今シーズンのメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が、8月14日（木）から17（日）までの4日間、ニューヨーク州ロチェスターにあるオークヒルカントリークラブで開催される。この大会は今年85回目の開催を迎えるが、元々は全米中のプロゴルファーナンバー1を決める大会として行われた。しかし、現在は米国ツアー自体もインターナショナルになり、他国の選手が大勢参加し、他のツアーからの招待出場も多い。

日本からも丸山茂樹、伊沢利光、片山晋呉、谷口徹の4人の出場が決定している。全英オープンでは日本勢が不甲斐ない結果だっただけに、彼ら4人には奮起してもらいたい。

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昨年の大会は、2週前に開催された「ジ・インターナショナル」に優勝したリッチ・ビームが、その勢いのまま参戦し見事に優勝を飾った。

さて優勝候補だが、やはりタイガー・ウッズが一番人気に挙げられるだろう。ところが今シーズンのタイガーは、4勝しているものの、メジャーなど大舞台で好成績を残せていない。次に注目されるのが、先週の「ジ・インターナショナル」でタイガーと並ぶシーズン4勝目を果たしたデービス・ラブIIIだ。賞金ランキングで首位に立ったラブが、どのようなゴルフを見せるか注目されている。

日本勢の活躍にも期待がかかる。首痛のため満足なゴルフができていない丸山茂樹や日本ツアーでの優勝をきっかけに復活を果たした伊沢利光は、再び米国で旋風を巻き起こすのか。また、一昨年この大会で4位に入った片山晋呉が、自己記録を更新することができるか注目は尽きない。