ばそうと意識しすぎて、バックスイングで大きく右に動いたり、インパクトで左に動き過ぎたりしていませんか?スイング中の腰の横移動は、実際はほんの少しで良いんです。クラブを杖代わりにした腰振りトレーニングで、正しい腰の動く幅と回転の動きを確認しましょう。 (1)足を肩幅に開き、アドレスと同じように軽くヒザを曲げます。両手でクラブを持ち、ヒジをのばした状態で杖を地面につくようにセットします。 (2)スイングのイメージで、腰を右→左と回します。ついたクラブを中心に、おへそが左右それぞれ20度くらいは回るように動かしましょう。 (3)アドレスと同じように背筋は伸ばしたまま。体が箱に入っているようなイメ...
2024/06/13振るBODYメソッド

1日20回でまるで別人に 「脱!手打ちトレーニング」Here we go!

「ハンドファースト」を意識しすぎて手打ちになっている方必見。今回は肩・胸・腰の一体感を持たせて、ボディターンでしっかり球をつかまえるためのトレーニングです。実際のスイングに近い動きで、正しい体の使い方を身につけましょう。 (1)クラブを床と平行になるよう胸の高さに当て(ヘッドが右にくるように)、両手で抱えるように持ちます。アイアンを打つ際のアドレスと同じ足幅に開き、前傾してヒザを少し曲げましょう。クラブを肩の高さで持つことで、肩の回転がイメージしやすくなります。 (2)頭を動かさず、トップの位置まで肩を右に回転させます。左肩がアゴの下にくるまで胸をしっかり回しましょう。 (3)スイングのよ...
2024/06/27振るBODYメソッド

下半身のエンジン「モモ裏」強化 / 鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.1

今季絶好調の鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。まずはウォーミングアップ&ラウンド後のアフターケアにも効果的な、モモ裏を伸ばすストレッチ。鈴木愛はトレーニングの始めに行い、背中や股関節を伸ばすのにも効果絶大だという。 (1)右足を前、左足を後ろに引いて、クラウチングスタートのような姿勢を作ります。両ひざは90度を意識して曲げ、両手は右足の両わきにつきます。 (2)手のひらを床につけたまま、お尻を上げて左ひざを伸ばします。この際手のひらが床から離れないように。伸ばして・曲げてを15回繰り返しましょ...
2024/07/11振るBODYメソッド

全身を使って打てる「骨盤トレ」/ 鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.2

今季好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第2回は骨盤ストレッチ。腕・肩甲骨・お腹・骨盤を含めて、全身を連動させたスイングに効果的だ。 (1)足は腰幅、手を肩幅に広げて四つん這いになります。つま先を立て、手のひらとつま先でしっかり床をとらえるように意識しましょう。 (2)足の幅が狭すぎたり、広すぎたりすると力が入りにくくなります。つま先を立てないと、足から骨盤にかけての動きが悪くくなってしまうので注意。 (3)手のひらで床を真下に押しながら、骨盤を立てるように背中を丸めていきま...
2024/07/25振るBODYメソッド

自分史上最高の捻転差!「捻じりトレ」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.3

今季好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第3回は上下の捻転差を生むために、胸の回転を促すトレーニング。下半身は固定して、胸をしっかり回すやり方を紹介する。 (1)基本姿勢は第2回と同じで四つん這いになります。左手は床につけたまま、右手のひらを後頭部に添えます。 (2)右ひじが左腕にくっつくぐらい、上半身を左側にひねって胸を閉じます。この際、顔は左を向いてOK。 (3)続けて右ひじが天井を向くまで胸を開きます。左手は床につけたまま、右手のひらも後頭部から外れないように注意しましょう...
2023/10/12振るBODYメソッド

良い子はスピースの真似をしないように…「左ヒジ引け防止」のお手軽エクササイズ

米ツアー13勝のジョーダン・スピースの左ひじの使い方と、アマチュアの方の左ひじ引けは似ていて非なるもの。アマチュアの方のように、前傾が起き上がってフォローで左ヒジを後ろに引いてしまうクセがあると、インパクトでクラブが吊り上がって打点がズレやすくなります。そしてボールに当たらないからといって無理に当てようとしたり、アドレスでボールに近づいたり…と、それだと根本的な解決にはなりません。 左ヒジを引いてしまう原因のひとつは、左肩が硬くて外側に回らないこと。本来フォロースルーで左肩が外側に回って、左ひじは畳まれていくのが自然です。1ステップでできる簡単なエクササイズで、肩からしっかり腕を回す動きを身に...
2023/10/26振るBODYメソッド

「下半身リード」ってこんな感覚かッ! “手打ち番長”必見のエクササイズ

「腰をちゃんと回そう」という意識はあっても、上半身やヒザを動かすだけで腰を回した気になっていませんか?今回はクラブを使った簡単なエクササイズで、腰を回転させる感覚を体で覚えてもらいます。 クラブを両手で持ってヒザ立ちになります。クラブがなくても、上半身が固定できるように正面の壁などに手をついた形でもOKです。 (1)体の中心は動かさず、背筋を伸ばしたまま腰だけを捻ります(左腰を回す)。 (2)このとき肩が動かないように注意しましょう。 (3)腰だけを回転させると、本来45度くらいが限度。おへそがちょっと正面から左横を向くくらいでOKです。20回を目安に行いましょう。 上半身が止まって下半身だ...
2023/11/09振るBODYメソッド

ジョン・デーリーのスイングがいつまでもカッコいいのは何故?「広背筋」のおかげです

大きくてキレイなフォローを作るためには、インパクト直後に右ヒジを縮めないことがポイント。インパクト直後にヒジを曲げてしまうと、ヘッドに急ブレーキがかかって、力が自分に返って来てケガにもつながります。また、フォローに向けて右ひじが伸びていくことで遠心力が発生しますが、その遠心力に対抗するためには広背筋のストレッチが大切です。今回は、背中からわきの下、腕へとつながる広背筋を伸ばす動きを紹介します。 肩幅の広さで足を開き少しヒザを曲げ、両腕をまっすぐに伸ばした状態でクラブを床につきます。 (1)お辞儀をするように上半身を曲げていきます。 (2)頭を腕よりも下に沈め、腰を落としていきます。 (3)2...
2023/11/30振るBODYメソッド

忘れていませんか?「腕」のストレッチ 帰りの常磐道で上腕どう?

ラウンド前や練習前のストレッチはやるけど、プレー後のケアは意外と忘れがち。そんなことないよ!という方でも、上腕や前腕など腕のストレッチを怠っていませんか?今回は、帰りの車ですぐにできる腕に効くストレッチをご紹介します。 右腕を伸ばした状態で、手首の付け根とヒジ内側のちょうど中間の辺りを左手で押さえます。 (1)軽く押さえて揉むだけ! (2)左手で腕をつまんだまま右腕をブラブラ ブラブラすることで、張っている部分がほぐれてきます。高速の渋滞で動かない時や、信号待ちの時などハンドルを握った状態でもいいので、数秒間やるだけでも効果的です。 ちなみに、アマチュアに多い“ゴルフヒジ”は右ひじの内側で...
2023/12/14振るBODYメソッド

1日10回の“猫トレ”でこの冬ちゃんと「ハンドファースト」!

今回は、「インパクトで早くリリースしちゃう!」とか、「ハンドファーストが上手くできない」という方にお勧めの上腕トレーニングを紹介します。アーリーリリースやハンドファーストが作れない人にとって、意外と見過ごされがちなのが、右手首から前腕にかけてのトレーニング。特にクラブがオーバースペックの人などは、硬くて重いシャフトを使っていると、クラブのスピードやパワーに耐え切れずに右手首の角度がほどけ、リリースが早まりがちです。前腕から手首にかけてを鍛えることで、手首の角度をキープできるようになるでしょう。 わきを締めてひじを90度に曲げます。軽くこぶしを握って、手のひら側に下げた状態からスタートします。...
2023/12/28振るBODYメソッド

1日10回の”逆招き猫”でこの冬しっかり「掌屈」!

前回ご紹介した上腕&手首の背屈(手首を手の甲側に折る動き)トレーニングに続いて、今回は“猫トレ”第2弾です。招き猫の手(足?)の動きとは逆で、上腕に加えて、手首の掌屈(手首を手のひら側に折る動き)を意識した動きです。 スイング中のトップオブポジションでは左手掌屈・右手背屈が理想とされ、これをインパクトまでキープできれば、ボールを力強く押せるなどインパクト効率は上がります。上腕&手首を鍛えることで、クラブの重さやスイング中の遠心力に負けず、正しい形で手首をキープできるようになります。 ひじを90度に曲げて、わきを締めます。軽くこぶしを握って、手のひらを上に向けた状態からスタートします(まずは右...
2024/01/11振るBODYメソッド

この冬は黙って猫トレ!両手でやると効果が“ニャン倍”にも

冬の寒~いゴルフの前にやっておきたい、上腕と手首の背屈(手の甲側に折る動き)&掌屈(手のひら側に折る動き)のトレーニングをこれまでご紹介しました。今回はその応用編!片手ずつ行っていたトレーニングを、両手で行い、よりスイングに近い上腕と手首の連動を意識します。 両ひじを90度に曲げて、わきを軽く締めます。こぶしを握って、手のひらを下に向けた状態からスタートします。 (1)まずは背屈の動き。右手、左手と交互に背屈するように動かします。ヒジが体から離れないように注意しましょう。 (2)続いて掌屈の動き。手のひらを上に向けて、右手、左手と交互に掌屈するように動かします。これを10回繰り返します。 (...
2024/08/08振るBODYメソッド

地味だけどまぁキツイ!Let’s“尻トレ”/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.4

今季好調をキープしている鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第4回は体の左右のブレをなくすための「お尻トレ」を紹介する。 (1)基本姿勢は第2、3回と同じ。四つん這いになります。そして右足を体の真横に伸ばした状態からスタート。 (2)手は肩幅、顔は下を向けたまま、右足を上に上げて浮かせた状態をキープ。高く上げなくても、足を浮かせた状態を維持できればOKです。 (3)足を上げるときに体が左に倒れたり、左ひじを曲がたりしないように注意しましょう。上げるのがキツイ方は、足を下ろしたまま右のお尻にグッと力...
2024/08/22振るBODYメソッド

ネジネジネジ…ヴ~!体全体をまるで「雑巾しぼり」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.5

今シーズン好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第5回は体をひねる動作を強化する「腹筋トレーニング」を紹介する。 ひざまずきの姿勢からトレーニングスタート (1)左足を前にして足を前後に広げ、右ひざを床について、ひざまずくポーズからスタート。クラブやスティックなどを持ちましょう。 (2)右ひざを浮かし、左ひざは90度をキープ。お腹が出っ張らないよう背筋を伸ばし、おへそに力を入れます。両腕を伸ばして肩の高さまで上げます。 (3)顔・おへそ・下半身は正面を向いたまま、右肩があごの下に...
2022/03/31振るBODYメソッド

肋骨のストレッチで手打ちを防止

ゴルフのスイングは上半身と下半身のねじりを使って飛ばすため、身体の硬さはミスを招きます。ねじりを加えるために特に重要なのが、広背筋と肋骨(ろっこつ)。前回の連載で広背筋を取り上げたので、今回は肋骨付近の筋肉の柔軟性を高めるストレッチです。 ねじりをしっかり作れないと、手打ちになるため、左右に散るボールが出てしまいます。ダウンスイングで調整して真っ直ぐ飛ばせる場合はありますが、再現性はとても低いです。力がしっかりボールに伝わらないため、飛距離も低下します。 肋骨付近の筋肉は呼吸に関わるため、呼吸筋とも言われています。肋骨付近の筋肉が固まると呼吸が浅くなり、血流が悪くなります。代謝も低下して、肩こ...
2022/04/21振るBODYメソッド

良いスイングと良い姿勢をつくる捻転エクササイズ

ゴルフスイングは、テークバックで上半身と下半身を大きくねじることで、飛距離アップやスライス防止などの効果が期待できます。しかし、この「体をねじる」動きは日常生活の中であまりなく、意識して動かしていないと、どんどんねじれなくなってくるのです。とくに猫背になっている方は要注意。背中が丸まっていると、深くねじる動きはできません。今回ご紹介する捻転力アップのエクササイズで、良いスイングと良い姿勢をつくりましょう。 体にねじる動きを覚えこませるエクササイズ (1)仰向けに寝て両手を広げ、ひざを直角に曲げた状態のまま足を少し浮かせます (2)足を浮かせてひざの角度をキープしたまま、体をねじって足を右側に...
2022/05/12振るBODYメソッド

下半身の“踏ん張り力”アップでスイング安定

スイングを安定させるには、土台となる下半身の“踏ん張る力”が重要です。特にテークバックで右足を踏ん張れないと、クラブの上がる位置がインサイドになりすぎて軌道が乱れたり、トップで左足に体重が乗るリバースピボットになったりして、スライスを始めとした様々なミスにつながります。今回ご紹介する“踏ん張り力”を鍛えるエクササイズで、スイングの基礎レベルアップを図りましょう。また、下半身の血行促進効果も期待できるので、デスクワークが多い方にもオススメです。 (1) 直立した状態から両足のスタンスを肩幅よりも少し広めにとり、両腕を地面と平行になるように正面へ持ち上げます (2) 両腕を地面と平行に保ったまま...
2022/05/26振るBODYメソッド

ブレないスイングを作るためのバランス向上エクササイズ

前回は下半身の筋力アップエクササイズを紹介しましたが、スイングを安定させるためには、体のバランスを取る能力も大切な要素となります。スイング中の体のぐらつきは、スイング軌道の乱れに直結します。特に普段から硬いソールの革靴やヒールの高い靴を履く機会が多い方、歩行時につまずきやすい方は、バランス能力の低下に注意が必要です。今回ご紹介するバランス能力向上エクササイズで、ミスの出にくいスイングを作りましょう。 ジャンプ&片足立ちエクササイズ (1) 両足で真上にジャンプし、右足だけで着地します (2) 片足立ちのまま、スイング時のようにひざを軽く曲げて上体を前傾させ、その体勢を3秒間キープします (3...