2016/05/19ツアーギアトレンド

最新モデルの2Iも駆使 薗田峻輔が5位発進

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」は19日、和歌山県の橋本カントリークラブで開幕し、薗田峻輔が5バーディ、2ボギーの「68」(パー71)でプレー。首位と2打差の3アンダー5位と好発進を決めた。 今週はアップダウンが強く、ホール幅が狭い丘陵コースが舞台。まずはフェアウェイキープが求められるティショット対策として、普段入れている5Wに替えて「いつもは風が強いときに使う」という2Iをバッグに挿入した。「5Wはパー5の2打目でグリーンに止めやすいので入れているけど、今週は2オンが狙いにくいロケーションだし、ティショットをノーストレスで打てることを優先した」と説明し、この日は5回ほど手にした...
2017/05/25ツアーギアトレンド

契約プロ以外で唯一のミズノ1W 増田伸洋が6位発進

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(25日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7404yd(パー72) 好スコアが続出した初日、今季6試合で4回予選落ちの増田伸洋が気を吐いた。インコースからスタートし、6バーディ、2ボギーの「68」をマーク。首位と2打差の6位タイ発進とした。 キャディバッグやヘッドカバーのほか、クラブの大半はフォーティーンを使用するが、クラブ契約はフリーで戦っている。1Wは4月の「中日クラウンズ」から使用するミズノの『MP TYPE-1 ドライバー』がフィットしはじめ、「ようやく(14本のクラブが)固まってきた」と納得の表情だ。ミズノ契約の手嶋多一から勧められ...
2017/06/20ツアーギアトレンド

キャロウェイの新型FWが女子ツアー会場にお目見え 上田桃子らがテスト

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(20日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6545yd (パー72) キャロウェイの国内未発表モデル「スティールヘッド XR フェアウェイウッド」が20日、国内ツアー会場では初お披露目され、同社契約プロによるテストが行われた。 この日のテストには、クラブをあまり変えないことで知られる上田桃子も参加した。フェアウェイウッドはここ3年ほど「X HOT フェアウェイウッド」を使い続けている。その間、「X2 HOT」や「XR」、「GBB エピック スター」などのフェアウェイウッドをテストしてきたが、キャディバッグに納めるには至っていない。 フェアウェイウッ...
2017/07/05ツアーギアトレンド

「全英」へ頼れる味方 宮里優作がニューボールを投入

◇国内男子◇長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 事前(5日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72) 賞金ランキングを独走中の宮里優作が今週、契約するブリヂストンスポーツのニューボールを初投入する。前週にメーカーから支給され、「直進性に優れていて、(アイアンの)スピン量が多い自分には朗報」と実戦への使用を即決した。 まだメーカーから発表されていないプロトタイプだが、ボールには『TOUR B X』と刻印されており、宮里が使用していた『ブリヂストン TOUR B330X ボール』の後継モデルであることがうかがえる。 「風にも強くて、...
2017/07/14ツアーギアトレンド

マルマン最新1Wで飛距離アップ 岩橋里衣の首位発進をアシスト

◇国内女子◇サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 初日(14日)◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6667yd(パー72) ツアー未勝利で31歳の岩橋里衣が6バーディ、2ボギーの4アンダー「68」とし、自身初の首位発進を決めた。終盤8番(パー5)で115ydの3打目からピンそば1mにからめて6つ目を奪い、リーダーボードトップの座を射止めた。 幼いころは看護師になる夢を抱いていたが、高校時代に競技ゴルフの楽しさを知ってから本格的にプロを目指した。2014年に28歳でプロテスト合格。7回目の受験だった。昨年末のファイナルQTを18位で通過し、今季は初のフルシーズンを...
2016/10/06ツアーギアトレンド

アイアンシャフト変更の効果 正岡竜二が2打差の好発進

◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 初日(6日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71) 賞金ランク86位につける正岡竜二が6バーディ、1ボギーの「66」でプレーして、5アンダーは首位と2打差、3位の好スタートを決めた。前日に6Iから52度のウェッジまでのアイアンシャフトを変更。日本シャフト社の『N.S.PRO MODUS システム3プラス プロトタイプ』(硬さ:X)の実戦投入で、いきなり上々の滑り出しを見せた。 正岡は前週まで同じ日本シャフト社製の『N.S.PRO MODUS システム5』というツアープロ用のシャフトを使用していた。...
2017/03/17ツアーギアトレンド

葭葉ルミが即投入 新登場のパター専用カーボンシャフト

◇国内女子◇Tポイントレディス 事前情報(16日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6397yd(パー72) アイアンやウェッジへのカーボンシャフト採用がプロゴルフ界でも一般化しつつある中、その流れはパターにも波及しつつあるようだ。今季はクラブ契約フリーで戦う葭葉ルミが、前週「ヨコハマタイヤPRGRレディス」からパターにカーボン製のシャフトを投入。三菱レイヨンが4月に発売予定の『ディアマナ パター P135』で、17日に開幕する「Tポイントレディス」でも継続使用する見込みだ。 パター専用のカーボンシャフトを初めて装着したという葭葉。前週にメーカーから手渡されて試打したところ、「打った感じも、タッチも...
2017/03/10ツアーギアトレンド

飛距離は大幅アップ!葭葉ルミが新シーズンを戦うクラブは?

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 初日(10日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72) プロ6年目、ツアー1勝の23歳・葭葉ルミが4バーディ、1ボギーの「69」でプレーして、3アンダー4位の好スタートを切った。ナイキのゴルフ用具事業撤退を受け、クラブ選びで迷走を続けていた葭葉はどんなセッティングで新シーズンに臨んでいるのか? 1Wは、シャフトメーカーの「ニューアート・クレイジー」(東京都中央区)が販売する「CRAZY」ブランドのオリジナルヘッドCRZ-435だ。「今よりも飛距離が出て打ちやすいものを」とヘッド、シャフトのタイプ別に5種ほどをテストし、選んだ1本だという。 打感の...
2017/03/29ツアーギアトレンド

インパクト解析も可能 大幅に機能強化した弾道解析器がツアー会場に

弾道解析・測定器として石川遼、柏原明日架、永井花奈らが愛用するGC2の新機種が、開幕前日の葛城GCでテストされていた。「ジャパンゴルフフェア2017」でお披露目され、ツアー会場には今週初めて持ち込まれた。 GC4(QUAD)という新モデルは、高解像度&ハイスピードのカメラを4つ(前モデルは2つ)搭載し、クラブパスやアタックアングル、スピン量、スピン軸の傾きなどをより高精度で解析できる。 また、前モデルと比べて球の認識エリアが6倍に広がり、アライメントの自動調整機能が装備されるなど新機能も増えているが、クラブヘッドに専用シールを貼ることでインパクト解析も出来るようになっている点が大きな特徴だ。...
2017/04/14ツアーギアトレンド

MPシリーズ最新1Wで飛距離アップ 手嶋多一が6位浮上

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(14日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71) 22年連続シードを狙う48歳は、今年も健在だ。9位タイから出た手嶋多一が5バーディ、1ボギーの「67」とし、首位と3打差の通算6アンダーの6位タイに浮上。自身の今季初戦で早くも首位争いに加わり、「想像以上にうまくいっていますね」と笑顔を見せた。 今季は、昨年11月に初めて手にした最新1Wも心強い味方になっている。今年3月に発売された、契約するミズノの『MP TYPE-1 ドライバー』で、開発に2年半が費やされたMPシリーズの最新モデルだ。「良いモノにできあがらなければ出さな...
2017/10/05ツアーギアトレンド

金色パターで運気も上昇?手嶋多一が4位発進

◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP 初日(5日)◇京和カントリー倶楽部(愛知)◇7190yd(パー71) 気落ちしていた48歳が“ゴールドパター”の恩恵で息を吹き返した。2試合連続予選落ち中の手嶋多一が6バーディ、ノーボギーの「65」とし、首位と4打差の6アンダー4位の好スタートを切った。 8月「フジサンケイクラシック」で今季初めての予選落ちを喫し、シーズンの連続予選通過が10試合でストップ。さらに直近の2週間も決勝ラウンドに進めず、「あれだけ連続で(予選を)通っていたので、へこみました」と明かす。 今週火曜日に「ちょっと違うことをやろう」とパターの変更を思い立ち、コースにある...
2017/06/09ツアーギアトレンド

マキロイ使用で即投入 葭葉ルミの課題を埋めた新兵器

◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目(9日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6538yd(パー72) 3位タイからスタートした葭葉ルミが6バーディ、2ボギーの「68」とし、首位と1打差の通算9アンダー2位タイで決勝ラウンドに進んだ。ドライビングディスタンス1位(260.23yd)をキープする飛距離とショートゲームが噛み合い、今季初めて2日連続で60台を並べて首位に迫った。 今年からクラブ契約フリーとなった。クレイジーの『CRZ-435 ドライバー』に替え、「20ydは伸びた」と飛距離が大幅にアップ。2打目以降をショートアイアンやウェッジで打てるアドバンテージを得た一方で、狙...
2017/07/27ツアーギアトレンド

アイアン一新の手嶋多一が20年替えられないクラブ

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン初日(27日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県)◇6961yd(パー72) 手嶋多一が多くのクラブを入れ替えて好発進を決めた。アイアンを今月21日に発表されたばかりの『ミズノプロ118』に総入れ替え。手にしてからの事前ラウンドは18ホールだけという“即決ぶり”で、6バーディ「66」は首位に1打差の6アンダー5位タイで滑り出した。 「久しぶりにブレードタイプのアイアンを選んだ」という手嶋が、ニューモデルに納得したのが、前半2番(パー3)でのティショット。打ち下ろしの172ydで8Iを握り、ピンそばにつけて2連続バーディ発進を決めた。おろしたて...
2017/07/30ツアーギアトレンド

あれ?オレンジじゃない 宮本勝昌のボールが白かった理由

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 最終日(30日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県)◇6961yd(パー72) 宮本勝昌は2年半ぶりとなるツアー通算11勝目を飾った「福島オープン」で、お馴染みのオレンジ色にコーティングされたボールを使わなかった。一般的な白いモデルを久々に使い、「いつものオレンジなら、歩いていてすぐに自分のボールだと分かるんだけど。(同伴競技者と)同じ方向に行ったときなんかは、結構ドキドキする」と笑う。 この夏、宮本のボールがオレンジでない理由は単純明快。ブリヂストンスポーツが今秋に発売を控えるニューボールを実戦テストしているからだ。カラーリング加工を施す...
2016/06/23ツアーギアトレンド

「全英」風対策の切り札?“黄色いバナナ”の正体とは

国内男子ツアー「ISPSハンダグローバルカップ」は23日、石川県の朱鷺の台CCで開幕。3週間後に海外メジャー「全英オープン」(7月14日~/ロイヤルトゥルーン)を控える市原弘大が4バーディ、ノーボギー「67」にまとめ、4アンダー14位タイと上位スタートを切った。 「拾って拾って、という感じだった」とショットへの不満を漏らしながらも、手ごたえを深めたのは、風との戦いにもなる「全英」対策として、今週から投入したアイアン型ユーティリティだ。ヘッドがバナナのような鮮やかなイエローで彩られたフォーティーンの『HI-877』で、ロフトは「キャリーで200~210yd」という21度を使用。「全英」初挑戦の4...
2016/05/13ツアーギアトレンド

原江里菜、最新1Wプロトタイプで好発進 同一モデルで池田勇太は…

福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースで開幕した国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」初日、原江里菜が1イーグル、5バーディ2ボギーの「67」(パー72)でプレーして、5アンダー2位でスタートした。 「ティグラウンドに立てば、ターゲット、球筋のイメージがすぐにわく。過去の成績も良いし、気持ち良くプレーできている」。出だし5ホールで4つのバーディを奪うロケットスタート。11番(パー5)、58度のウェッジで放った残り86ydの第3打は、ピン手前に1バウンドしてカップインし、イーグルとして一時首位に立った。 先週の国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパス杯」から、プロギア(PRGR)のプロト...
2016/10/20ツアーギアトレンド

決め手は高弾道 谷原秀人が新アイアンで自己ベスト「62」

◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 初日(20日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇7119yd(パー71) 今週から投入した新アイアンが早くも火を噴いた。賞金ランク2位の谷原秀人が1イーグル、7バーディ、自己ベストスコアを1ストローク更新する「62」でプレー。9アンダーとし、後続に2打のリードをつける単独首位で飛び出した。 10月18日に発売されたばかりの『本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 Vs アイアン』を初めて手にしたのは、開幕前日の19日。「ちょっと打ったらメチャクチャ良かった」と、当日の練習ラウンドを経て、迷いなく投入を決めたという。 決め...
2016/08/17ツアーギアトレンド

尾崎直道らがテーラーメイドの新型シリーズを実戦投入へ

『グローレF2(通称)』が国内シニア会場で初お目見え 19日(金)に静岡・裾野カンツリー倶楽部で開幕する国内シニア「ファンケルクラシック」で、テーラーメイドの新型クラブが契約プロらに配布され、実戦投入に向けて意欲的に調整を進めるプロが続出している。2014年の発売以来、国内シニア、国内女子ツアーでの高い使用率を誇る『グローレF』シリーズの後継モデルとみられる。 17日の練習ラウンドで、ドライバーをはじめ新型クラブ『グローレF2』(通称)のシリーズを早速キャディバッグに入れたのは、国内32勝を誇り、シニアでも2012年に賞金王を獲得した尾崎直道。「スイートスポットが前より大分広がった。全体的に打...
2016/09/13ツアーギアトレンド

石川遼がオデッセイの限定パターをテスト

キャロウェイゴルフ社は13日、今週開幕する国内男子ツアー「ANAオープン」の会場・札幌GC輪厚コースで、24日に発売を予定している『オデッセイ』ブランドの限定モデルパターを初披露。契約プロの石川遼がさっそく練習グリーンでテストした。 まだ正式名称が伏せられている新パターは、現時点では『DYPEモデル』と呼ばれている。ソールデザインには、ドル(Doller)、円(Yen)、ポンド(Pound)、ユーロ(Euro)の主要4通貨の単位記号が散りばめられており、勝つためのパター、すなわち“パット・イズ・マネー”を強調しているらしい。 フェースはツアー使用率ナンバー1の「ホワイトホット」インサートが搭載...
2014/12/02ツアーギアトレンド

片山晋呉に続き石川遼も導入!「ゴルフの竪琴」って何だ?

先週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」で今季初勝利を飾った片山晋呉が、練習場で奇妙な器具を手にしていたのをご存じの方はいるだろうか?ゴルフクラブのシャフトが真ん中からループするような形状になったもので、その名も“ゴルフの竪琴(たてごと)”という。クラブアナリストのマーク金井氏が開発した練習器具で、最終戦を目前にした石川遼もこれに目をつけた。 「先週、片山さんが使っていて、欲しいなぁと。ネットで見つけて発注したんですが、人づてに伝わって今日マークさん本人に持ってきていただいた。僕的にはサプライズでした」 練習器具や練習方法に対する石川の好奇心は旺盛だ。今年は小さな板の上からアプローチ...