2016/09/12新製品レポート

「削り出しに新デザインのTR溝を搭載」ピン ヴォルト アンサー2 パター

【ミーやん】国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝した鈴木愛プロが使用していたパターです。VAULT(ヴォルト)というのは、ツアーで優勝したパターを黄金で制作し、そのパターを保管している米国ピン本社の倉庫の名前です。素材と製法にこだわった高級モデルで、ブレード型2モデル、マレット型2モデルがラインナップされています。 【ツルさん】ブレード型のヘッドは、303ステンレスの削り出し。ミーリングされたフェース面もインサートではありません。打点がズレたときでも同じ転がりが得られる独自のTR溝は、従来は横線だけで構成されていましたが、ヴォルトシリーズではキレイな曲線の組み...
2016/09/08新製品レポート

「意外に強い球が打てる軽量長尺」マルマン マジェスティ プレステジオ 9 ドライバー

【ミーやん】高級ブランドのマジェスティのなかでも、フラッグシップモデルになるのがプレステジオ。長さは、メーカーカタログ値で47.5インチ。R&Aの計測方式だとルール限界の長さなのに、総重量260グラム台という超軽量ドライバーです。お値段にもビックリなんですが、長さと軽さにもビックリのクラブです。 【ツルさん】お値段、23万円(税抜)ですからねー。フェースもソールも、まばゆいばかりに金ピカ。一点のゆがみもないように、職人さんによって磨きが掛けられています。高級ブランドだけあって、マジェスティはクラブの仕上げだけでなく、歴代モデルが性能にも優れているんですよね。この新作も試打するのが楽しみです。 ...
2016/09/07新製品レポート

「1度刻みでロフト角を選べる」ミズノ T7 ウェッジ

【ミーやん】ミズノの新しいウェッジは、なんとロフト角が1度刻みでラインアップされています。44から62度まで、バウンス角の違いを入れると25モデルもあります。55度や57度の奇数ロフトは別注対応になっていますが、それにしてもスゴイですね。 【ツルさん】ミズノはこの新ウェッジで、ヘッドスピードによって飛距離が違うのでロフト角を選びましょうという啓発をしています。例えば100ヤードを打ちたい場合、ヘッドスピード46ms/ならロフト角54度、42m/sだとロフト角50度が最適なロフト角になります。ロフト角ありきで距離を考えるのではなく、打ちたい距離からロフト角を選びましょう、という話です。ゴルフは距...
2016/09/05新製品レポート

「いかにもミズノらしい軟鉄鍛造」ミズノ MP-66 アイアン

【ミーやん】MPシリーズの最新作が『MP-66』です。ミズノの養老工場のクラフトマンがプロの要望に応えて、球を包み込んで打てるイメージのヘッド形状に仕上げたとか。いわゆる“和顔”と呼ばれるヘッド形状が採用されています。 【ツルさん】ヒール側が少し高くて、トウ側の頂点がヒール側に寄っていると“和顔”に見えるんですよね。もちろん、そこにはクラフトマンの繊細な技があるんですが、そのあたりを詳しく知りたい方は、ミズノの公式ウェブサイトをチェックしてみてください(笑)。 【ミーやん】ツルさん、ちょっと疑問なんですけど。そもそもミズノって、日本のクラブメーカーでしょう。“和顔”っていうのは当たり前だと思う...
2016/08/24新製品レポート

「軽快に振れてバツグンにつかまる」ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

【ミーやん】プラス2番手の飛距離が得られる“ぶっ飛びアイアン”として大ヒットしたヤマハの『インプレス UD+2 アイアン』。それがシリーズとなって新登場しました。今回試打するのは、そのドライバーです。 【ツルさん】オフセットが付いたヘッド形状をしていて、球がつかまってくれそうな雰囲気のドライバーです。このドライバーは、固定式のネックが採用されているのも特徴ですね。どんな工夫で飛ばせるように作られているのか、試打して検証してみましょう。 【ミーやん】いやー、球がよくつかまります。ボクが打つと中弾道の軽いフックボール。ロフト角9.5度でもよく上がってくれますね。それと金属的な澄んだ打音が心地いい♪...
2016/08/22新製品レポート

「引っ掛けづらい強弾道モデル」ダンロップ スリクソン Z765 ドライバー

【ミーやん】以前にヘッド体積460ccの『スリクソン Z565 ドライバー』を試打しましたが、今回はヘッド体積445ccの『スリクソン Z765 ドライバー』。契約プロの多くが使うと思われるメインモデルです。 【ツルさん】『スリクソン Z565 ドライバー』よりもシャープ感があって、球筋を打ち分けやすそうな顔つきですね。難しそうにも感じませんし、ちょうどいい投影面積ですね。フェース角はスクエアに見えますが、ロフト角は見えづらい。試打クラブのロフト角は9.5度の表記で、実際のロフト角(リアルロフト角)もそのぐらいでしょう。 【ミーやん】ボクが普通に打つと、強烈なプッシュスライス!頑張って球をつか...
2016/08/29新製品レポート

「ぶっ飛びアイアンがさらに進化」ヤマハ インプレス UD+2 アイアン

【ミーやん】“ぶっ飛びアイアン”として大ヒットしたヤマハの『インプレス UD+2 アイアン』。その二代目となるのがコチラです。プラス2番手の飛距離が得られる性能が、さらにパワーアップしたらしいですよ。 【ツルさん】フェースがソールにまで回り込んだ「新Lユニットフェース」は従来どおり。さらに新モデルではフェースのトウ側とヒール側にサイドスリットを入れることで、オフセンターヒットにも強くなっているとか。さっそく試打してみましょう。 【ミーやん】よく飛びますねー。フェースの弾きが強くて、驚愕の飛びですよ。超ストロングロフトなので飛ぶのは当然と言えそうですが、きちんと球が上がってくれるのがスゴイ。 【...
2016/09/01新製品レポート

「やさしすぎないキャビティ」ロマロ Ray V アイアン

【ミーやん】以前、『Ray V ドライバー』を試打しましたが、今回はアイアンです。バリバリの上級者向けかと思いきや、ヘッドは少し大きめで、球をつかまえやすそうな形状。構えたときには安心感があります。それとバックフェースのデザインが、カッコいいですねー。 【ツルさん】フェースはS25Cの軟鉄鍛造、ボディは8620という素材の軟鉄鋳造。軟鉄を複合したポケットキャビティ構造という、とても凝った作りのアイアンです。どんな性能なのか楽しみですね。 【ミーやん】打感はおとなしいです。バックフェースの形状から察すると弾きが良さそうなのですが、振動が抑えられていてフォージドらしいフィーリングです。 【ツルさん...
2016/08/31新製品レポート

「安定スピンと高初速で飛ばせる」プロギア RS ドライバー

【ミーやん】プロギアの新製品は「iD」や「ナブラ」といった冠が省かれて、分かりやすくRS(リアル・スポーツ)だけの名称になりました。ドライバーは、スタンダードモデルの『RS ドライバー』と、フェード
2016/09/29新製品レポート

「やさしいだけじゃないハイテク系」キャロウェイ STEELHEAD XR アイアン

【ミーやん】『STEELHEAD XR アイアン』は、キャロウェイのやさしいアイアンの最新作です。アニカ・ソレンスタムが向かうところ敵ナシの最強時代に使っていたのが、『X-12』や『X-14』でしたが、そういったモデルの面影を持つアイアンになっています。 【ツルさん】ホーゼルが貫通しているキャロウェイ独自のデザインが、久しぶりに採用されていますよね。360度カップフェースなどの最新設計も取り入れられています。あれ? 意外とグースが少ないモデルなんですね。 【ミーやん】セミラージサイズのヘッドは、トップブレードが厚め。けれど、グースが少なめでスッキリした顔つき。このモデルはプログレッシブオフセッ...
2016/09/15新製品レポート

「構えやすさと球のつかまり度がアップ」テーラーメイド グローレ F2 ドライバー

【ミーやん】女子プロや男子シニアプロ、アマチュアにも人気だった『グローレ F』の二代目が登場しました!通称は『グローレ F2』だそうです。一見したところ、デザインは初代モデルとソックリですが、性能はどうなんでしょうか。楽しみですね。 【ツルさん】前モデルは、扱いやすい万人向けのヘッド性能と、しっとりとした打感がナイスなクラブでした。つい先日も知り合いが持っていた初代『グローレ F ドライバー』を打たせてもらったのですが、「いいドライバーだなぁ」と実感しました。果たして、新モデルはどう進化しているのか。今回は、ミーやんから試打をどうぞ! 【ミーやん】おっと、いきなりナイスショットを打てちゃいまし...
2016/07/28新製品レポート

「余計な動きをしない最新素材のシャフト」三菱レイヨン ディアマナ BF

【ミーやん】ディアマナの新モデルは、ブルー基調の落ち着いたカラーリング。BFという名称は、「ブルー・フォース」の略だそうです。 【ツルさん】新しい『ディアマナ BFシリーズ』は、「青マナ」の後継となるモデル。素直なしなりでプロからの評価が高い歴代「青マナ」シリーズですが、もともとクセのないタイプのシャフトだけに、新作がどのように進化しているのか楽しみですね。 【ミーやん】メーカーのカタログによると、航空宇宙グレードの高強度炭素繊維「MR70」とボロン繊維を複合成型した素材をシャフト先端部に使って、インパクト効率を高めているとか。打ってみると、60グラム台のSでもしっかり感があって、キリッとした...
2016/01/14新製品レポート

「ハードヒッター御用達モデル」キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー

【ミーやん】『キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー』は、石川遼プロが使用しているモデル。国内メジャー初優勝となった「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では、このヘッドにツアー AD DI-9(X)のシャフトを差して使っていたようです。 【ツルさん】ダブルダイヤモンドのテクノロジー的な特徴は、上下を反転させてヘッドの重心高さを変えられる「グラビティーコア」が搭載されているところ。従来モデルではウエイトポートがソール中央に配置されていましたが、新モデルではトゥとヒールの2カ所に増やされて、配置場所を選べるようになりました。 【ミーやん】ウエイトポートは2カ...
2016/01/21新製品レポート

「期待を裏切らない安定感」ダンロップ ゼクシオ ナイン ドライバー

【ミーやん】2年に一度の周期で新モデルがリリースされているゼクシオ。『ゼクシオ ナイン ドライバー』という名の通り、この最新モデルがゼクシオの9代目になります。歴代モデルが売り上げナンバーワンを誇っているモンスタークラブだけに、新モデルの性能が気になります! 【ツルさん】構えてみると、いつもながらキレイなヘッド形状ですね。フェース上部とクラウンとの境目のマスキングの処理が考え抜かれていて、ロフトが大きく見えて安心感があると同時にフックフェースに見えないようにも工夫されています。本当に構えやすいです。 【ミーやん】打ってみると、ゼクシオのサウンドは健在です。爽快感のある打球音が心地よいですね~♪...
2015/11/12新製品レポート

「テーラーメイド史上、最強のドライバー」テーラーメイド M1 460 ドライバー

【ミーやん】テーラーメイドの新シリーズは、「R」ではなくて「M」になりました! ドライバーは、ヘッド体積が430ccと460ccの2タイプ。いちばんの特徴は、クラウンの大部分にカーボン素材が使われていることです。今回試打するのは、460ccの『テーラーメイド M1 460 ドライバー』。ロフトは10.5度です。 【ツルさん】カーボンの編み目がそのままヘッドのデザインに生かされていて、とてもカッコいいですよね。それに、めちゃめちゃ構えやすい! フェースの見え方、クラウンのツートンカラー、ヘッドシェイプのすべてに文句の付けようがありません。アライメントを取りやすくて、すんなりテークバックをスタート...
2015/11/19新製品レポート

「万人受けする第二のクロカゲ」三菱レイヨン KUROKAGE XM

【ミーやん】PGAのトッププロが使用したことで、日本でもイッキに有名になった三菱レイヨンのクロカゲ。その第2弾として登場したのが、こちらの『KUROKAGE XM』です。 【ツルさん】新モデルの『KUROKAGE XM』は、多くの最新ドライバーのカスタムシャフトとしても採用されていますよね。どんなふうに仕上がっているのか、楽しみです! 【ミーやん】おやっ? 打ってみると、それほどハードに感じません。従来モデルの『KUROKAGE XT』は、ボクが打つと弾道が低くて球がつかまらなくて、「もう勘弁して!」って感じだったのですが、このモデルならイケちゃいますよ。普通に振れちゃいます。 【ツルさん】『...
2015/11/05新製品レポート

「超ディープフェースで高初速」プロギア 赤egg ドライバー

【ミーやん】プロギアの新しいeggドライバーには、SLEルール適合モデル(赤)と高反発モデル(金)の2つがラインアップされています。今回試打するのは、ルール適合の通称、赤eggドライバーのほうです。 【ツルさん】非常識をコンセプトにしているeggブランドだけど、今回のドライバーも見た目からしてスゴイ。ゲンコツみたいな塊感のあるヘッド形状で、超ディープフェースです。メーカー資料のよると、一般的なドライバーよりもフェース面積が約1.2倍もあるらしいですよ。さっそく、ミーやんから試打をどうぞ。 【ミーやん】構えてみると、ヘッド形状に少し違和感があります……。シャフトの手元側が太くて、専用グリップも太...
2015/07/02新製品レポート

「小ぶりなヘッドでオートマチックに打てる」ナイキ メソッド コンバージ パター S2-12

【ミーやん】ナイキのボールには、コアに独自開発したレジンという素材が使われているのが特徴ですが、クラブの素材にも使われ始めています。ヴェイパーシリーズではドライバーのヘッドの一部に、こちらのパターシリーズにもフェースインサートとボディにレジンは使われています。 【ツルさん】このパターは、ヘッドの赤い部分がレジン素材になっているようです。メソッド コンバージのシリーズにはいろんなモデルがありますが、『S2-12』を手に取るのは初めて。宇宙船のような面白いヘッドデザインですね。 【ミーやん】実物を見ると、ヘッドは「カタマリ感」があって、意外と小ぶりなんですよね。オデッセイの♯7シリーズのような、ア...