2003年 ビュイックインビテーショナル

タイガーが12アンダー単独首位!!ミケルソンが3位で追う

2003/02/16 09:00

米国男子ツアー第6戦「ビュイックインビテーショナル」の3日目。8アンダー8位タイグループからスタートしたタイガー・ウッズが、スコアを4つ伸ばし12アンダーで単独首位に浮上した。昨年12月に左ひざの手術を行い、この試合が復帰第1戦となるが、早くも優勝に王手をかけた。

スタートから2連続バーディを奪ったタイガーは、6番パー5で確実にバーディを奪い、首位に並んだが、続く7番でボギーを叩き、前日イーグルを奪った9番パー5ではバーディすら奪えなかった。後半に入ると、他の選手もスコアを伸ばせず、混沌とした状態が続いた。

そんな中でもタイガーは2つあるパー5で、確実にバーディを奪い12アンダーの単独首位で3日目を終えた。1打差の2位には、10アンダー首位からスタートしたブラッド・ファクソン。そして、3位にはフィル・ミケルソンがつけている。

大会前、ミケルソンの一言が米国中のゴルフメディアに取り上げられ波紋を呼んだ。ミケルソンとタイガーの間に何のしこりも残っていないようだが、いきなり優勝争いでぶつかることになった。米ツアーでは、開幕戦から2連勝したアーニー・エルスが一歩抜け出しているが、やはり米国のトップ2名による優勝争いは盛り上がる。明日最終日は2人から目が離せない。

日本勢は6名中、丸山茂樹久保谷健一だけが決勝ラウンドに進出している。5アンダーまで伸ばしていた久保谷は、スコアを2つ落とし3アンダーの35位に。そして、1アンダーでぎりぎり予選を通過した丸山は、逆にスコアを2つ伸ばして久保谷と並んだ。

2003年 ビュイックインビテーショナル