2011/10/27国内シニア

【梅原敦キャディの日本シニアOPレポート<2>】

「日本シニアオープン」初日。芹澤さんは1アンダーの3位タイと好スタートを切りました。 今週は、グリーンの速さと芹澤さんのパットのフィーリングが良い具合でマッチしています。もともと芹澤さんは高速グリーンに強い人ですから、このぐらいスピードがあるグリーンだとイメージが出しやすいのかもしれませんね。 初日の順位としてはもちろん最高だけど、メジャーは何が起こるかわかりません。今年の日本オープンでは、藤田さんは初日9位からのまさかの予選落ち。今日の事は全て忘れて、明日はまたイチから八本松と勝負です。 トップには4アンダーでB・ルアンキットと今日一緒の組でラウンドした室田淳プロ。室田さんは前半早い時点で2...
2011/02/17米国男子

【GDO EYE】石川遼のキャディが米兵にチェンジ!?

米国男子(PGA)ツアー「ノーザントラストオープン」大会前日のプロアマ戦で、10番ティグラウンドにゴルフ場には珍しい迷彩色のビブスを着用した集団を発見した。背中には「MILITARY CADDY(ミリタリーキャディ)」と書かれていた。揃って体格の良い短髪の男たちなので、確認すると、やはり彼らは米軍兵だという。 PGAツアーでは、年に数回米軍兵をプロアマなどのイベントに招待し、プロゴルファーを含めた一般人との交流を深めるはからいをしている。時にはチャリティイベントを実施し、昨年1年間で総額2億円ほどの寄付を集ったという。その寄付金は、戦争で負傷した兵士や遺族などへ贈られる。 今大会では、10番...
2011/04/09マスターズ

【藤田寛之専属キャディ・梅原敦のオーガスタレポート〈8〉】

「マスターズ」2日目。 残念ながら予選を通過する事は出来ませんでした。 今日の藤田さんは振れていなかった。やはり、もの凄いプレッシャーがあったんでしょうね。 絶対に予選を通過したいという思いは当然です。藤田さんにとってオーガスタは、幼い頃からずっとテレビで見てきた憧れの場所だから。昨日の2アンダーも、自分はこれだけやれるんだという自信になったはず。それだけに、今日は悔しくて悔しくて仕方ないと思いますよ。 僕も僕で、何回風を読み間違えたら気が済むんだろ。 でも本当にわかんなかった。 基本の風向きがアゲンストで、セカンド地点で体に感じる風もビュービューのアゲンスト。 けれどグリーン上は全く吹いて...
2011/04/05マスターズ

【藤田寛之専属キャディ・梅原敦のオーガスタレポート〈4〉】

今日は「アーメン・コーナー」の入り口、11番ホールについて。 オーガスタの11番ホールから13番ホールは「アーメン・コーナー」と呼ばれ、神に祈らなければ無事に通れないと言われるほど難しいんです。 11番のミドルホールは505ヤード!これだけの距離があるミドルで、あれだけティショットのターゲットが狭いホールを初めて見ましたよ。両サイドにある高い林の間は、ティーグランドから見ると“隙間”にしか見えません。 その隙間を打っていくんですが、ただ飛ばすだけじゃダメなんです。フェアウェイ左サイドにしっかり300ヤード近く飛ばさないと、セカンドショットでグリーンを狙えません。 藤田さんが快晴無風で会心のティ...
2021/08/23ゴルファーアンケート

ゴルフのベストシーズンはズバリ何月?<ラウンド編>

、「スループレー」は9%に減少した。 3)よくプレーするプランは?セルフ?キャディ付き? GDO会員は「セルフプレー」が圧倒的多数 「セルフプレー」が91%を占めた。さらに女性だと93%に増加。30代…
2021/03/15topics

スタッフの接客が高評価のゴルフ場 最新TOP30(2021年版)

フロント、キャディ、マスター室・・・スタッフの接客応対がすばらしいと、一日を気分よく過ごせるものだ。今回は「スタッフの接客」の口コミ評価に焦点を当ててランキング化した。 【1位】鳴沢ゴルフ倶楽部…
2023/04/13topics

女子ツアーで「GPS距離計の使用はOK」 YES or NO?

、ヤーデージブック(TYB)、そしてGPS距離計の3つを併用しているプロキャディの田渕豊さん(スタジオアリスでは植竹希望のキャディ)に話を聞いてみた。 「使う頻度は、TYB、レーザー距離計、GPS距離計の順です…
2015/11/27中古ギア情報

契約フリー宮里優作が選んだ“男前アイアン”

を実証するゴルフを見せてくれた。 完璧な勝利の要因は、こちらの記事『宮里優作と杉澤キャディのシンプルなメンタルゲーム』でも記されている通り、勝負を決める日曜の朝にキャディとした約束「とにかくボールを
2012/06/06さくらにおまかせ

横峯さくらは4年ぶりの別キャディで挑む!

国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の開幕前日、プロアマ戦に出場した横峯さくら。そのキャディバッグを担いでいたのは、相棒のジョン・ベネット氏ではなく宮本勝昌のエースキャディ、ピーター氏だった。 「今回は臨時ですよ、来週からジョンが戻ります」と話す横峯。聞けば、ジョンのお兄さんが結婚するため、今週はオーストラリアに帰省しているという。そこで、ジョンと親交のあるピーターのところに代役の依頼が入ったということだ。2008年から丸4年間ジョンとコンビを続けている横峯。「気分転換というわけでもないですが、新鮮な気持ちでできれば・・・」と言う。 ゴルフの調子については「感触として...
2022/08/30進藤大典ヤーデージブック

第二の黄金期を迎えるマキロイが背負った“宿命”/進藤大典キャディ解説

PGAツアーの2021-22年シーズンが幕を閉じました。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が史上初となる3度目の年間王者戴冠を達成。初日の出だし1番でいきなりOBを打ってトリプルボギー、ボギー、バーディ、ボギー、バーディ、イーグルと息をつく暇もないようなスタートからの優勝には、1997年の「マスターズ」で初日前半に「40」をたたきながらメジャー初制覇を成し遂げたタイガー・ウッズの姿が重なりました。 6打差でスコッティ・シェフラーを追う最終日、1番でボギーが先行する苦しい展開でした。世界ランキング1位を相手に大量ビハインドですから、一切のミスも許されないと自分自身を追い込んでしまうもの。大きかっ...
2022/06/14進藤大典ヤーデージブック

【進藤大典キャディ解説】“本物”だったマキロイ 新リーグのカギは?

今週はメジャー第3戦「全米オープン」が開催。本来ならゴルファー世界一を決めるトーナメント一色に染まりそうなものですが、ことしはそういうワケにもいかない事情があります。前週初戦が行われたばかりの「リブゴルフ・インビテーショナルシリーズ」を巡ってPGAツアーと新リーグ側の対立が深まっているのですから。 話題先行の感があった新リーグ。映像で見る限り、スタンドや看板といった会場の雰囲気は“お金がかかっているな”という印象。ギャラリーも数多く入って盛り上がっていました。そして、なんといっても巨額の賞金。個人戦と団体戦で優勝したシャール・シュワルツェル(南アフリカ)は475万ドル(約6億4560万円)もの...
2022/05/17進藤大典ヤーデージブック

【進藤大典キャディ解説】松山英樹、スピース…全米プロはハイレベルな一戦に

メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」が目前に迫ってきました。サザンヒルズCCは過去7回メジャーをホストし、2030年の全米プロの舞台にも決まっているオクラホマ州のプライベートコース。19年に改修を挟んでいますが、これまでのメジャーで最も優勝スコアが出た年でも94年にニック・プライス(ジンバブエ)が制した全米プロの通算11アンダー。タイガー・ウッズが制した前回07年大会もトータル8アンダーとタフなコースなのは間違いありません。 フィールドを見渡せば、世界ランキング上位の実力者が順当に調子を上げている印象で、ハイレベルな戦いが期待できそう。世界ランクの上位11人で今季優勝がないのは、コリン・モリ...
2022/05/10進藤大典ヤーデージブック

マックス・ホマに宿る確かな自信【進藤大典キャディ解説】

マックス・ホマが「ウェルズファーゴ選手権」を逆転で制しました。2021-22年シーズン開幕戦「フォーティネット選手権」に続く今季2勝目。シーズン複数回優勝は松山英樹選手、スコッティ・シェフラー(4勝)、キャメロン・スミス、サム・バーンズ(達成順)に続く5人目となりました。 通算8アンダーと優勝スコアが2桁アンダーに届かなかったのは、3月「アーノルド・パーマー招待」(通算5アンダー)に続く今季2度目。大会3勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)らも苦しめた悪天候のタフなコンディションを乗り切ってみせました。 例年ノースカロライナ州クエイルホロークラブ(22年は9月「プレジデンツカップ」の開催コー...
2022/05/03進藤大典ヤーデージブック

“本命”が今季初優勝 ジョン・ラームのすごさとは/進藤大典キャディ解説

ジョン・ラーム(スペイン)が「メキシコオープン」で今季初優勝を飾りました。6シーズン連続の勝利でツアー通算7勝目。DPワールドツアー(欧州ツアー)6勝、ツアー外の2018年「ヒーローワールドチャレンジ」を含めても、初日から首位を守る完全優勝は意外なことにキャリア初でした。 PGAツアーの公式サイトでは、試合ごとに優勝候補予想「パワーランキング」が公開されています。この大会で1番手に推されていたのがラーム。昨年9月に始まった2021-22年シーズン28試合目(対抗戦、ツアー外競技は除く)にして、V候補筆頭の“初勝利”でもありました。世界中から才能が集まる最高峰の舞台。全盛期のタイガー・ウッズは別...