2016/12/26新製品レポート

「Wクラウン設計で成熟したUT」プロギア RED ユーティリティ

【ミーやん】プロギアのREDシリーズは、ユーティリティにも独自の「Wクラウン設計」が採用されています。ボディはステンレスですが、クラウンの素材にチタンが使われているのも特徴です。 【ツルさん】同シリーズのフェアウェイウッドはフルチタン製で、ヘッド内部にブリッジ構造のウエイトを配置した凝った作りのモデルでした。ユーティリティでも素材や構造面では抜かりナシです。プロギアのREDシリーズからは、たとえ製造コストは掛かっても性能を引き上げてやろうというメーカーの意図がうかがえますよね。 【ミーやん】ヘッドは大きめで、フェアウェイウッドに近いタイプ。けれど、フェースがあまり前方に出ていないので、ショート...
2016/12/22新製品レポート

「ドライバーとセットで使いたいFW」プロギア RED フェアウェイウッド

【ミーやん】今回試打するのは、プロギアのREDシリーズ。以前にドライバーを試打しましたが、今回はフェアウェイウッドです。ドライバーと同じ「Wクラウン設計」が採用されていて、フェースの広範囲で高初速を達成しているとか。 【ツルさん】クラウンのフェース側に段差が付けられていますが、構えたときに気になるほどではありません。球をつかまえやすそうで、右に抜けなさそうな安心感のある大型ヘッド形状です。以前に試打した『RED ドライバー』は、ポーンと振っても球がラクに上がってつかまる完成度の高いクラブでした。フェアウェイウッドの性能も気になりますね。 【ミーやん】地面から打っても、気持ちよく球が上がってくれ...
2016/12/08新製品レポート

「やさしく飛ばせる進化した青ヘッド」ミズノ JPX900 ドライバー

【ミーやん】JPXシリーズの新ドライバーは、ツヤ消しの青いヘッドで登場しました。ヘッド体積は前モデルよりも10ccアップして450ccに。ヘッド形状が少しシャローになって、構えたときの安心感もアップしています。 【ツルさん】前モデルの『JPX850 ドライバー』は、低スピンで飛ばしやすいモデルでした。ただし、ヘッド自体が小さくて、少しハードに感じる人も多かったんです。この新しい『JPX900 ドライバー』は、構えたときから直線的に打ちやすそうに見えますね。ソールには新たな調整機能も搭載されています。 【ミーやん】ロフト角は、ネックの調整機能で7.5~11.5度まで変えられる仕組み。それに加えて...
2016/11/07新製品レポート

「ティアップしても安定した弾道」ダンロップ スリクソン Z F65 フェアウェイウッド

【ミーやん】新しいスリクソンのシリーズは、もちろんフェアウェイウッドとユーティリティも刷新されています。今回試打する『スリクソン Z F65 フェアウェイウッド』は、ロフト角15度の3番ウッド。13.5度の+3番もラインアップされていますが、ボクが打つとおそらく球が上がらないので、おとなしく15度のほうにしてみました(笑)。 【ツルさん】小ぶりでキレイな丸型ヘッド。いかにもアスリート向けらしい顔つきのクラブですね。特徴的なのは、クラウンに搭載されている「アークサポートチャネル」という逆コの字型の溝です。どんな効果があるんでしょうかね? 【ミーやん】打ってみると、気持ちのいい打音がしますね。高音...
2016/10/06新製品レポート

「高さを出しやすい本格ハーフキャビティ」ブリヂストン TOUR B X-CB アイアン

【ミーやん】「TOUR B」のアイアンは、ハーフキャビティとブレード型の2種類。今回はハーフキャビティの『X-CB』のほうを試打します。ツルさんは、この前モデル『J15 CB』を使っていましたよね? 【ツルさん】そうなんです。『J15 CB』が僕のエースアイアンで、今もシャフト違いで2セットを所有しています。すっきりしたアスリート向けのヘッド形状ながら、幅広のラウンドソールで球が上がりやすくて抜けがいいです。ちょうどいいやさしさを備えているところが気に入っています。新しい『X-CB』は、打点の裏側(Bの刻印が大きく入っている部分)がこれでもかというぐらいに肉厚になっているのが特徴ですね。 【ミ...
2016/10/05新製品レポート

「ほどよい操作性と強弾道を両立」ブリヂストン TOUR B XD-5 ドライバー

【ミーやん】前回はヘッド体積455ccの『TOUR B XD-3 ドライバー』を試打しましたが、今回は460ccの『TOUR B XD-5 ドライバー』です。ヘッド形状は、丸型と洋ナシの中間といったところでしょうか。投影面積が大きくて、現代的なヘッドですね。やさしく打てそうな雰囲気です。 【ツルさん】兄弟モデルだけあって、構えやすさは統一されています。フェースのトップラインとリーディングエッジが平行になるようにデザインされていて、ソールの据わりがいいです。ターゲットに対して、すんなりとヘッドをセットできます。「TOUR B」のシリーズは、こういった部分にもかなりこだわって作られていますね。 【...
2016/10/17新製品レポート

「すべてにおいて前モデルより進化」タイトリスト 917 F2 フェアウェイウッド

【ミーやん】従来の915シリーズには915 Fと915 Fdの2モデルがありましたが、新作の917シリーズでは『917 F2』と『917 F3』という2モデルになりました。ドライバーの917 D2と917 D3からの流れで、名称を変更したと思われます。 【ツルさん】『917 F2』と『917 F3』の違いは、ヘッドサイズとロフトバリエーション。今回試打する『917 F2』には、13.5度から21度までの5種類のロフト角が用意されていますが、ヘッドが小ぶりの『917 F3』には13.5度と15度しかありません。こちらの『917 F2』のほうがスタンダードモデルと言えますね。 【ミーやん】『917...
2016/10/13新製品レポート

「ヘッド形状とデザインが良くなった!」テーラーメイド グローレ F2 アイアン

【ミーやん】今回試打するのは、発売したばかりのグローレ F2 アイアンです。テーラーメイドというと、ウッドを作るのが上手いメーカーというイメージで、正直アイアンの評価はイマイチ。今回は、テーラーメイドも相当に気合いを入れて開発したとか。 【ツルさん】ヘッドは2ピース構造になっていて、ボディは軟鉄鋳造、フェースはクロモリ鋼のフォージド。ソールに貫通型のスピードポケットを搭載しているのは従来どおりですが、新モデルではL字型のカップフェースが採用されているのが特徴ですね。 【ミーやん】ヘッドサイズは、少し大きめでグースが付けられています。前モデルと比べると、すっきりとしたヘッド形状になって構えやすく...
2016/10/12新製品レポート

「コントロールして飛ばせる兄弟モデル」タイトリスト 917 D3 ドライバー

【ミーやん】さて、今回は『917 D3』を試打します。前回の『917 D2』はかなり好感触でしたが、こちらはどうでしょうね?ヘッド体積は440cc。クセのない洋ナシ型のヘッド形状のモデルです。 【ツルさん】構えやすいのは、断然こちらの『917 D3』ですね。440ccのヘッドは、威圧感があるほど小さくは見えませんし、ヘッドをボールの後ろにセットしたときにオープンフェースになりすぎないのもいいですね。ニュートラルなネックポジションでも、スクエアにヘッドをセットしやすい。ロフト9.5度にしては、フェースもよく見えます。 【ミーやん】なるほどー。打ってみると、『917 D2』よりもシビアなクラブに感...
2016/10/31新製品レポート

「ロフト角が立ち気味のアスリート系」本間ゴルフ TW737 Vs アイアン

【ミーやん】本間ゴルフのアイアンには、現在5モデルがラインナップされています。谷原秀人プロの要望で作られたヘッドが大ぶりのブレードタイプ『TW-BM』のほか、TW737シリーズが4モデルです。4つのうち『TW737 P』というのがポケットキャビティで、他の3つはハーフキャビティ。そんで今回試打するのは、『TW737 Vs』というハーフキャビティです。 【ツルさん】なるほどー。5モデルもあると説明も大変ですね(笑)。ハーフキャビティの3つは、兄弟モデルというよりも三つ子のようなモデル。一見しただけでは、どこが違うのか分かりません。3モデルのいちばんの違いはロフト角で、7番アイアンで比べると2度ず...
2016/10/27新製品レポート

「イ・ボミが使用する本格仕様ドライバー」本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 450 ドライバー

【ミーやん】契約プロが大活躍していて、ここ数年で勢いを増している本間ゴルフ!新シリーズのTOUR WORLD TW737(※以下TW737)には、ドライバーが4モデルも用意されています。今回試打するのは、イ・ボミや小田孔明が使用している『TW737 450 ドライバー』。比較のために藤本佳則や岩田寛が使用している『TW737 455 ドライバー』も用意しました。 【ツルさん】4つのモデルは、ヘッド体積、ヘッド形状、重心位置が異なっています。複数のプロの好みやニーズに合わせた結果、この4モデルになったのだと思いますが、はっきり言って一般のゴルファーには違いが非常に分かりづらい(笑)。自分で構えて...
2016/10/26新製品レポート

「心地よい打感の新素材を採用」プロギア RED チタンフェースアイアン

【ミーやん】今回試打するのは、プロギアのREDシリーズ アイアン。従来どおりにチタンフェースを採用したアベレージ向けモデルです。ボディは、光沢を抑えたソフトステンレス。ヘッドの重心を低くするタングステンも搭載されています。 【ツルさん】新モデルには、「FLASH ONE」という新たな振動減衰材も採用されました。薄いチタンフェースによる打感の嫌な振動を、新素材によって抑えているとか。さっそく試打してみましょう。 【ミーやん】なるほどー、打ってみるとフェースの弾きがありつつ、マイルドさが備わっています。絞まった打音がして、フェースでボールを押し込むような心地良さがありますよ! 【ツルさん】新素材に...
2016/10/24新製品レポート

「ラクに振っても飛ばせる超軽量モデル」プロギア RED ドライバー

【ミーやん】アベレージゴルファー向けのプロギアのREDシリーズに、新モデルが登場しました。前作はソールが金ピカだったりして、いかにもシニア向けのクラブといった見た目でしたが、新モデルはブラック基調のカラーリングになりました。従来までの印象がガラリと変わって、ずいぶんカッコよくなりましたよ! 【ツルさん】デザインが若々しく、スタイリッシュになりましたよね。ヘッドの設計にも進化が加えられています。RSシリーズで採用されている「Wクラウン設計」が『RED ドライバー』にも取り入れられていて、フェースの高初速エリアがさらに広がっているとか。46インチの長尺なのに、クラブ総重量が269グラム(M-40シ...
2016/10/10新製品レポート

「驚くほど安定して飛ばしやすい」タイトリスト 917 D2 ドライバー

というワケでもないので。 【ミーやん】次回は兄弟モデル『917 D3』を試打しますが、こちらも楽しみですね!純正シャフトについても次回にレポートすることにしましょう。コーフン冷めやらぬまま、今回はこれにて終了です(笑)。 メトログリーン東陽町
2016/11/10新製品レポート

「軽量スチールのアイアンと相性よし」ダンロップ スリクソン Z H65 ハイブリッド

【ミーやん】前回は同シリーズの『F65 フェアウェイウッド』を試打しましたが、今回はユーティリティです。こちらのモデルにも「アークサポートチャネル」という溝がクラウンに搭載されています。 【ツルさん】クラウンの段差は、構えやすさにも貢献していますよね。ターゲットに対して、ヘッドをスクエアにセットしやすいです。ヘッドは面長。シャフトの中心軸上にフェースのトップラインが位置しているのも、構えやすさのポイントですね。どちらかというと、アイアンのイメージで構えやすいタイプのユーティリティです。 【ミーやん】前回試打した『F65 フェアウェイウッド』と同じように、ボクのスイングでは少し球が上がりづらい。...
2016/09/22新製品レポート

「打ちやすさが劇的に変わる」フジクラMCI SOLID/MILD ウェッジシャフト

【ミーやん】今回試打するのは、フジクラのウェッジ用に開発されたカーボンシャフト。SOLID(ソリッド)とMILD(マイルド)の2種類があって、ソリッドは先中調子、マイルドは中元調子に設計されています。ゴルファーによって、ウェッジのシャフトにも合うタイプがあるらしいですよ。 【ツルさん】僕は以前にも試打したことがあって、ソリッドが気に入っています。ミーやんにはどちらが合うか、ぜひ確かめてみてください。 【ミーやん】まずは30ヤードを狙って打ってみますね。ふむふむ、なるほど・・・。ボクはマイルドのほうがいいですね。計測結果を見ても、マイルドのほうがスピンを掛けやすい! 【ツルさん】中元調子のマイル...
2016/09/21新製品レポート

「右にミスしない大型ヘッド」ヨネックス EZONE XPG タイプHD ドライバー

【ミーやん】すでに発売中のXPGシリーズに、追加モデルとして登場したのがこちらの『XPG タイプHD ドライバー』。カーボンクラウンやタングステン搭載グリップなどの構造は同じですが、ヘッド形状と重心設計が変えられていて、ハイドローを打ちやすい設計になっているそうです。 【ツルさん】最初から2モデルを出さなかったということは、シリーズの発売後に「もう少しラクに球をつかまえたい」という声が多かったのかも知れません。丸くて扁平感があって大きく見えるヘッドは、すでに発売されているスタンダードモデルとそっくりです。シャフトも同じものが採用されています。ヘッド設計だけでどのように弾道が変わっているのか、確...
2016/09/28新製品レポート

「しなりを感じやすい手元調子」USTマミヤ ATTAS PUNCH

【ミーやん】アッタスのシリーズは、早くもこれで八代目になります。その名も「PUNCH(パンチ)」。数字の「8」にちなんでパンチと命名しているようです。鮮やかなイエローのカラーリングが目を引くシャフトですね。 【ツルさん】「アッタス パンチ」は、「アッタス3(サンジョウ)」の後継モデルになるそうです。ということは、手元がしなるタイプのシャフトなんでしょうね。どのように進化しているのか試打して確かめてみましょう。まずは、ミーやんからどうぞ! 【ミーやん】ウッシッシ、これは好感触ですよ!切り返しで手元がしなって、タイミングを取りやすい。そのおかげで芯に当てやすい。 【ツルさん】ミーやん、ナイスショッ...
2016/09/26新製品レポート

「弾きを引き出しやすい万人向け」フジクラ Speeder Evolution III

【ミーやん】走りと弾きで好評のスピーダー エボリューションから第三弾が登場しましたよ。赤を基調にしたカラーリングで、通称は「赤エボ」。初代(青エボ)と二代目(エボII)のいいとこ取りをしたシャフトだそうです。 【ツルさん】初代の青エボは、手元がしっかりしていて先中が走るシャフト。二代目のエボIIは、手元がしなりつつも中間がしっかりしていて弾き感が得られるシャフトでした。三代目はどんなチューニングがされているのか。楽しみですね。 【ミーやん】50グラム台の569と60グラム台の661、どちらもフィーリングはエボIIのほうに近いです。しなりを感じやすくて、切り返しのタイミングが取りやすい。それにエ...