タイガー伸びず!! 首位ハウエルと6打差12位!
テキサス州ヒューストンのチャンピオンズGCで開催されている、米国男子ツアー2003シーズンの最終戦「ザ・ツアー選手権」の2日目。初日のラウンドで歯車が噛みあわず、1アンダー13位と少し出遅れたタイガーは、この日もストレスの溜まるラウンドになってしまった。
前日イーグルを奪った5番パー5でバーディを奪ったタイガーだが、前半動きがあったのはこの1ホールのみ。後半に入ってもチャンスをつかめず、13番パー5でバーディを奪ったが15番でボギーを叩いてしまった。2バーディ1ボギーでのラウンドになり、初日と同じ「70」。通算2アンダーは首位と6打差の12位となっている。5年連続での賞金王を奪うためには優勝が絶対条件、残り2日で逆転することはできるのだろうか。
首位は2日連続で4ストロークずつ伸ばしたチャールズ・ハウエルIII。12番パー3でボギーを叩いたが、続く13番パー5で快心のイーグルを奪取。他にも3つのバーディを奪ったハウエルが、2位に1打差をつける単独首位に立ち、ツアー2勝目を狙っている。
7アンダーの単独2位には、ベテランのフレッド・ファンクが順調にスコアを伸ばしている。今大会の会場となっているチャンピオンズGCは、難コースとしても知られているが、ファンクは7番ホールを苦手としているようだ。7番で2日連続してボギーを叩いているが。その他のコースでは、危なげない安定したゴルフを披露している。
さらに1打差の6アンダー3位につけているのは、レティーフ・グーセン。ボギーを叩くものの要所でバーディを奪い6位から浮上してきた。首位ハウエルからグーセンまでは、それぞれ4ストローク伸ばしていた。
そして、タイガーと賞金王争いを展開しているビジェイ・シンだが、初日2オーバー23位と出遅れたシンだが、前日3つあったボギーが1つに減り、1つしかなかったバーディを4つ奪った。タイガーが優勝しなければシンの賞金王が確定するが、誰も為しえていない、この大会の連覇も狙ってもらいたい。