2015/10/05優勝セッティング

「日本女子オープンゴルフ選手権競技」 チョン・インジの優勝セッティング

日時:2015年10月1日(木)~4日(日) 開催コース:片山津GC(石川県) 優勝者:チョン・インジ 国内女子ツアーの今季メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で、日本ツアー2戦目となるチョン・インジ(韓国)がプレーオフを制し逆転優勝。日本ツアーデビュー戦での優勝に続く、国内女子メジャー2勝目。21歳55日での2勝目達成は、2006年に宮里藍が記録した21歳83日を更新する最年少記録となった。 プレーオフは18番(423yd)のミドルホールで実施。2打目に距離が残ることを想定して、プレーオフ開始前に8Iを抜いて19度のUTをバッグに加えるスイッチ技で、76ホールの激戦を制した...
2015/05/18優勝セッティング

「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」 アダム・ブランドの優勝セッティング

日時:2015年5月14日(木)~5月17日(日) 開催コース:太平洋クラブ江南コース 優勝者:アダム・ブランド 3日目を終えて後続に6打差のリードをつけたアダム・ブランド(オーストラリア)が、最終日の逃げ切りに成功した。日本ツアー本格参戦2年目での初勝利をメジャーで飾った。 現在ツアーメンバーでただ一人の左打ち。レフティのツアー優勝は実に24年ぶりの出来事だった。1Wの平均飛距離は280yd以下だが、ショットとショートゲームの精度の高さが持ち味。昨シーズンはパーキープ率、リカバリー率で全体1位の数字を残していた。 <最終日コメント> 「リードしている難しい緊張感もあり、1番でいきなり大き...
2016/11/01優勝セッティング

WGC初制覇は意外な1Wから 松山英樹のクラブセッティング

日時:2016年10月27日(木)~30日(日) 開催コース:シェシャンインターナショナルGC(中国) 優勝者:松山英樹 日本人として初めて世界ゴルフ選手権(WGC)を制し、世界ランクを6位に上げた松山英樹。通算23アンダーで後続に7打差をつける独走劇に、その圧倒的な強さを称賛する声が世界を駆け巡った。 気になる14本のクラブだが、1Wは3週間前に制した「日本オープン」時とは別モデルを使用。契約先のダンロップ製で、長く愛用してきたエースの「ダンロップ スリクソン ZR-30 ドライバー」(9.5度)から、契約外のキャロウェイゴルフ社「グレート ビッグバーサ ドライバー」(9度)に替えていた...
2017/01/31優勝セッティング

「レオパレス21ミャンマーオープン」トッド・シノットの優勝セッティング

日時:2017年1月26日(木)~29日(日) 開催コース:パンラインゴルフクラブ (ミャンマー) 優勝者:トッド・シノット(オーストラリア) 大会2週間前に行われたアジアンツアーのファイナルQTを2位で突破したオーストラリアのトッド・シノット(24歳)が、首位と3打差で出た最終日に「65」をマークして逆転勝利。予選2ラウンドでの6度の池ポチャを盛り返し、後続に3打差をつける圧巻のプレーで、参戦2戦目のアジアンツアー初勝利を飾った。 シノットは持ち球の高弾道のアイアンショットで、グリーンが硬いコンディションを攻略した。「65」は最終日のベストスコア。首位で出た宮里優作、2位のキム・キョンテ(...
2020/09/07優勝セッティング

決め手は「松山さん」 星野陸也の新ドライバーと優勝セッティング

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(6日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71) 1月「SMBCシンガポールオープン」以来の日本男子ツアーの再開戦を、24歳の星野陸也が制した。ツアー通算3勝目。初勝利を挙げた2018年以来2回目、同大会を複数回制したのは2010年までに2連覇した石川遼以来となり、「少しでも近づけたら」と喜んだ。 堀川未来夢との3ホールにわたるプレーオフは1Wショットで圧倒した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、場内のスタッフを最小限にしたため、ドライビングディスタンスの計測は実施されなかったが、得意のロングドライブを活かした。4日間のフェアウェイ...
2021/06/15優勝セッティング

バッグの半分は“ウッド型” 青木瀬令奈の優勝セッティング

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72) プロ11年目の28歳・青木瀬令奈が4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。身長153㎝と小柄な体型で、青木自身も「スタッツを見ると私が一番飛んでいない大会もあったり、シード選手の中でもランク外だと思う」と客観視している。 キャディバックには2020年シーズンから使うダンロップ ゼクシオ エックス ドライバーをはじめ、7本もの“ウッド型”の顔のクラブがそろう。 「『飛距離のある選手と同じ土俵で戦うのは大変でしょう?』って言われるけど、私の中では当たり前にやってきたこと。...
2021/07/06優勝セッティング

クラブ担当者の指摘で微調整 鈴木愛の優勝セッティング

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 最終日(4日)◇戸塚CC(神奈川県)◇6570yd(パー72) 悪天候により4日間大会が2日間競技となり、36ホール決戦を鈴木愛が制した。2度目の賞金女王となった2019年以来の優勝に「本当にこの1勝をつかむまでがとにかく長かった」と振り返った。 復調の転機となったのは4月「フジサンケイレディスクラシック」だった。予定していたキャディが体調不良になったため、急きょバッグを担いてもらったピンのクラブ担当、浦山康雄氏から「愛ちゃんって、ミスするときは絶対に左からミスするよね」とラウンド中に言われた。「確かに今年も、去年もそうだなって。練習の時はうまくいくけど試合...
2021/10/12優勝セッティング

ウェッジ4本体制 渋野日向子の優勝クラブセッティング

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72) 4人によるプレーオフを制してツアー5勝目を挙げた渋野日向子。3月「ダイキンオーキッドレディス」以来、貫いてきたウェッジ4本体制で勝利を手繰り寄せた。 「ウェッジの距離も伸びてきたし、4本あると使う場面が多くて頼りになりました」と改造したスイングで100yd以内の精度を高めてきた。 正規の18番パー5では3打目95ydから52度で1mに。プレーオフ1ホール目では88ydから54度で30cmに寄せ、続く2ホール目では108ydから46度で1.5mにつけて“3連続バーディ”と正確なショット...
2019/11/26優勝セッティング

シャフトをSからXへ 「世界」を意識した今平周吾のセッティング

大会名:ダンロップフェニックストーナメント 日時:2019年11月21日(木)~24日(日) 開催コース:フェニックスカントリークラブ(宮崎) 優勝者:今平周吾 日本初開催となった米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」を59位で終えた今平周吾は、それまで使っていた1Wのシャフトを「S」から、より硬い「X」へと変更した。 「海外選手をみて、“S”で合わせに行っているスイングだと、その場しのぎのゴルフしかできないし、ちょっと差が離れるなって。“X”に変えて振るようにしたら、結果的に飛距離も方向性も良くなった」と、直後の「マイナビABC選手権」からの4戦で優勝1回、2位2回。同時期にパターも変え、今...
2018/08/28優勝セッティング

やさしさ優先で飛距離アップ アン・ソンジュのセッティング

大会名:ニトリレディスゴルフトーナメント 日時:8月23日(金)~ 26日(日) 開催コース:小樽CC(北海道) 優勝者:アン・ソンジュ アン・ソンジュ(韓国)が通算7アンダーで今季4勝目をあげた。前回優勝した7月の「ニッポンハムレディスクラシック」では、キャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバー(9度)を使用していたが、今回はキャロウェイ ローグ ドライバー(9度)を起用した。 投影面積がひとまわり大きくなって、やさしさもアップ。難関の小樽CCで唯一、4日間アンダーパーを記録した。「これまでは高い音が嫌いでカスタムしていたが、それだと重くなってミスショットが多かった。今回はそれをやめたので軽...
2018/03/05優勝セッティング

1Wのロフト角は7度 イ・ミニョンの優勝セッティング

大会名:ダイキンオーキッドレディス 日時:2018年3月1日(木)~4日(日) 開催コース:琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 優勝者:イ・ミニョン(韓国) 2打差を追ってスタートしたイ・ミニョン(韓国)が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、通算11アンダーで開幕戦を制した。 クラブ契約はテーラーメイド。1Wは話題の最新モデル『M3』『M4』ではなく、前作の『M2 ドライバー』を使用する。 特徴的なのは、そのロフト角だ。標準9.5度のロフト調整スリーブをめいっぱい立たせた“LOWER”に合わせ、さらに調節を加えることで7度に設定。「もともと球が上がりやすいので、その設定にしています」と、女子プ...
2018/04/17優勝セッティング

クラブ選びは感覚派 過去モデル並ぶ重永亜斗夢のセッティング

大会名:東建ホームメイトカップ 日時:2018年4月12日(木)~15日(日) 開催コース:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重) 優勝者:重永亜斗夢 4打リードの首位から出た重永亜斗夢が「73」と2つ落としながらも後続を1打差で振り切り、通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。 クラブはすべて2014年から契約したキャロウェイゴルフで固める。メーカー担当者によれば、同じモデルや重量の1Wシャフトでも、感性とフィットするまで数本を試すという感覚派。好みのモデルを使い込むタイプで、キャディバッグの多くを過去モデルが占めている。 1Wは2017年2月に発売のGBB エピック スター ドライバーを...
2018/10/16優勝セッティング

長尺シャフトを短く 成田美寿々の今季3勝目セッティング

大会名: 富士通レディース 日時:10月12日(金)~ 14日(日) 開催コース:東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 優勝者:成田美寿々 首位のアン・ソンジュ(韓国)と2打差からスタートした成田美寿々が「68」でプレーし、通算8アンダーで逆転し今季3勝目を手にした。 前半8番(パー3)でボギーを出すも10番(パー5)で「残り115ydの位置からPWで打ち、球をしっかり落としたいところに落とし、止めた」とイメージ通りの一打でバーディを奪った。 2月の米ツアー「ホンダ LPGAタイランド」では海外選手との飛距離の差やスピン量の違いに衝撃を受け、ショット精度を上げる目標を掲げた。「方向性は間違っ...
2016/10/03優勝セッティング

「日本女子オープンゴルフ選手権競技」畑岡奈紗の優勝セッティング

日時:2016年9月29日(木)~10月2日(日) 開催コース:烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木) 優勝者:畑岡奈紗(17、ルネサンス高3年) 17歳の畑岡奈紗(ルネサンス高3年)がアマチュアとして史上初のメジャー制覇を遂げた。4打差を追って最終ラウンドを迎えると、伸ばしきれなかったプロたちを尻目に逆転劇を演じた。小林浩美日本女子プロゴルフ協会会長も「力強くて、すばらしい」と舌を巻いた豪快なショットで、混戦を制した。 最難関の上がり2ホールを、強い気持ちで戦い抜いた。短いパットを外したボギー直後の17番はツアー史上最長、490ydのパー4。グリーン前には池が構え、プロたちの多くが「ボギ...
2017/08/29優勝セッティング

クラブ契約フリー2年目 池田勇太の優勝セッティング

大会名:RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 日時:8月24日(木)~8月27日(日) 開催コース:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県) 優勝者:池田勇太 昨季賞金王の池田勇太が、「大好き」と公言する福岡で今季初勝利を飾った。今年は海外メジャー4試合を含む米国ツアー10試合に出場し、国内ツアーはまだ6試合目。賞金ランキングではやっと15位に浮上したが、最終戦まで15連戦となる秋シーズン初戦での勝利に、2年連続賞金王獲りへの意欲も見せた。 シーズンオフに取り組んだ筋力トレーニングと、契約フリー2年目となるクラブの調整、さらに米ツアーでの戦いを経て、「何回か自分でもびっくりした」という飛距離アップ...
2017/11/13優勝セッティング

変幻自在の1Wショット 小平智の優勝セッティング

大会名:三井住友VISA太平洋マスターズ 日時:2017年11月9日(木)~12日(日) 開催コース:太平洋クラブ御殿場コース(静岡) 優勝者:小平智 小平智が今季2勝目をマークして賞金ランキングトップに再浮上した。最終日に首位に3打差の3位タイからスタートし「65」で逆転。2位の宮里優作に3打差をつけてみせた。 シーズン初勝利を挙げた10月初旬の「トップ杯東海クラシック」以降、上位での戦いを続けていた小平だが、この数週間は試行錯誤の連続だった。その2週後の「日本オープン」で1Wのヘッドが割れ(フェースにわずかな傷が入っただけだが)、新しい1W探しに労を費やした。2週前の「マイナビABCチャン...
2017/08/29優勝セッティング

前年ラストVからクラブを一新 申ジエの優勝セッティング

日時:8月24日(木)~27日(日) 開催コース:小樽CC (北海道) 優勝者:申ジエ 通算10アンダーで3日間を終えた申ジエ(韓国)が、今季出場15試合目にしてシーズン初優勝を決めた。2016年最後の優勝となった10月「樋口久子 三菱電機レディス」では1Wに『本間ゴルフ ツアーワールド TW727 455ドライバー』を採用していたが、今大会では『テーラーメイド M2 ドライバー』を選んでいる。 1Wのみならず、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジも当時から一新。パターも『オデッセイ ワークス #5CS』から『オデッセイ ホワイトホットツアー #5』にチェンジ。「リズムだけ意...
2017/08/21優勝セッティング

新投入のパターも 1億円を導いた藤本佳則の優勝セッティング

日時:8月16日(木)~8月20日(日) 開催コース:恵庭カントリー倶楽部(北海道) 優勝者:藤本佳則 32人が出場したツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」の頂点に立ったのは、藤本佳則。決勝戦で小平智を2UPで破り、頂点に輝いた。国内では破格の優勝賞金1億円を手にした。 1UPのリードで迎えた17番(パー5)では、グリーン左エッジから6mのパーパットをパターでねじ込みボギーを回避。小平に並ばれるピンチを逃れ、「17番のパーパットが勝因だと思う」とした。 パターは、今週から『オデッセイ ホワイトホット 2ボールブレード』を投入した。「以前から試していた」という太目のグリップとも感覚がマ...
2017/04/03優勝セッティング

飛距離+コントロールで葛城を攻略 イ・ミニョンの優勝セッティング

大会名:ヤマハレディースオープン葛城 日時:3月30日(木)~4月2日(日) 開催コース:葛城GC山名コース(静岡) 優勝者:イ・ミニョン 日本ツアー参戦5戦目にしてツアー初優勝を果たしたイ・ミニョン。韓国ツアー4勝の25歳は、2年前に腎臓がんを宣告されるが、手術を経て克服。「韓国から近いし、好奇心があった」と今年から主戦場を日本に移した。 今大会の平均飛距離は244.13ydでフィールド3位。風に影響されない低スピンの球で、最終日に同組で回った渡邉彩香と比べても遜色ない飛距離を稼いでいた。4番アイアンから入れるアイアンも「同じ飛距離の選手と比べると、アイアンは1番手くらい上」とキャディはいう...
2017/07/25優勝セッティング

1Wシャフトを1インチ短くして安定 穴井詩の優勝セッティング

大会名称:センチュリー21レディスゴルフトーナメント 日時:2017年7月21日~7月23日 開催コース:瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県) 優勝者:穴井詩 1打差リードの単独首位からスタートした穴井詩が通算11アンダーで逃げ切り、2016年9月「ゴルフ5レディス」以来となるツアー通算2勝目を挙げた。 5月上旬から替えた1Wのシャフトは、それまでより1インチ短くした44インチ。硬さもSからXに変えた調整が体に馴染み、7月に入ってティショットの安定が増していたという。 58度のウェッジは、前週から『グラインドスタジオ ウェッジ Ver.2』を使用。「いろいろと試した」結果、ようやくフィットした...