米国男子ツアーの第33戦『リノ・タホオープン』が、ネバダ州にあるモントルーG＆CCで開幕した。世界ゴルフ選手権のNECインビテーショナルと同時開催ということでトッププロは出場しないが、5人の日本人選手が出場することで注目を集めている。

初日は天候の影響でサスペンデット。片山晋呉、久保谷健一など一部の選手はスタートすらできなかった。

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暫定で初日トップに立ったのは5アンダーでラウンドした5人。主要選手が『NECインビテーショナル』に出場していることもあり、久しぶりの優勝と初優勝を狙う顔ぶれが揃った。まずはツアー7勝を挙げているB.ツエーとツアー6勝を挙げているS.ペイト。B.ツエーは1995年以来、S.ペイトは1998年以来の優勝を狙うことになる。また、P.スタンコウスキが1997年以来の3勝目、K.トリプレットが2000年以来の2勝目を狙う。さらには若手のA.ミラーがツアー初勝利に挑戦する。

このトップ5人を追って、2位の4アンダーは5人、3位の3アンダー7人と上位グループは混戦模様。初優勝を狙う選手も多く、世界選手権の裏舞台で新たなツアー優勝者が誕生する可能性が高い。

日本人選手の中でホールアウトできたのは丸山茂樹、貞方章男の2人。丸山は2アンダーの暫定18位タイと好位置をキープした。特に丸山は先週の『全米プロゴルフ選手権』で今季初のメジャー予選通過を果たし復調の兆しが見えてきているだけに、今週の活躍を期待したいところ。貞方はイープンパーの51位と出遅れてしまった。なお、田中秀道は4ホールしか消化できなかったが2アンダー。丸山と同じく暫定18位タイの好位置につけている。