2003年 WGCワールドカップ

南ア逃げ切り!日本は追い上げ7位フィニッシュ!!

2003/11/17 09:00

「WGC(世界ゴルフ選手権)ワールドカップ」が、サウスカロライナ州のキーアワアイランドにあるザ・オーシャンコースで開催された。24カ国の対抗戦で、各チーム2名ずつ選出されている。日本チームは丸山茂樹田中秀道の2人。大会連覇を狙った日本だが、初日から大きく出遅れてしまった。

初日と3日目に行われたフォーボールは、全選手がストロークプレーを行い良かった方をチームのスコアにする形式。そのフォーサムでスコアを伸ばせなかった日本は苦しい展開となった。しかし、2日目と最終日に行われるフォーサムでチームワークの良さを発揮した。

最終日は1番から3連続バーディを奪い、その後ボギーを4つ叩いたが終盤の15、16番ホールでも連続バーディを奪うなど3ストローク伸ばした。2日目と最終日に順位を上げ、最終的には3アンダーの7位に食い込むことができた。

優勝したのは2日目から首位をキープしたローリー・サバティーニとトレバー・イメルマンが出場した南アフリカ。3日目に14アンダーまで伸ばした南アフリカは、2位に7ストロークの差をつけた。最終日は1オーバーと伸び悩んだが、2位に4打差をつけて逃げ切った。南アフリカは、2001年に日本で開催した際、アーニー・エルスレティーフ・グーセンの組み合わせで優勝している。

2位はポール・ケーシージャスティン・ローズが組んだイングランドチーム。2日目を終えて2オーバー12位と出遅れていたイングランドだが、3日目に6アンダー、最終日にも5ストローク伸ばす快進撃を見せた。

イングランドを上回る快スコアで順位を上げてきたのは、4アンダーで5位に入ったアイルランドチームだ。パドレイグ・ハリントン、ポール・マギンリーの2人は、2日目を終えて7オーバーの17位だった。ところが3日目以降は選手が変わったような展開。後半2日だけで11ストローク伸ばしてきた。2日目の5オーバーが無ければ、南アフリカの独走を止めることができたのかも知れない。

2003年 WGCワールドカップ