「61」を出したホブランが逆転でプレーオフシリーズ初優勝(Photo by Keyur Khamar／PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ第2戦◇BMW選手権 最終日（20日）◇オリンピアフィールズCC（イリノイ州）◇7366yd（パー70）

通算8アンダー5位から出たビクトル・ホブラン（ノルウェー）が「61」で回って通算17アンダーまで伸ばし、逆転優勝を決めた。6月「ザ・メモリアルトーナメント」以来の米ツアー通算5勝目、プレーオフシリーズは初勝利となった。この優勝で、大会終了時点のフェデックスカップランキングは、開幕前の7位から2位に浮上する見込み。年間王者に向けて絶好の位置で次週の最終戦「ツアー選手権」に臨む。

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通算15アンダー2位にはスコッティ・シェフラーとマシュー・フィッツパトリック（イングランド）。フィッツパトリックはフェデックスカップランク40位から10位に浮上し、次週の出場圏内に滑り込んだ。

通算12アンダー4位にロリー・マキロイ（北アイルランド）、11アンダー5位にはブライアン・ハーマンとマックス・ホマが入った。

フェデックスカップランキング1位で大会に臨んだジョン・ラーム（スペイン）は通算イーブンパーの31位。同ランク4位のルーカス・グローバーは4アンダー22位で大会を終えた。

今大会終了後に更新されるランキング上位30人が次週「ツアー選手権」に進出。優勝者は「年間王者」のタイトルと同時に1800万ドル（約26億円）のボーナスが与えられる。

31位以下から最終戦の切符をつかんだのは、フィッツパトリックだけだった。サヒス・ティーガラは大会15位でランキングは31位。32位から最終戦出場を目指したジャスティン・ローズ（イングランド）は大会22位、ランキング34位でシーズンを終えた。