2001/05/10国内男子

東聡が昨年の雪辱に向け好スタートをきった。

今シーズン最初の国内メジャー、日本プロゴルフ選手権が開幕した。今年は福岡県のザ・クイーンズヒルGCが舞台となる。この大会に備えコースセッティングをよりハードに仕上げ、硬くて速いグリーンに選手は翻弄された。 初日トップには、D.ウィルソン、謝錦昇、東聡、久保谷健一の4人が3アンダーで並んだ。なかでも東は昨年この大会で初日にトップに立ち3日目までキープしていたが、最終日に佐藤信人に逆転されタイトルを逃してしまった。その雪辱を狙う初日のラウンドは5番ホールから5連続バーディを奪うダッシュをみせた。 そして同じく首位のD.ウェイルソンは、2週間前の中日クラウンズで初日に飛び出したが、2日目にスコアを伸...
2001/05/03国内男子

近藤智弘が初めてのホールインワンで、5アンダー首位。

ゴールデンウィーク恒例のフジサンケイクラシックが静岡県の川奈ホテル富士コースで開幕した。初日は雨と時より強く吹く風が選手を苦しめた。 川奈は、もともと難易度が高いのだが、この悪天候の中、好スコアをマークしたのは昨年のクウォリファイングトーナメントで首位になったプロ2年目近藤智弘。前半を1アンダーで通過し、後半は10番でバーディを奪い2アンダー。そして迎えた11番パー3、8番アイアンで打ったティショットはカップに吸い込まれた。 「全然見えなかった。うれしかったー、生まれて初めて。プライベートでもやったことないから、めちゃうれしいですよ。1回やれれば上出来です。11番に入る前にバーディを取って他の...
2000/11/30国内男子

ジャンボ、初日好発進。伊沢らと並んで首位。

日本シリーズJTカップが始まった。過去1年の優勝者とランキング20位の選手だけが参加資格を持つレベルの高い今大会。初日、3アンダー首位につけたのは伊沢利光・ジャンボ尾崎・佐々木久行の3人。1打差4位には宮瀬博文が単独で控えている。5位に片山晋呉。昨年の勝者細川和彦は2オーバー7位タイからのスタートとした。 強風が吹く中、伊沢利光は「目標スコアはイーブンだったんで、結構納得のスコアですよ。内容的にもフェアウェイに行っていたし悪くない」 スコアに差があるのは「フライヤーを嫌って小さい番手で打つと、グリーンを外す回数が増える。風のせいもあってグリーンを外すと寄せにくくなるから。その辺じゃないですか...
2000/11/23国内男子

残り3試合。ラストスパートがかかる

今日から始まったカシオワールドで今シーズンはほぼ終了。あとは上位選手だけの祭典・日本シリーズと、ボーダーライン選手の断崖絶壁・沖縄オープンを残すのみだ。 注目の外国勢として先週も健闘のボブ・メイ、ベルンハルト・ランガー、イアン・ウーズナム。また全英チャンプのポール・ローリー、そのローリーとは因縁のバンデベルデなどけっこう面白い面々が参加している。しかし初日のトップを走ったのは桑原克典。ボギーなし、ストレートの7アンダーで18ホールを終えた。また上位には手島多一、川岸良兼、飯合肇など、ここ数週いい雰囲気になっている選手が上がっている。賞金レースの注目・佐藤信人は9ホール終了後、体調不良のため棄...
2001/03/15国内男子

Qトーナメントをトップで通過した近藤智弘が首位タイスタートを切った。

静岡カントリー浜岡コースで行われている、ダイドードリンコ静岡オープン初日。4アンダーで首位に立ったのは、プロ入り2年目のシーズンを迎える近藤智弘、F.ミノザ、井戸木鴻樹、溝口英二の4人。 近藤はシード権を持たない選手が、順位によって優先適に試合に出場できるクオリファイング・トーナメント(QT)で1位の座を勝ち取った。そして、今年のツアーには最優先で出場できるため、年間を通してシード持ちの選手とほぼ変わらずに出場することができる。開幕戦こそ予選落ちしたが、2戦目にしてその実力を発揮しだした。当サイトのオンラインレッスンでもお馴染みの金谷多一郎氏も注目している。 1打差の5位には谷口徹、桑原克典ら...
2000/07/27国内男子

猛暑の新潟オープン開始!

真夏の大会、NST新潟オープンが開幕した。シード選手の欠場が目立つものの、その分ルーキーや、チャンスを待っている選手の晴れ舞台となる可能性も秘めている。 初日6アンダー首位タイとしたのは、室田淳・白潟英純の2人。1打差3位に山本幸司・松永一成。5位グループには岡茂洋雄・大井手哲ら5人が並んでいる。 8バーディ、2ボギーとした室田淳は「初日だしトップだからと言っても別に何とも思っていないよ。でも66のスコアはいいよね。気持ちがそのままなら、最後まで行けるかも・・・」 7バーディ、1ボギーの白潟英純。「66は一昨年のPPT以来かな?」 スウィングはアイアンを下からあおらないように、上からダウンブロ...
2000/07/13国内男子

宮本勝昌、インで爆発して初日首位

このところ雰囲気が悪くなく、ミズノでは優勝に手がかかりそうな雰囲気だった宮本勝昌。今週青森ではスタート10番から折り返し1番までボギーなし6バーディと好調に滑り出した。この後も2バーディを入れたがボギーも2つ。トータル8バーディ、2ボギーの66。 雨まじりの風の中、宮本勝昌は出だしで長いパットがいきなり決まった。「これで気分が楽になった」という宮本、以後もショットはともかくパットが嘘のようによく入った。「ほんと、今日は魔法のようにパッティングが入ってくれたよ」 なぜか低いボールしか出なくなっていたのも、結果的に風対策として幸いした。 去年に比べてラフが深くなく、宮本に限らずぜんたいに好スコアが...
2000/07/06国内男子

お久しぶり。湯原信光単独首位

ジャンボ尾崎は連続優勝した昨年、「強い尾崎が帰ってきました」のコメントを残した。今年はさらなる不調に喘いでいるところだが、やはり相性のいいコースということは変わらないのだろうか、3アンダー5位といい位置からのスタートとした。首位に立ったのは故障に泣かされ低迷が続いていた湯原信光。6バーディ、ボギーなしの66。1打差2位には、深堀圭一郎・合田 洋が並んでいる。 「ラフが伸びているね。ここのように古いコースはむやみに飛ばせばいいということはない。 」 湯原信光の長くツアーに参加している経験がものを言っている。狙い場所を決めて打って行くことが大事だと語る。復帰して1年が経とうとしているが「そろそろち...
2000/09/21国内男子

今野・中村が首位タイ。秀道も3位と好発進

6アンダー首位に今野康晴、中村直俊が並んでいる。1打差3位にディフェンディングチャンピオンの田中秀道、久保谷健一、伴公平、R.マッカイの4人。ジャンボ尾崎はイーブンパー33位タイからのスタート。 35・30の65とした今野康晴は、サントリーオープンを悔敗して、やる気が沸いてきたという。しかし、マッチプレーから痛み出した左わき腹のせいで思うように練習できていない。プロアマ戦も途中でプレーをやめたほど。「今日はテーピングしてラウンドしてるんですよ。ラフに入れたら思いきり振らないで、出すだけにしたほうがいいとトレーナーにいわれています」 力まずに軽く振っているのが、結果的にいい感じでラウンドすること...
2000/05/18国内男子

無名・高木祐二がダントツリード

今季から開催のマンシングウェアオープンKSBカップ。昨年の2競技分が合併しているため賞金額は1億2000万円、ビッグトーナメントとして再生した。3打の差をつけてトップに立ったのは無名の高木祐二。5アンダー2位には前週の日本プロで勝利した佐藤信人、S.コンランの2人。片山晋呉・河村雅之・藤田寛之ら9人が3位に並ぶ。近藤智弘はジャンボと同じく1アンダー45位。矢野 東は4オーバー139位と出遅れた。 初日の出だしホール、7メートルのパットを沈めてバーディとした高木祐二。14番から連続、後半は1番から3連続で次々とバーディを決めてボギーは寄せつけなかった。トータル8バーディ、ボギーなし。「最初はショ...
1999/09/02国内男子

丸山、健夫、直道など2回戦へ。桑原克典は敗退

今週はマッチプレー。本命の一人ジャンボが欠場となり、焦点はアメリカ帰りの丸山茂樹がどこまで頑張るか、になった。 もともとマッチプレー大好き人間のマルはマッチプレー未知数の金鍾徳と対戦したが、2番で1ダウンしただけであとはストレートにホールを獲得。15番で決着をつけた。 「5番のパー5から流れにのることができた。金さんが素晴らしいゴルフをしていたので、最後まで緩まずにやれた」と丸山。5番からは7バーディを取ったが「13番のチップイン(20ヤードをSW)は金さんに申し訳ないです。明日につなげたいね」 勝負は時の運と言う。「73叩いても勝ったり、64でも負けたり。マッチプレーっていうのは何とも言えな...
1999/08/26国内男子

雷雨にたたられ初日は中止

長い長い夏休みが終わった。なにしろ8月1日新潟オープンが終わって以来だから、ほぼ1カ月弱のブランク。これだけ間があくと、ちょっと気が抜ける。 さて久しぶり!と意気ごみの初日だったが雷をともなうあいにくの悪天候に見舞われた。朝8時過ぎから中断して様子を見、もう回復かと9時50分再開。しかしすぐまた天候は悪化して中断。好転が望めず結局11時30分、初日競技の中止が決定された。 スケジュールとしては金曜・土曜でそれぞれ18ホール予選。一応は日曜に36ホール決勝ということになっているが、これも明日以降の天候しだい。様子をみて最終決定される。なんとか無事72ホールを消化できるといいのだが。 今年になって...
1999/03/18国内男子

首位は金鍾徳。田中秀道が6アンダーで追う!

今週は舞台を静岡県・静岡C浜岡コースに移してのダイドードリンコ静岡オープン。中部・関東の多くのゴルファーにとってはこの静岡オープンが春の訪れを告げる試合だ。 コースは遠州灘のすぐ近くに位置する丘陵コース。林も深く、風も強い。特に海風が吹き荒れると難易度は一変する。この試合に推薦かと噂されていた尾崎智春が結局欠場したのは、この風とコースの難しさを父ジャンボが懸念したためだと言われている。事実最近の優勝者を見てもB.ワッツ、坂本義一、佐々木久行、E.エレラと比較的地味な名前が並んでおり、力でねじ伏せるとかバーディラッシュで畳み込むといった展開にはならないだろう。 しかし去年は横尾要が惜しい逆転負け...
1998/12/03国内男子

さぁ初日。宮本勝昌が64をマークした!

いよいよ日本シリーズ。ツアースケジュールとしてはまだDDI沖縄オープンが残ってはいるが、この公式戦・日本シリーズで今季を終了するプロも多い。実質的には「シーズン最終戦」という印象が強い。 今年は初出場が多い。横尾要、宮本勝昌、谷口徹、片山晋呉、小山内護、そしてD.チャンドの6人だが、初日をリードしたのは初参加組の宮本勝昌。そして2年ぶり参加のジャンボ尾崎も68の好位置につけている。 宮本勝昌は6番541ヤードを2アイアンでエッジに乗せてイーグル。バーディは6ホール取った。「6番から10番までは完璧でした。ご満悦」と宮本。「あとはパッティングは良かったんですが、ショットはボチボチ。けっこうダフっ...
1996/10/27国内男子

ジャンボ追い込みならず。100勝はおあづけ

トップの尾崎直道と3打差。もしやと期待させた最終日だったが、ジャンボはスコアを伸ばすことができず結局4打差の2位。この日も前半バーディ連取の32とした尾崎直道が後半ボギーを叩きながらも38にまとめ、久しぶりの優勝を飾った。優勝賞金は3600万円。 「天気もいいし、下から追い上げてくるだろうし、そう簡単には勝てないだろうと思っていたが、7番を終わって下が伸びていないのにびっくりした」「きのう、優勝はジャンボにゆずるなんていったけど、正直いって前の組のジャンボがパットを外すのを見てホッとしていたんだ」 さて、ジャンボ100勝はいったいいつになるのか。はやいところキリをつけてほしい気がするのだが。...
1996/09/15国内男子

倉本惜しくも2位。優勝はカルロス・フランコ

真板潔も細川和彦も走り続けることはできなかった。逆転優勝を飾ったのはパラグアイのカルロス・フランコ。「この風の中、68というスコアは上出来だ」という5バーディ1ボギーの追い込み。「17番で佐々木選手がならんでいるのはわかっていたが、彼はこれ以上伸びないと思って」冷静に自分のプレーに集中。もしチャンスがまわってくれば米国でプレーしたいという。 2位に上がった倉本は「このところ秋の陣をむかえるのに調子もあがってきたし、ジャパンオープンにむけてがんばります」と好調宣言。 ちなみにジョン・デーリー。6番ホールでは5オン2パットの7を叩き「フラストレーションのたまるラウンドだった。道具の問題だと思う。合...
1996/07/14国内男子

加瀬秀樹、9バーディ大逆転の勝利

首位と6打差の8位グループからスタートした加瀬秀樹が、なんとノーボギー、9バーディという完璧なゴルフで逆転勝利を飾った。「きょうのプレーは自分じゃないみたい。去年のジュンの初日に8アンダーというのはあったけど、9アンダーとは・・・」と自分でもびっくり。 スタート前「ここは爆発するコースだから、ほんのちょっとは優勝のことも考えていた」というが、これほどの展開になるとは、予想もしていなかったとか。ちなみにバーディホールは、2番、3番、4番、6番、7番、9番、10番、14番、そして最終18番。...
1996/07/07国内男子

佐藤英之が追い込んで独走態勢へ

前日2位につけていた佐藤英之が、最終日も7バーディ、1ボギーと走り続けて、文句なしの優勝。「最初から優勝は意識していた。自分が追いついて競るパターンだと思っていた」とか。しかし最終日に好位置につけていながら失敗することが、これまでも多かっただけに「17番まできて初めて勝てると思った」と慎重。 今季は最終日最終組でまわったことが3回。そのたびに失敗してきたが、ついにチャンスを本物にした。...
1997/05/01国内男子

手島、9バーディ首位。白浜復活。ノーマンもまずまず

話題の多い出だしとなった。まず国際派の異色プロ手島多一が5ホール連続をふくむ9バーディ、1ボギーと絶好調ゴルフでダントツの首位。また昨年6月に左親指の筋を断裂して以来トーナメントから遠ざかっていた白浜育男も66の2位タイ。「スタート前は緊張よりも、ワクワクした。去年の最後のホールがバーディだったので、そのイメージを残してラウンドしようと思ったらいきなり3連続バーディ。うれしかった」 マスターズのショックも癒えたといわれるグレッグ・ノーマンは7バーディ、3ボギーの66。またジャンボ尾崎も4バーディ、1ボギーの67。面白そうな展開になってきた。...
1997/04/17国内男子

さぁテラバイネンが首位。1打差に丸山茂樹

出だしから3連続バーディ。6番でもとってアウト32。インは出入りのある内容ながら35としてテラバイネンがしっかり首位に躍り出た。「昨年は日本で5試合出場して、たいへん楽しみました。ヨーロッパでもプレーしたけど、日本のほうが楽しかった」とテラバイネン。 2位グループの丸山茂樹は「ショットは良くないし、長いパターは入らないし、まぁ今週はボチホチいかせてもらいます」とあっさり。...