2025/01/25日本シャフト特集

「武道精神」から「侍」へ 日本シャフトがPGA SHOWで示した次なるステージ

世界最大級のゴルフ見本市「PGA SHOW」(フロリダ州オーランド)が24日、閉幕した。期間中、テキサス州やフロリダ州など米南部は記録的な寒波に見舞われ、オーランドも気温10度を下回る寒さだった。そんななか、会場のオレンジカウンティ・コンベンションセンターは熱気に満ちていた。そして、日本を代表するシャフトメーカー「日本シャフト」もまた、情熱にあふれていた。目指しているのは「勝利」にこだわる新たなステージだった。 日本の強みを世界に届けたい 営業部主任の東利樹は今回、初めてPGA SHOWに参加した。イベント初日の「DEMO DAY(デモデー)」では来場者に対応し、日本との違いを実感している。 ...
2025/02/28エコー特集

「最高の履き心地」を追求するシューズメーカーの挑戦

1963年にデンマークで創業したシューズメーカー「ECCO(エコー)」は1996年にゴルフ分野に参入した。こだわり続けてきた“最高の履き心地”をゴルファーにも提供し、ユーザーに快適性をもたらしている。 特徴としてもっとも強調されるのが「フィット感」だ。日本国内でエコーを輸入・販売する株式会社大沢商会のスポーツ部スポーツ用品課販売チームの若月建吾氏に深掘りして聞いた。 木型(ラスト)から生まれる“履き心地の良い靴” エコーのシューズが自社工場で製造される「上質な天然皮革」を使用していることは、つとに知られている。これに加え、独自の製法などが履き心地を支えている。快適な履き心地を決定づけるのは、...
2023/11/30キャロウェイ特集

ロングパットも怖くない! 話題の「AIフェース」で3パットを撲滅しよう<50人試打検証>

突然だが、皆さんの1ラウンドあたりのパット数はいくつぐらいだろうか?50人のゴルファーにアンケートをとってみると「1ホール2パットだから合計36パット」、「パットが苦手で40前後してしまう」という答えが多かった。パット数を30前後に抑えることができれば、大幅なスコアアップが望める。それにはロングパットをピタリと寄せて3パットを減らすことが大切だ。 ■プロとアマチュアの1ラウンドの平均パット数は? 11月某日、千葉県の上総モナークカントリークラブにお邪魔し、ラウンド前の練習グリーンでゴルファー50人にアンケートをとった。パット数が20台後半と回答したのは全体の1割弱、30~35は3割、35~4...
2024/01/12キャロウェイ特集

キャロウェイのAIフェースはやさしさのためにある

昨今話題のAI(人工知能)技術。その進化はとどまるところを知らない。ゴルフ界でAIをいち早く取り入れたのがキャロウェイゴルフだ。2019年にAIを採用したクラブを発売するなど、いまや業界では突出している。そして2024年、さらに進化したAI設計のクラブを発表した。同社のAIの系譜を追った。 ■AIを前面に 人間の棋士をしのぐレベルとされる将棋AIは有名だが、ゴルフにおいては、AIが人間を助けてくれる。キャロウェイゴルフが世に送り出してきたAI設計クラブのことだ。 2023年ツアー部門でもナンバーワン勝率をマークした『パラダイム』の後継として、2024年の年初に新発表した『パラダイム Aiスモー...
2024/01/26キャロウェイ特集

ミスヒットでも狙えるパラダイム Ai スモーク シリーズの実力検証

AIによるフェース設計が大幅にバージョンアップしたキャロウェイの新作シリーズ。ミスヒットでもまっすぐ遠くへ飛ばせるのは、ドライバーのみならず、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンでも同じだという。ゴルフライターの鶴原弘高さんに各クラブを試打検証してもらい、アマチュア3人には自分に合うモデルを試打して探し出してもらった。 ■フェースの面積が小さいクラブでも「Ai スマート フェース」の効果は絶大! <フェアウェイウッド> ドライバーと同様にフェアウェイウッドにも、『パラダイム Ai スモーク MAX』、『パラダイム Ai スモーク MAX D』、『パラダイム Ai スモーク MAX FA...
2025/01/28キャロウェイ特集

領域展開!? キャロウェイ新ドライバー「ELYTE」を深掘り

キャロウェイの新シリーズ『ELYTE(エリート)』が登場した。グリーンのキーカラーをはじめ、「常識破り」や「禁断の飛び」、「新領域」といったキーワードが発表前から話題となっていたが、いったいどんな意味が込められ、どんなテクノロジーが詰め込まれているのか。キャロウェイゴルフのプロダクト担当者を直撃し、根掘り葉掘り聞いてみた。 「ELYTE」の「Y」の意味 「ELYTE」は、選ばれた者、精鋭を意味する「ELITE」と創業者である「Ely Reeves Callaway」の名前を掛け合わせた造語だ。「I」ではなく「Y」を採用した理由にはもうひとつの背景がある。スタッフプレーヤーで2024年にメジャー...
2023/11/06キャロウェイ特集

かつてない“スケルトン窓”付きフェース 性能の違いを楽しめるAIパターって!?

キャロウェイゴルフが展開するパターブランド「オデッセイ」の新作が注目されている。「Ai-ONE」の名が示す通り、2019年に「エピックフラッシュ」で導入して以来、AI(人工知能)で業界をリードし、ウッドからアイアンまで使われてきた技術が、ついにパターにまで採用された。透明の小窓が搭載された、かつてないパター。いったいどんなモノなのか。 ■ジョン・ラームがいち早く投入 キャロウェイと契約するメジャー覇者のジョン・ラーム(スペイン)が4位に入った9月のDPワールドツアー「BMW PGA選手権」で新たなパターを手にしていた。形状はこれまで使用してきたオデッセイのホワイトホットOG・ロッシーSとほぼ同...
2024/01/19キャロウェイ特集

パラダイム Ai スモーク ドライバーは、本当に芯を外して打っても飛ぶ?

キャロウェイゴルフから2024年の新シリーズ『パラダイム Ai スモーク』が発表された。AIによるフェース設計が大幅にバージョンアップし、たとえミスヒットしてもまっすぐ遠くへ飛ばせるクラブになっているという。果たして、それは本当なのか。ゴルフライターの鶴原弘高さんがクラブ性能を試打検証。アマチュア3人の試打では各ゴルファーの最適モデルを探った。 ■AIがリアルスイングデータを解析してつくられた新フェース キャロウェイがドライバーに初めてAIによるフェース設計を採用したのは、2019年発売の『エピック フラッシュ』。このときはボールスピードの最大化とフェースの堅牢性のみをAIに計算させていたが...
2025/04/30トーナメント特集

日本初開催「インターナショナルジャパン」で知っておくべき5つのこと

アジアンツアーの「インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ」が5月8日(木)から4日間、千葉・カレドニアンGCで開催される。「インターナショナルシリーズ」はLIVゴルフを支え、PGAツアーの商業部門への出資を検討しているサウジアラビア政府系基金パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)がバックアップする、同ツアーの高額賞金大会シリーズ。大会開催を前に、どんなシリーズか、5つのポイントを紹介する。 インターナショナルシリーズって? LIVゴルフがスタートした2022年に、アジアンツアーのシリーズ(当時6試合)として始まった。今季は同ツアー18試合のうち10...
2025/05/09フジクラ特集

フジクラシャフト小高工場がリスタート 稲村亜美が見た震災から復興した現場

カーボンシャフトでは今や国内外で多大なシェアを誇る藤倉コンポジット。福島県南相馬市にある同社の小高工場が東日本大震災を乗り越えて、竣工から13年を経た昨年10月に再稼働した。ゴルフネットワークの情報番組「稲村亜美・アンタッチャブル柴田の『ゴルフスイッチ!』」の番組収録で2年ぶりに福島を訪れたタレントで番組MCの稲村亜美さんの工場見学に同行した。 ■竣工からわずか半年で被災 「現在はゴルフシャフトの部門で約65名、別の部署に30名、100名前後が小高工場で働いています」。そう説明してくれたのは藤倉コンポジット製造部部長兼製造チームでリーダーを務める庄子敏幸氏だ。まるで被災などしていないかのよう...
2025/05/02フジクラ特集

シャフトメーカーのフジクラが“地元”のジュニアゴルファー活性化のために本気で取り組む大会とは

福島県に製造拠点を置く藤倉コンポジットが、2023年から開催するジュニア大会がある。地元・東北と北海道に在住する小中学生、高校生を対象とした『Fujikura東北ジュニアカップ』だ。ゴルフの裾野を広げることと、ジュニアゴルファーの活性化を目的とし、今年も4月4日に福島県南相馬市の鹿島カントリー倶楽部で開催された。青空が広がった当日は125人が参加し、笑顔の花が満開となった。 前身は2010年の小学生大会 今年で3回目を迎えた『Fujikura東北ジュニアカップ』。実は15年前の2010年に前身となるジュニア大会を開催している。当時、藤倉コンポジットで東北・北海道地域の営業担当だった菅野治緒氏...
2025/06/06三菱ケミカル特集

菅沼菜々、復活Vの裏に“信じた1本”

5月の「パナソニックオープンレディース」で2年ぶりの復活優勝を果たした菅沼菜々が、ツアーの合間を縫って三菱ケミカルの東海事業所を訪れた。自身が愛用する「TENSEI Pro White 1K」などが製造されている工場で、同社のシャフトがどのように作られているかを見届けるためだ。 昨季は不調によりシード落ちという苦い経験をしたが、見事に再起を遂げた陰には多くのサポートがあった。シャフトもそのひとつ。「想像以上に多くの人が携わっていることを知りました」と話し、愛用のTENSEIとともにさらなる飛躍を誓った。 理想の弾道にマッチした“ホワイト系”シャフト 菅沼が今のシャフトを使うようになったのは初シ...
2025/06/27デサント特集

父ステファン・シャウフェレが語る、日本(東京)とゴルフとザンダー、そしてデサントのこと

日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。 「マスターズ」、「全米プロ」、「全米オープン」が終わり、2025年のメジャートーナメントも残すところ「全英オープン」だけになりました。ディフェンディングチャンピオンとして臨むリンクスでの闘いに向けて調整を重ねています。 今回のコラムは、父のステファンに登場してもらいました。かつて十種競技の陸上選手として五輪を目指した父は交通事故(相手の飲酒運転が原因だった)でその夢を断たれてから、長い間、コーチやキャディ、マネジャーとしてゴルファーの僕を厳しく支え、人生の師としてたくさんの教訓を授けてくれています。僕が...
2024/08/26三菱ケミカル特集

世界ナンバー1も唸らせたプロ御用達シャフトの20年

日本ツアーはもとより、海外ツアーでも多くのプロが使用している三菱ケミカルのゴルフシャフト。世界最高峰の舞台PGAツアーでは、これまで何度もシーズン最多勝を獲得し、メジャー大会の舞台でも多くのプレーヤーがそのシャフトを手に戦ってきたのは周知の事実だ。 そんな三菱ケミカルのフラッグシップブランド「ディアマナ」が、2004年の誕生から20年を迎えた。炭素繊維メーカーである同社(当時三菱レイヨン)がカーボンシャフトの原料となるプリプレグ(未硬化状態の樹脂を含ませた繊維シート)の生産を開始したのは1976年で、シャフトの製造をスタートさせたのは翌77年からだった。 初期はゴルフ業界の黒子的な立ち位置 「...
2025/04/23タイトリスト特集

“BOUNCE IS FRIEND”のほんとう。「正しいバウンスを使いましょう」ボーケイさんのウェッジ教室

タイトリストがPGAツアーで長い間シェアNo.1を誇るのはボールだけではない。実はドライバー、アイアン、ユーティリティも1位、そしてウェッジではなんと20年以上使用率トップの座を維持しているのだ。そのはじまりは2000年前半までさかのぼる。歴史のはじまりとなるボーケイ デザイン 200シリーズである。同シリーズ開発者はマスタークラフトマンであるボブ・ボーケイ氏。 親しみを込めて“ボーケイさん”と呼ばれる、ウェッジ界のレジェンドだ。 ボーケイさんがアクシネットに入社したのは1996年。当初はウェッジではなくて、ドライバー(975Dチタニウム/98年発売)担当だったというから驚く。GDO編集部(ギ...
2025/04/30タイトリスト特集

いったい、なぜ? “目隠しテスト”からそれは始まった/ウェッジフィッティング最前線レポート

米カリフォルニア州カールスバッドにあるタイトリストのクラブ開発拠点「LOKER(ローカー)」から約10マイル(約16キロ)離れた場所に、タイトリスト・パフォーマンス・インスティチュート(TPI)がある。PGAツアー選手がオフシーズンにクラブテストやフィッティングをしたり、一般ゴルファーもツアーレベルのフィッティングを受けたりできることで知られている。 TPIが本格始動したのは2003年から。符合するように2004年にはウェッジの使用率がPGAツアーで1位になり、アイアンは過去20年のうち19年、1位を獲得、10年連続で1位を継続中で、ドライバーは2019年から6年連続で1位になっている。TPI...
2025/09/08フジクラ特集

脇元華の挑戦を支える“黄金”シャフト 『SPEEDER NX GOLD』の真価

国内女子のレギュラーツアーでは未勝利ながら、その存在感を十分に発揮しているのが脇元華だ。一昨年は1度、昨年は2度も最終日を首位でスタートしながら、優勝まであと一歩届かなかった。当然、今年こそという思いは強いが、前半戦は思うような結果を残せていない。しかし、後半戦に入って強い味方がついた。藤倉コンポジットの新シャフト「SPEEDER NX GOLD」だ。 ■アゲンストで飛距離を大きくロスするのが悩みでした コースセッティングが年々厳しくなっている国内女子ツアー。特にピンポジションは左右に大きく振られることが多く、ピンに近づけるにはフェアウェイからできるだけ短いクラブで打つほうが有利となる。当然、...
2025/08/29テーラーメイド特集

やさしさを極めたアジア限定のアイアン

テーラーメイドから軟鉄鍛造の「P8CB」アイアンが発売された。 「P」を冠するということは、ツアープロをはじめとする上級者の使用を見据えた性能が与えられたアイアン群の一員であるということ。これまでリリースされた「P7」シリーズは、ツアーでの人気が高く、多くのプロが愛用している。 「P8CB」アイアンはその流れを汲んではいるが、Pに続く数字が「8」。この意味を知ることが、本モデルに対しての理解を深めるカギとなる。 80mm台のブレード長でミスにも強い 実はこの数字、ブレード長(ヘッドの長さ)を表している。「P7」シリーズはPの次に「7」が続き、70mm台を示しているので、「8」は必然的に80mm...
2025/10/21タイトリスト特集

試してみませんか?アイアンの「ブレンディング」―“弾道”で考える新時代―

新登場したタイトリストの「Tシリーズアイアン」。すでに実戦投入している国内外ツアープロからの信頼も厚い4代目の性能を、目澤秀憲プロコーチが3回にわたって検証。3回目はアイアンセットを複数モデルで考える「ブレンディング」について深掘りする。 ■見た目の連続性がもたらす安心感 ――タイトリスト「Tシリーズ」は、バッグの中で複数のモデルを併用して使う、いわゆる「ブレンディング」がしやすいとのことでしたが、それはなぜでしょうか まずはやっぱり「見た目」の連続性ですね。たとえば、「T100」と「T150」だと、「T150」のほうがヘッドが大きいはずですが、ポンと2本同時に渡されたらどっちがどっちか判別で...
2025/10/07タイトリスト特集

アイアンに大事な3つの『D』知ってますか? NEW Tシリーズに見る「アイアンショット最前線」

新登場したタイトリストの「Tシリーズアイアン」。すでに実戦投入している国内外ツアープロからの信頼も厚い4代目の性能を、目澤秀憲プロコーチが3回にわたって検証。2回目はTシリーズが提唱するアイアンの「3Dフィッティング」に迫る。 ■「3Dアイアンフィッティング」とは? ――タイトリストの「Tシリーズ」では、「3つのD」による「3Dアイアンフィッティング」というコンセプトを提唱しています。これについて説明してもらえますか 3つの「D」は、それぞれ「飛距離コントロール」(Distance Control)、「ばらつきの抑制」(Dispersion Control)、「落下角度」(Descent an...