昨年はサム・バーンズが大会を連覇した(Douglas P. DeFelice／Getty Images)

◇米国男子◇バルスパー選手権 事前情報◇イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドコース（フロリダ州）◇7340yd（パー71）

4週に渡ったフロリダスイングも、今週が最終戦。半島中部の都市、タンパから車で北西に40分ほどの場所にあるリゾートコースを舞台に、賞金総額810万ドル（約10億8187万円）を懸けて争われる。

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大会の見どころの一つが、“スネークピット（蛇の巣穴）”とも呼ばれている16、17、18番ホール。ツアーが開催される全コースの中でも屈指の難度を誇る上がり3ホールが、今年もドラマチックな展開を呼ぶか。

前年はサム・バーンズがデービス・ライリーをプレーオフで破り、2018、19年大会を制したポール・ケーシー（イングランド）に続く2人目の大会連覇でツアー3勝目を飾った。

今年は3連覇を狙うバーンズに加え、17年覇者アダム・ハドウィン（カナダ）、15年覇者ジョーダン・スピース、12年覇者ルーク・ドナルド（イングランド）といった歴代チャンピオンたちがエントリー。前年3位のジャスティン・トーマスと、5位のマシュー・フィッツパトリック（イングランド）はリベンジを期す。

2週前の「プエルトリコオープン」でツアー初優勝を遂げたニコ・エチャバリア（コロンビア）や、昨年10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を制したキーガン・ブラッドリーも出場、今季2勝目を目指す。

＜主な出場予定選手＞
サム・バーンズ、キーガン・ブラッドリー、キャメロン・チャンプ、ルーク・ドナルド、ニコ・エチャバリア、マシュー・フィッツパトリック、トミー・フリートウッド、アダム・ハドウィン、ジャスティン・ローズ、ウェブ・シンプソン、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス