2017/06/18女子プロレスキュー!

ショートパットが入るようになる「頭くっつけドリル」 大山亜由美

“パッティングの練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「1ピン以内のショートパットのカップイン率をもっと上げたいと思っています。どんな練習メニューが効果的ですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 ショートパットで大切にしていることは、絶対に体の軸を最後まで動かさないことです。今回は本番で軸がブレてしまわないために、おすすめの練習法をご紹介します。 壁に頭をつけたままストローク練習法 ショートパットではどうしても結果が気になり、インパクト直後に頭を上げてしまいがちです。ショートパットでのミスの主な原因は、このヘッドアップ。これを防ぐために効果的な練習法が、壁に頭をつけ...
2017/06/11女子プロレスキュー!

ほんのちょっとを打てますか? 大山亜由美

“アプローチの練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「グリーン周りのアプローチが安定しません。もっとミート率を良くするにはどんな練習をすれば良いですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 私がアプローチで大切にしているのは、どんなに短い距離でも体を使って打つことです。たったキャリー1ydでも、手先だけで打っていてはトップやザックリといったミスにつながります。 “ほんのちょっと”を安定して打つ練習法 体を使ったアプロ―チを身につける練習法は、キャリー1ydを打つというドリルです。 この“ほんのちょっと”の距離を、何球も続けて一定の高さで打てるようになってください。「1y...
2017/06/04女子プロレスキュー!

アプローチは足を使って大正解! 大山亜由美

“グリーン周りの安定感”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「アプローチでは“足を使って打つ”といいとよく聞きます。足を使うというのは、そもそもどういうことで、どういうメリットがあるのでしょう?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 “足を使う”メリットは、アプローチショットのリズムを保つ方法だと考えています。アプローチに限らずどの番手でも、スイングの安定感をつくるのはリズム。リズムが良ければ、多少ボールの芯を外しても大きなミスにはなりません。 リズムをつくるために“足を使う”! 特にアプローチで“足を使う”といいと言われるのは、両足のスタンス幅が狭い分リズムを取りにくいからだ...
2017/05/14女子プロレスキュー!

ポニーテールが目安♪ ショットの安定感を高めるには? 大山亜由美

“ショートアイアンの脱引っかけ”をレスキュー! 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「ショートアイアンの引っかけで悩んでいます。勝負どころではいつもグリーンを左に外し、結局ボギーセーブがやっと…。バシッと一発でピン側に寄せるにはどうすればいいですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 ショートアイアンを成功させるコツは、フィニッシュをしっかり決めて、何があってもそこまで振り切る意識を持つことです。 インパクトに集中しすぎ!? アマチュアの皆さんがショートアイアンをミスするときは、大体引っかけやダフリでヘッドを地面に打ちつけ、フィニッシュまでたどり着かないことが多いです。原因は、ボールにきれ...
2017/04/30女子プロレスキュー!

当てにいかない! 腰☆振るスイング♪ 大山亜由美

“絶対曲げたくないショット”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「『ここでは絶対曲げたくない!』と思ったショットに限って、必ずスライスしてOB。大事にすればするほど曲がってしまうのは、なぜですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 狭いホールや風が強いときなど、コンパクトに振っているのに曲がってしまう…。これは、多くのゴルファーが経験していることですね。今回は、曲げたくない場面でしっかりショットを打つために効果的な練習法をお伝えします。 “一定の範囲内”でしっかり振る! コンパクトに振るという意識はいいのですが、それが体の動きを止めてしまっては本末転倒です。正しくは、自...
2017/05/07女子プロレスキュー!

調子の波を抑えるには? 大山亜由美

“不調なときの対処法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「ドライバーが突如不調になってしまうことが多く、ゴルフになりません。チョロにチーピンにダフリ、一度出てしまうと焦って何度も同じミスの繰り返し。どうしたら元に戻すことができますか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 「いつもの自分のスイングができていない」と思うことは、プロでも日常茶飯事です。ロボットではないので、好調時のスイングを変わらずキープし続けることは不可能。ですので、ドライバーに限らずアイアンでもアプローチでも、不調なときに大きなミスが出ないよう最低限のチェックが必要となります。 対応するなら、“スイング”よ...
2017/05/21女子プロレスキュー!

大事なのはナイスショット後の10秒間♪ 大山亜由美

“効果が出る練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「打ちっぱなしで練習に励んだところでスコアにまったく反映されません。普段どんな練習をすれば効果が出るのでしょうか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 上達するうえで、確かに練習量は必須だと思います。私もプロになったいまでも、毎日最低300球は打ち込んでいます。ですが、漠然とボールを打っているだけでは確かに効果は上がりません。今回は上達に役立つちょっとした秘策をお教えします。 10秒以内に次のボールを打つ! 私は練習中、良いスイングができたら、すぐに次のショットを打つようにしています。ナイスショットを打った直後、間髪入れ...
2017/06/25女子プロレスキュー!

片テマで3パット撲滅!? 大山亜由美

“パッティングの練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「どんなにショットが良くても、3パット連発でいつも撃沈…。どのような練習をしたら、3パットを減らせるのでしょうか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 3パットを減らすには、ロングパットとショートパットで、左右どちらかの手を意識させることです。どちらも何気なく同じように打ってしまうと、“距離感”も“方向性”もどっちつかずになってしまいます。 片手のみのパット練習が効果的! 私が考える3パット撲滅の練習法は、片方それぞれの手の役割を認識するメニューです。両手を使ったストロークでは体感しにくい、右手で“距離感”、左手で“...
2017/04/16女子プロレスキュー!

力みをとる3つの準備運動♪ 大山亜由美

“練習場と同じように打つ”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーMさんの悩み】 「コースだとどうしても練習場と同じようにスイングができません。いつもの力を発揮するにはどうしたらよいですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 朝イチのティッショットや緊張する場面では、力みがスイングに悪影響を及ぼすことは少なくありません。そんなとき「脱力しよう」と思っても、なかなか力が抜けないのがゴルファー心理。こういうときに私が実践している、3つの準備運動をお伝えします。 【その1】“かかと”からジャ~ンプ! 一つ目は、その場で軽くジャンプすることです。緊張するとどうしても腕や首といった一部の筋肉にだけ力が...
2017/04/23女子プロレスキュー!

方向性を上げる裏技 大山亜由美

“ドライバーショットの方向性”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「ドライバーの飛距離が上がってきたのですが、方向性はよくありません。大きく曲がることもしばしば…。大事な場面で曲げないショットを打つには、どうしたらいいですか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 実は、曲げないためのスイングというのは、答えがありません。プロでも常に悩んでいる部分です。今回は基本中の基本ですが、方向性を上げるために意識していることを2点ご紹介します。 【裏技.1】指3本分空けて短く持つ! 方向性を重視したいときは、クラブを短く持つことが効果的です。「短く持つと飛距離が落ちる」なんて思っている人...
2022/06/29女子プロレスキュー!

パッティングが上達する! ふたつの発想転換 桑山紗月

「パットが苦手な人」をレスキュー♪ パッティングが上達する! ふたつの発想転換 桑山紗月がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「スコアを崩す最大の原因はパッティングです。3パットが多く、常にハーフ20パット以上…。どんな練習をすれば改善できますか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 アマチュアの皆さんのパッティングを見ていて、気になる点がふたつあります。ひとつは、打点ズレについて。もうひとつは、グリーン上で優先するべき考え方。どちらも発想の転換で改善できるので、参考にしていただければと思います。 1.「ヘッド操作が悪い…」の発想を転換する 打点が安定しない原因を、ヘッド操作のせ...
2022/08/17女子プロレスキュー!

落としどころを固定する! シンプル思考のアプローチ術 宮崎千瑛

「グリーン周りで失敗ばかりする人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「何でもない花道からのアプローチで、ミスを連発します。グリーン周りから確実に寄せるには、どうすれば良いですか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 エッジまで5m以内、しかも傾斜は緩やかで絶好のライ。そんな状況からなのに、ミスが出てしまうということは、複雑に考え過ぎている可能性が高いです。振り幅や力加減、体重のかけ方、入射角などいろいろ考え過ぎてしまい、ミスを起こしていると考えられます。確実に寄せたいアプローチこそ、シンプルに考えることが重要です。 1. 落としどころを“エッジから1m”と決める カップまでの...
2022/08/24女子プロレスキュー!

1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛

「ショートパットが苦手な人」をレスキュー♪ 1mパットの強さはテンポで打ち分ける 宮崎千瑛がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「1mのショートパットが苦手で3パットを連発してしまいます…。どんな練習をして本番に臨めば良いのでしょうか?」 【宮崎千瑛のレスキュー回答】 わずか1mでのショートパットでも、ロングパットと同じように、タッチ(強さ)のイメージを重視しています。ラインによってどんなボールの勢いで入るのか――。同じ距離でも状況に応じて強さを打ち分けることができれば、カップインの確率が上がると思います。 1. 3つのタッチをイメージする 1mを打つ際のバリエーションは3パ...
2022/09/14女子プロレスキュー!

「チャー・シュー・メン!」がスイングリズムの王道である理由 齊藤妙

「リズムを崩してミスが多い人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「ミスショット時には、スイングリズムが速まっていると気づいてはいるものの、本番になるとなかなか一定に保つことができません…。どんな状況でも変わらず、スイングリズムを保つには、どうすれば良いですか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 ホールごとにレイアウトが変わると、頭の中ではわかっていても、スイングの悪いクセは出てしまうものです。そこで私は、ドライバーからパッティングまで、常に同じリズムになるように意識しています。ただ、曖昧なイメージのままだと、毎ショットを同じようにすることは困難。指標となるリズムを決め、それに合...
2022/09/07女子プロレスキュー!

でんでん太鼓のイメージで飛距離アップ! 齊藤妙

「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「どんなに良いプレーをしても、飛距離が足りず、パーセーブが精いっぱい…。ティショットを最低でも230yd先のフェアウェイに置きたいのですが、どんな練習をすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私もまだまだ飛距離アップを目指している段階ですが、飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げる=速く振ることが不可欠だと感じています。ただ、速く振るといっても、ミスを起こしては意味がありません。ポイントを押さえ、効率的に飛距離を伸ばすための練習ドリル&イメージをお教えします。 1. 軽いもので素振りを行う ドライバー...
2022/10/12女子プロレスキュー!

アプローチをクラブ1本で打ち分けるには 齊藤妙

「アプローチでミスばかりの人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「アプローチショットでクラブを替えて打ち分けていますが、いろいろ考え過ぎてしまってミスばかり…。もう少しシンプルに攻めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 アプローチでは、キャリーで狙うのか転がして攻めるのか、ピンまでの状況を把握しながら弾道をイメージすることが最も重要と考えています。クラブを替えて打ち分けるプレーヤーも多いですが、私はイメージを重視し、1本のクラブで出球の高さと強さを変える打ち分け方を実践しています。 1. 上げたい場合はボールから離れる フワッとボールを上...
2022/10/19女子プロレスキュー!

パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙

「パッティングの引っかけに悩む人」をレスキュー♪ パターネックの違いで引っかけが防げる!? 齊藤妙がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「パッティングで引っかけのミスが出てしまい、3パットばかり…。改善策はありますか?」 【齊藤妙のレスキュー回答】 私も以前は、引っかけのミスで悩んでいました。打ち出しから左方向に出てしまうため、フックラインはすぐにラインから外れ、ショートパットにも自信が持てませんでした。そこでパターを以前のヒールシャフトモデルからセンターシャフトに替えたところ、引っかけのミスが出なくなり、復調のきっかけとなりました。 1. 原因はフェースの開閉が大きいこと ...
2020/09/16女子プロレスキュー!

ヘッドアップは頭の意識だけでは直らない! 吉川桃

「なかなか入らないショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「1m前後のショートパットが苦手です。狙いはカップを外していないつもりなのに、ボールが左右に外れてしまうのはなぜですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ショートパットに苦労する主な原因は、ヘッドアップだと考えています。ただ、単に「頭を動かさない」という意識だけでは、上体が固まりやすく、スムーズにストロークができません。そこで今回は、より実戦的なヘッドアップ対策をお教えします。 1. 頭ではなく目線を意識する ヘッドアップを防ぐには、「頭」ではなく「目線」を意識します。インパクト直後は目線を保つこと。打つ前...
2017/05/28女子プロレスキュー!

「ドライバーばかり練習してちゃダメ」は本当? 大山亜由美

“最適な練習法”をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「ドライバーばかりを練習しているとなかなか上達できない、と聞いたことがあります。本当のところはどうなのでしょうか?」 【大山亜由美のレスキュー回答】 結論から言いますと、私はドライバーの練習を多く取り入れてもダメではないと思っています。理由は、長いクラブが打てなければ、短いクラブもコントロールできないと思っているからです。大事なのは練習量ではなく、練習の仕方ではないでしょうか。 基本は“短い番手”から!! 私はドライバーを多めには打ちますが、その前に短い番手からスタートして、徐々に長いクラブに移行するようにしています。ドラ...
2020/07/29女子プロレスキュー!

ホースを使えば飛距離は伸びる! 吉川桃

黄金世代から注目の実力派が登場! 今回からアベレージゴルファーの悩みに答えてくれるのは、1998年生まれで黄金世代の一人である吉川桃プロだ。レギュラーツアー初優勝を目指す吉川プロは、安定感のあるスイングが持ち味。彼女が教えてくれる即効性のあるレッスンを学んでいこう。 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーBさんの悩み】 「他の人と比べてドライバーのティショットが飛びません。飛距離を伸ばすにはどうすれば良いですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 飛距離を大きくロスする要因は、振り遅れにあると考えています。振り遅れを起こさないために、自分のタイミングをつかむことが重要です...