前年大会優勝のコリン・モリカワ。今年は表開催のWGCへ（Christian Petersen/Getty Images）

◇米国男子◇バラクーダ選手権 事前情報◇タホマウンテンクラブ（カリフォルニア州）◇7390yd（パー71）

バーディやボギーなどのスコアによって異なるポイントを積み上げて争う、ツアー唯一の「ステーブルフォード方式」で行われる一戦が30日（木）に開幕する。

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1999年に「リノタホオープン」として始まって以来大会を開催してきたネバダ州モントルーG&CCから会場を変更。舞台はジャック・ニクラス設計のカリフォルニア州タホマウンテンクラブに移る。

前年大会はコリン・モリカワが最終日にボギーなしの7バーディで14ポイントを加算。47ポイントを積み上げ、逆転でツアー初優勝を飾った。そのモリカワは3週前の「ワークデイ・チャリティオープン」で2勝目を挙げるなど飛躍を遂げ、ことしは同週開催の「WGCフェデックスセントジュード招待」に“昇格”を果たした。

ディフェンディングチャンピオンをはじめ、上位陣不在となる大会だが、メジャー2勝の元世界ランク1位マルティン・カイマー（ドイツ）やビル・ハース、ラッセル・ノックス（スコットランド）、キム・シウー（韓国）といったビッグタイトル獲得経験のある面々がエントリー。2017年大会覇者のクリス・ストラウドも出場する。

翌週にメジャー「全米プロゴルフ選手権」が控え、カート・キタヤマやマティアス・シュワブ（オーストリア）といった欧州ツアーを主戦場とする選手もスポット参戦する。

＜主な出場選手＞
ブランデン・グレース、ビル・ハース、マルティン・カイマー、キム・シウー、ラッセル・ノックス、ライアン・ムーア、ジャスティン・サー、ジョナサン・ベガス

（※）ポイント配分
・アルバトロス／8ポイント
・イーグル／5ポイント
・バーディ／2ポイント
・パー／0ポイント
・ボギー／－1ポイント
・ダブルボギー以下／－3ポイント