舞台はカナダへ 石川遼はシード確保へ必死の戦い
2015/07/22 07:44
米国男子ツアー「RBCカナディアンオープン」は23日(木)、カナダのグレンアビーGCで開幕。月曜日まで最終ラウンドがずれ込んだ「全英オープン」の余韻も残る中、カナダのナショナルタイトルが争われる。
ジャック・ニクラス設計のトロント近郊のコースに集結するメンバーには、RBC(ロイヤル・バンク・オブ・カナダ)と契約を結ぶ実力者が目立つ。過去2勝し、昨年はティム・クラーク(南アフリカ)に敗れたジム・フューリックのほか、ハンター・メイハン、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、ルーク・ドナルド(イングランド)ら技巧派ともいえる面々がそろう。
一方でニック・テイラー、デービッド・ハーンら地元カナダ出身選手の活躍にも期待は大きく、会場は盛り上がりを見せるはずだ。
全英オープンで1打差の4位に終わったジェイソン・デイ(オーストラリア)や、バッバ・ワトソンを含む27人が聖地セントアンドリュースでの戦いを終えて参戦する予定となっている。
日本勢では石川遼が出場。レギュラーシーズンの終わりが約1カ月後に迫る中、フェデックスカップポイントランキングは来季のシード獲得(上位125位)圏外の137位。6月「全米オープン」から6週連続の出場となるが、なりふり構わぬ戦いが続く。
【主な出場予定選手】
ティム・クラーク、チェ・キョンジュ、ジェイソン・デイ、ルーク・ドナルド、アーニー・エルス、ジム・フューリック、デービッド・ハーン、J.B.ホームズ、石川遼、マット・クーチャー、ハンター・メイハン、グレーム・マクドウェル、バッバ・ワトソン