2020/05/04topics

女子プロが選ぶ「最もパットがうまい選手」トップ3

新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕を予定していた3月から中止が続く国内女子ツアー。未だ開催の見通しが立たないなか、GDO編集部では女子プロゴルファーに緊急アンケートを実施しました。賞金シード
1997/03/07国内女子

開幕戦初日トップは原田香里

男子トーナメントより1週間早く始まった女子ツアー。めでたい(?)開幕トップはやはり期待の原田香里。そして2位には昨年初勝利で勢いのある久保樹乃。ことしのトーナメントせは面白くなるぞ。 原田香里はアウト、インともに3つずつのバーディを重ね、ノーボギーのプレー。「今日の目標は2アンダー。1個バーディをとったらもう1個というのではなく、1個とったらもう2個、2個とったら更にもう2個という目標だったんです」 この原田流のよくばり計算式で初日を走った。 久保樹乃も6バーディながら6番の3パットでトータル5アンダー。「昨年の成績がよかったので自信をもってプレーできた」のが好結果を呼んだ。 風が吹くと難しい...
1996/11/24国内女子

井上陽子、追い込んでの初勝利。賞金女王は福嶋晃子に決定

前日「優勝は7アンダーだと思います。でも意識なんてしていません」と言っていた井上陽子が5バーディ2ボギーの素晴らしいプレーを見せて初優勝。「同期の久保樹乃が先に勝ったので、私もがん張ろうと思っていました。でも今年目標に立てていたことが最後の最後で実現するなんて・・」5年間のシード権を得た。 井上は94年のプロ入り。まだ実質プロ2年生。「先生は父」という。おとうさんは大相模のハンディ1という。 福嶋晃子がものすごい追い込みを見せた。7バーディ、ボギーなし。33・32の65。可能性のあった原田香里が75を叩いて後退したのに対して単独2位に入り、文句なしの賞金女王。7059万円の獲得高となった。ちな...
1996/10/06国内女子

塩谷、堂々の逃げ切り。岡本、デービースは追撃に失敗。

本命かと思われていたローラ・デービースは2つオーバー。きざしの見えている感じの岡本綾子もやはりカラ回りで、塩谷育代が結果的には楽勝の展開となった。「最終組で、アメリカでバリバリ活躍している選手たちと一緒で、しかも難しいコンディションの中で勝てたことは、すごく嬉しい。逃げる気持ちはまったくなかった」という塩谷。「最終的な目標は、女子プロ界に名を残せるようなプレーヤーになること」と言い切った。...
1996/09/22国内女子

久保樹乃、逆転の初勝利

「なんとかシード権をとりたい」と無欲の久保樹乃が、まさかの初優勝を飾った。初日こそトップだったが2日目には後退。若い選手だけにそのままズルズル落ちるのがよくあるケース。雨の最終日もいきなり1番2番とボギーを連続したが、4番、13番、16番とチャンスをものにしてのトータル2アンダー。「服部さんが18番でパットを外したときは、失礼な話ですけどうれしかった。いままで感じたことのないうれしさでした」という久保。シード権を確保どころか、これから1年間の試合出場権利をしっかりものにした。...
1996/09/15国内女子

前田すず子、大逆転の勝利。岡本は6位に転落

優勝まちがいなしと思われた岡本綾子は4オーバーを叩いて後退。期待のかかっていた福嶋晃子もパットに苦しみ「よかったのは最後のイーグルだけ」の71。 かわって前日9位グループの前田すず子が1つのボギーこそあったものの、なんと7つのバーディを沈めて一気に逆転した。「今日のショットはすごくよかった。でも最後の最後までわからない。気持ちとしては(橋本愛子と)プレーオフをするつもりで待っていました。大逆転? 私でいいのかなという感じです」 これで賞金レースも堂々の5位に浮上した。...
1996/09/08国内女子

福嶋晃子、大波乱の77。塩谷が逆転優勝

余裕の優勝と信じていた福島が「自分のゴルフができなくて」ノーバーディの5ボギー。「いままでの中でいちばん悔しい」大崩れとなった。優勝争いは服部、肥後、塩谷の3人に絞られた形となった。出だしの3連続バーディで勢いに乗った肥後だったが「後半がものたりなかった。最終18番、塩谷さんがチャンスをくれないかなと思ってたけど、やはりちゃんと入れられて・・」ベテラン塩谷がきっちりビッグタイトルの勝利を飾った。...
1996/09/01国内女子

岡本綾子、2年ぶり60勝

4バーディ3ボギーと、決して好調とはいえず「バーディチャンスはことごとく外した」ラウンドだったが、下からの追い上げにも動じることなく逃げ切った。「1ショット1ショットを大事にしていれば、必ずチャンスは来る」と信じてのプレー。「2年ぶりだけど、ついこの前に優勝したみたいな、まるでこの2年が夢みたい」 本当に久しぶりにアヤコスマイルがファンの前に披露された。...
1996/08/25国内女子

山崎千佳代がトータル・イーブンパーで逆転優勝

風が強く、各選手ともスコアを乱す中で、3バーディ、4ボギーと1オーバーながら手堅く回った山崎千佳代が芳賀、肥後、斎藤を1ストローク抑えて優勝。前日首位の 野呂奈津子はアウトで5ボギーを叩き、結局79、トータル3オーバーで6位タイに終わった。 山崎は「嬉しいのはもちろんですけど、とりあえず1年間試合に出られるのが大変嬉しい。というのもここ2、3年調子が悪くて精神的にも技術的にも落ち込んでいたんです」と、この1勝をテコに自分のゴルフを取り戻して、公式戦(日本女子プロ)でいい成績を残せれば「米国のプロテストを受けるとか試合にも挑戦したいですね」と意欲的。...
1996/06/30国内女子

木村敏美、7オーバーの勝利

前日首位の村口史子は惜しくも今季初優勝をのがした。かわって優勝カップを手にしたのは実力派・木村敏美。「予選が2オーバー、2オーバーだったので、きょうはなんとかパープレーでと思っていました。なんとかここのコースに勝ちたいという気持ちだったので、スコアボートをあまり気にしないでプレーできました」という。2人目の子供が生まれてからは初めての勝利(1人目から数えると5勝)になる。...