2022/06/29進藤大典ヤーデージブック

カッコいい結婚記念日V シャウフェレは“世界一”のオールラウンドプレーヤー【進藤大典キャディ解説】

ザンダー・シャウフェレが「トラベラーズ選手権」で今季2勝目をつかみました。昨夏「東京五輪」での金メダル獲得を思い浮かべるファンの方も多いと思いますが、個人戦でのPGAツアー優勝となると、2019年1月「セントリートーナメントofチャンピオンズ」以来。実に3年半近く遠ざかっていたのです。 4月のダブルス戦「チューリッヒクラシック」で一緒にタイトルをつかんだパトリック・カントレーとの最終日最終組。首位スタートながら最終18番のティイングエリアに立ったときは、今季何度か優勝争いに加わっているルーキー、サヒス・ティーガラを1打差で追う展開でした。 1組前でプレーするティーガラが左サイドのフェアウェイバ...
2021/07/28進藤大典ヤーデージブック

【進藤キャディ解説】フェードボールが“栄光への架け橋” カスミの難関18番で金メダルをつかめ

29日(木)に男子から開幕を迎える5年ぶりのオリンピックゴルフ競技。埼玉県の霞ヶ関CCを舞台に世界中から集まった選手たちが栄光のメダルをかけて熱い戦いを繰り広げます。1番を中心にアウトコースをチェックした前回に続き、勝負の行方を左右するインコースを見ていきましょう。 13番(男子398yd、女子381yd)、15番(男子403yd、女子350yd)は短いミドルホールですから、積極的にバーディを狙っていきたいところ。17番(男子343yd、女子311yd)もパワーのある男子選手ならワンオンが期待できます。 バックナインで唯一のロングホールとなる14番(男子625yd、女子544yd)ですが、ここ...
2023/06/15米国女子

「超、いいです」勝みなみが米国のホテルに笑顔の理由 今週は新キャディ

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 事前(14日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72) 開幕前日、プロアマ戦の待機選手リストに入っていた勝みなみは練習場での調整で初日に備えることになった。日本ツアーで実績十分でも米ツアーでは一人のルーキー。母国ではプロアマをプレーすることが当たり前だっただけに、時間を持て余しそうでいて、本人は全く気にするそぶりがない。ホテルに帰っても、やることがあるからだ。 米国ではトレーニングジムが設けられたホテルが多い。「毎週ホテルについているので、それがすごくありがたい。日本だと(専門の)ジムに行くしかない...
2023/06/23中古ギア情報

ファウラーとクラークの「中尺VERSA」 中古で見つかる!?

「全米オープン」の最終日最終組を回ったウィンダム・クラークとリッキー・ファウラー。2人が同じモデルのパターを使用していたことが話題となった。もともとは、今年1月にファウラーが自身のキャディが使用する
2005/09/14米国女子

ミッシェル・ウィに“プロ転向”の兆し?

またもミッシェル・ウィのプロ転向が近づいてきている兆しが見られた。15歳の天才少女、ミッシェル・ウィが専属キャディに長年ジュリー・インクスターのキャディを勤めてきたグレッグ・ジョンストンを起用する…
2021/11/24進藤大典ヤーデージブック

【進藤大典キャディ解説】松山英樹の快挙に感涙した2021年 “あの選手”の完全復活にも期待の22年

テーラー・ゴーチの初優勝で幕を閉じた「ザ・RSMクラシック」。この大会で2021年のPGAツアートーナメントは全日程を消化しました。 12月はタイガー・ウッズが主催する「ヒーローワールドチャレンジ」、ダブルス戦の「QBEシュートアウト」といったツアー外競技を残すのみ。2021-22年シーズンは来年1月にハワイで開催される「セントリートーナメントofチャンピオンズ」から再開となります。 振り返ってみれば、これまでにないほど濃密な一年でした。松山英樹選手の「マスターズ」初制覇、日本開催「ZOZOチャンピオンシップ」凱旋Vの感動と興奮が、まるで昨日のことのようによみがえります。 ジョーダン・スピース...
2021/08/25進藤大典ヤーデージブック

【進藤キャディ解説】1975日ぶり2勝目のディナーは寿司 トニー・フィナウは日本食が大好物

6月に仕事の関係で米国を訪れたとき、トニー・フィナウと2度ほど夕食のテーブルを囲む機会がありました。頼んだメニューといえば、焼きそば、ラーメン、うどん、焼きおにぎり(炭水化物ばっかりですね、笑)、揚げ出し豆腐×3皿…とにかく日本食が大好きなんです。身長193㎝の長身選手で、学生時代にプレーしていたバスケットボールでも大学からスカウトされたほどのアスリート。食べる量もすさまじくて驚きました。 そのフィナウが「ザ・ノーザントラスト」で優勝しました。ツアーデビュー翌年の2016年「プエルトリコオープン」で初優勝してから実に1975日。長い長い2勝目までの道のりでした。ちなみに祝勝ディナーは「寿司だね...
2006/05/08プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの主従関係<川原希>

プロゴルファーにとって、キャディは唯一の味方。もちろん、はじめからキャディに何も求めず「ただバッグを運んでくれればいい」と割り切っているプロもいるが、それにしたって選手との“相性の良さ”は最重要事項…
2023/09/13駐在レップ米ツアー東奔西走

桂川有人の単身渡米奮闘記/駐在レップの米ツアー東奔西走Vol.4

いえ、海外転戦は初めての経験。普段は基本的に1人で行動し、キャディは帯同させず、トレーナーやマネジャーもつけていません。どの試合も初めての知らないコースばかりで、慣れないことも多い。言葉や文化の壁も…
2017/10/29GDOEYE

永井花奈と相棒との“ラストラン”

。「ジャストタッチで(左)横から入った。お願いって、感じで」。拳を握ってボールを拾うと、ともにラインを読んだ東勝年(ひがし・かつとし)キャディのもとに向かった。コンビを組んで約1年。単独首位で初の最終日…
2011/11/25GDOEYE

日本プロキャディの草分け、今井哲男氏が引退へ

から身を引く人がいる。 今井哲男さん、49歳。今週、森田理香子のバッグを担ぐ今井さんは、1996年、その頃まだ日本人でプロキャディと呼ばれる人が居なかった時代に、キャディを始めた。「選手からも言われてい…