2021/10/12優勝セッティング

ウェッジ4本体制 渋野日向子の優勝クラブセッティング

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72) 4人によるプレーオフを制してツアー5勝目を挙げた渋野日向子。3月「ダイキンオーキッドレディス」以来、貫いてきたウェッジ4本体制で勝利を手繰り寄せた。 「ウェッジの距離も伸びてきたし、4本あると使う場面が多くて頼りになりました」と改造したスイングで100yd以内の精度を高めてきた。 正規の18番パー5では3打目95ydから52度で1mに。プレーオフ1ホール目では88ydから54度で30cmに寄せ、続く2ホール目では108ydから46度で1.5mにつけて“3連続バーディ”と正確なショット...
2017/10/02優勝セッティング

ショット力が光った4日間 小平智の優勝セッティング

大会名:トップ杯東海クラシック 日時:2017年9月28日~10月1日 開催コース:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知) 優勝者:小平智 小平智が今季初優勝を飾り、2016年「ブリヂストンオープン」以来となるツアー5勝目を挙げた。4日間のパーオン率1位(79.17%)、フェアウェイキープ率2位(64.29%)が示すように、持ち味とする安定したショットで優勝をたぐり寄せた。 契約4年目となるプロギアの担当者は、小平のクラブ選びのこだわりについて「コントロール性能を気にされます。ドライバーはどこまでも高く打ち上げられて、なおかつ飛ばせるもの。その中でもちょっとしたフェードやドローでフェアウェイに...
2017/11/21優勝セッティング

契約フリーで変幻自在の14本 申ジエの優勝セッティング

大会名:大王製紙エリエールレディスオープン 日時:11月16日(木)~19日(日) 開催コース:エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 優勝者:申ジエ 申ジエ(韓国)が賞金ランキング1位の鈴木愛に2打差をつける通算17アンダーとし、今季2勝目を挙げた。 クラブ契約はフリー。今季1勝目を挙げた8月「ニトリレディス」以降もクラブの入れ替えを行い、現在のアイアンはミズノ製の最新モデルミズノプロ 518 アイアンを使用する。5Wも1勝目とは異なり、3Wと同じテーラーメイドのM2 ツアー フェアウェイウッドにした。1打リードで迎えた終盤の17番(パー5)。残り200ydから2オンさせて2打差に広げた決定打...
2018/08/28優勝セッティング

やさしさ優先で飛距離アップ アン・ソンジュのセッティング

大会名:ニトリレディスゴルフトーナメント 日時:8月23日(金)~ 26日(日) 開催コース:小樽CC(北海道) 優勝者:アン・ソンジュ アン・ソンジュ(韓国)が通算7アンダーで今季4勝目をあげた。前回優勝した7月の「ニッポンハムレディスクラシック」では、キャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバー(9度)を使用していたが、今回はキャロウェイ ローグ ドライバー(9度)を起用した。 投影面積がひとまわり大きくなって、やさしさもアップ。難関の小樽CCで唯一、4日間アンダーパーを記録した。「これまでは高い音が嫌いでカスタムしていたが、それだと重くなってミスショットが多かった。今回はそれをやめたので軽...
2017/08/29優勝セッティング

前年ラストVからクラブを一新 申ジエの優勝セッティング

日時:8月24日(木)~27日(日) 開催コース:小樽CC (北海道) 優勝者:申ジエ 通算10アンダーで3日間を終えた申ジエ(韓国)が、今季出場15試合目にしてシーズン初優勝を決めた。2016年最後の優勝となった10月「樋口久子 三菱電機レディス」では1Wに『本間ゴルフ ツアーワールド TW727 455ドライバー』を採用していたが、今大会では『テーラーメイド M2 ドライバー』を選んでいる。 1Wのみならず、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジも当時から一新。パターも『オデッセイ ワークス #5CS』から『オデッセイ ホワイトホットツアー #5』にチェンジ。「リズムだけ意...
2017/08/21優勝セッティング

新投入のパターも 1億円を導いた藤本佳則の優勝セッティング

日時:8月16日(木)~8月20日(日) 開催コース:恵庭カントリー倶楽部(北海道) 優勝者:藤本佳則 32人が出場したツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」の頂点に立ったのは、藤本佳則。決勝戦で小平智を2UPで破り、頂点に輝いた。国内では破格の優勝賞金1億円を手にした。 1UPのリードで迎えた17番(パー5)では、グリーン左エッジから6mのパーパットをパターでねじ込みボギーを回避。小平に並ばれるピンチを逃れ、「17番のパーパットが勝因だと思う」とした。 パターは、今週から『オデッセイ ホワイトホット 2ボールブレード』を投入した。「以前から試していた」という太目のグリップとも感覚がマ...
2017/11/13優勝セッティング

変幻自在の1Wショット 小平智の優勝セッティング

大会名:三井住友VISA太平洋マスターズ 日時:2017年11月9日(木)~12日(日) 開催コース:太平洋クラブ御殿場コース(静岡) 優勝者:小平智 小平智が今季2勝目をマークして賞金ランキングトップに再浮上した。最終日に首位に3打差の3位タイからスタートし「65」で逆転。2位の宮里優作に3打差をつけてみせた。 シーズン初勝利を挙げた10月初旬の「トップ杯東海クラシック」以降、上位での戦いを続けていた小平だが、この数週間は試行錯誤の連続だった。その2週後の「日本オープン」で1Wのヘッドが割れ(フェースにわずかな傷が入っただけだが)、新しい1W探しに労を費やした。2週前の「マイナビABCチャン...
2017/04/03優勝セッティング

飛距離+コントロールで葛城を攻略 イ・ミニョンの優勝セッティング

大会名:ヤマハレディースオープン葛城 日時:3月30日(木)~4月2日(日) 開催コース:葛城GC山名コース(静岡) 優勝者:イ・ミニョン 日本ツアー参戦5戦目にしてツアー初優勝を果たしたイ・ミニョン。韓国ツアー4勝の25歳は、2年前に腎臓がんを宣告されるが、手術を経て克服。「韓国から近いし、好奇心があった」と今年から主戦場を日本に移した。 今大会の平均飛距離は244.13ydでフィールド3位。風に影響されない低スピンの球で、最終日に同組で回った渡邉彩香と比べても遜色ない飛距離を稼いでいた。4番アイアンから入れるアイアンも「同じ飛距離の選手と比べると、アイアンは1番手くらい上」とキャディはいう...
2017/08/29優勝セッティング

クラブ契約フリー2年目 池田勇太の優勝セッティング

大会名:RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 日時:8月24日(木)~8月27日(日) 開催コース:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県) 優勝者:池田勇太 昨季賞金王の池田勇太が、「大好き」と公言する福岡で今季初勝利を飾った。今年は海外メジャー4試合を含む米国ツアー10試合に出場し、国内ツアーはまだ6試合目。賞金ランキングではやっと15位に浮上したが、最終戦まで15連戦となる秋シーズン初戦での勝利に、2年連続賞金王獲りへの意欲も見せた。 シーズンオフに取り組んだ筋力トレーニングと、契約フリー2年目となるクラブの調整、さらに米ツアーでの戦いを経て、「何回か自分でもびっくりした」という飛距離アップ...
2017/07/25優勝セッティング

1Wシャフトを1インチ短くして安定 穴井詩の優勝セッティング

大会名称:センチュリー21レディスゴルフトーナメント 日時:2017年7月21日~7月23日 開催コース:瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県) 優勝者:穴井詩 1打差リードの単独首位からスタートした穴井詩が通算11アンダーで逃げ切り、2016年9月「ゴルフ5レディス」以来となるツアー通算2勝目を挙げた。 5月上旬から替えた1Wのシャフトは、それまでより1インチ短くした44インチ。硬さもSからXに変えた調整が体に馴染み、7月に入ってティショットの安定が増していたという。 58度のウェッジは、前週から『グラインドスタジオ ウェッジ Ver.2』を使用。「いろいろと試した」結果、ようやくフィットした...
2016/11/21優勝セッティング

平均飛距離302.6yd ブルックス・ケプカの優勝セッティング

日時:2016年11月17日(木)~20日(日) 開催コース:フェニックスカントリークラブ(宮崎) 優勝者:ブルックス・ケプカ 5打差リードの単独首位から出たブルックス・ケプカが、後半に池田勇太に並ばれながらも最後2ホールを連続バーディで締めくくり、1打差で辛くも逃げ切った。世界でも屈指のパワーと「一番自信がある」というパットを武器に、大会レコードの通算21アンダーを記録。将来有望の世界ランク21位が、日本ツアーデビュー戦を優勝で飾った。 クラブの契約先は、今年8月にゴルフクラブ・ボール事業からの撤退を発表したナイキゴルフ。1Wのみ9月「ライダーカップ」からテーラーメイドのM2 ドライバーに...
2016/08/01優勝セッティング

「大東建託・いい部屋ネットレディス」ささきしょうこの優勝セッティング

日時:2016年7月29日(金)~31日(日) 開催コース:鳴沢GC(山梨県) 優勝者:ささきしょうこ 最終日に1打差を追って3位から出たささきしょうこが逆転でツアー初優勝を飾った。ささきはジュニア大会への出場経験は多くなかったが、マルマンが小学生の頃から用具提供でサポートを続けてきた。「硬いグリーンでもスピンで止めたい」という要望から、コンダクター PRO-X キャビティアイアン(シャフト/フジクラ MCI 60S)を選択したとメーカー担当者はいう。 6月の「ニチレイレディス」からオデッセイ ワークス BIG T パター #5を握っている。「フォローで手首を使ってしまう」という悪癖を治す...
2016/10/03優勝セッティング

「日本女子オープンゴルフ選手権競技」畑岡奈紗の優勝セッティング

日時:2016年9月29日(木)~10月2日(日) 開催コース:烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木) 優勝者:畑岡奈紗(17、ルネサンス高3年) 17歳の畑岡奈紗(ルネサンス高3年)がアマチュアとして史上初のメジャー制覇を遂げた。4打差を追って最終ラウンドを迎えると、伸ばしきれなかったプロたちを尻目に逆転劇を演じた。小林浩美日本女子プロゴルフ協会会長も「力強くて、すばらしい」と舌を巻いた豪快なショットで、混戦を制した。 最難関の上がり2ホールを、強い気持ちで戦い抜いた。短いパットを外したボギー直後の17番はツアー史上最長、490ydのパー4。グリーン前には池が構え、プロたちの多くが「ボギ...
2018/04/17優勝セッティング

クラブ選びは感覚派 過去モデル並ぶ重永亜斗夢のセッティング

大会名:東建ホームメイトカップ 日時:2018年4月12日(木)~15日(日) 開催コース:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重) 優勝者:重永亜斗夢 4打リードの首位から出た重永亜斗夢が「73」と2つ落としながらも後続を1打差で振り切り、通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。 クラブはすべて2014年から契約したキャロウェイゴルフで固める。メーカー担当者によれば、同じモデルや重量の1Wシャフトでも、感性とフィットするまで数本を試すという感覚派。好みのモデルを使い込むタイプで、キャディバッグの多くを過去モデルが占めている。 1Wは2017年2月に発売のGBB エピック スター ドライバーを...
2018/03/05優勝セッティング

1Wのロフト角は7度 イ・ミニョンの優勝セッティング

大会名:ダイキンオーキッドレディス 日時:2018年3月1日(木)~4日(日) 開催コース:琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 優勝者:イ・ミニョン(韓国) 2打差を追ってスタートしたイ・ミニョン(韓国)が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、通算11アンダーで開幕戦を制した。 クラブ契約はテーラーメイド。1Wは話題の最新モデル『M3』『M4』ではなく、前作の『M2 ドライバー』を使用する。 特徴的なのは、そのロフト角だ。標準9.5度のロフト調整スリーブをめいっぱい立たせた“LOWER”に合わせ、さらに調節を加えることで7度に設定。「もともと球が上がりやすいので、その設定にしています」と、女子プ...
2021/06/15優勝セッティング

バッグの半分は“ウッド型” 青木瀬令奈の優勝セッティング

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72) プロ11年目の28歳・青木瀬令奈が4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。身長153㎝と小柄な体型で、青木自身も「スタッツを見ると私が一番飛んでいない大会もあったり、シード選手の中でもランク外だと思う」と客観視している。 キャディバックには2020年シーズンから使うダンロップ ゼクシオ エックス ドライバーをはじめ、7本もの“ウッド型”の顔のクラブがそろう。 「『飛距離のある選手と同じ土俵で戦うのは大変でしょう?』って言われるけど、私の中では当たり前にやってきたこと。...
2018/10/16優勝セッティング

長尺シャフトを短く 成田美寿々の今季3勝目セッティング

大会名: 富士通レディース 日時:10月12日(金)~ 14日(日) 開催コース:東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 優勝者:成田美寿々 首位のアン・ソンジュ(韓国)と2打差からスタートした成田美寿々が「68」でプレーし、通算8アンダーで逆転し今季3勝目を手にした。 前半8番(パー3)でボギーを出すも10番(パー5)で「残り115ydの位置からPWで打ち、球をしっかり落としたいところに落とし、止めた」とイメージ通りの一打でバーディを奪った。 2月の米ツアー「ホンダ LPGAタイランド」では海外選手との飛距離の差やスピン量の違いに衝撃を受け、ショット精度を上げる目標を掲げた。「方向性は間違っ...
2020/09/07優勝セッティング

決め手は「松山さん」 星野陸也の新ドライバーと優勝セッティング

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(6日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71) 1月「SMBCシンガポールオープン」以来の日本男子ツアーの再開戦を、24歳の星野陸也が制した。ツアー通算3勝目。初勝利を挙げた2018年以来2回目、同大会を複数回制したのは2010年までに2連覇した石川遼以来となり、「少しでも近づけたら」と喜んだ。 堀川未来夢との3ホールにわたるプレーオフは1Wショットで圧倒した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、場内のスタッフを最小限にしたため、ドライビングディスタンスの計測は実施されなかったが、得意のロングドライブを活かした。4日間のフェアウェイ...
2015/11/23優勝セッティング

「大王製紙エリエールレディスオープン」イ・ボミの優勝セッティング

日時:2015年11月19日(木)~22日(日) 開催コース:五浦庭園カントリークラブ(福島) 優勝者:イ・ボミ 前週、自身初の賞金女王に輝いたイ・ボミが2週連続優勝を果たし、男女を通じて国内ツアー史上最高となる年間獲得賞金額2億2581万に到達した。シーズン7勝は、2004年の不動裕理以来11年ぶりのこと。 16本体制を敷くイは、3UT(19度)、5I、48度のウェッジをコースによって使い分ける。五浦庭園CCで前週と違ったのは、48度のウェッジを抜いて5Iを入れたこと。トーナメントコースレコードの「65」をマークした大会3日目は、その5Iで2度、1mにつけてバーディを奪っている。 <最終...
2015/09/14優勝セッティング

「ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 」武藤俊憲の優勝セッティング

日時:2015年9月11日(金)~13日(日) 開催コース:恵庭カントリー倶楽部(北海道) 優勝者:武藤俊憲 日本のプロゴルフで唯一のマッチプレー大会は、武藤俊憲が1回戦から5マッチを勝ち抜き、国内ゴルフ最高額の優勝賞金7000万円を獲得した。決勝では大会ホストの片山晋呉と対戦した。3ホールを立て続けに取られる苦しい序盤となったが、2ダウンまで戻した後の6番から3連続で取り返して逆転。後半は優位に試合を進め、1ホール残して勝負を決めた。 <最終日コメント> 「スタートからすぐに片山さんにリードされ『仕掛けてきた』と思いましたが、前半は観察してチャンスを待った感じです。最後に勝負を決めた17番(...