最終戦を制したフィル・ミケルソンと、FedEexCup王者となったタイガー・ウッズ(Scott Halleran/Getty Images)

ジョージア州・イーストレイクGCで開催されている米国男子ツアー第38戦「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」の最終日。前日3位タイに浮上したフィル・ミケルソンが4打差を逆転して通算9アンダー。2位のタイガーに3打差をつけ、「FedEex Cup」最終戦を勝利で飾った。

前日の12位タイから3 位タイに浮上して最終日を迎えたミケルソン。タイガーを含め、他の多くの選手がスコアを落とす厳しいコース設定にもかかわらず、前半2度の連続バーディを決め、一気に首位に立って折り返し。単独首位で迎えた後半は1バーディ、ノーボギーで乗り切り、通算9アンダー。初日の出遅れから見事な追い上げを見せ、3月の「WGC CA選手権」以来、半年ぶりの今季3勝目を手に入れた

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単独2位に食い込んだのはタイガー・ウッズ。逆転優勝を狙ったが、スタートホールでボギーを叩いて以降、スコアを伸ばすことができないまま折り返し。後半に入ってからも、13番でボギーを叩き、通算4アンダーに後退。その後、終盤15番から連続バーディを決めて通算6アンダーに戻したが、それ以上は伸ばせず単独2位でフィニッシュ。最終戦の勝利を逃しはしたが、「FedEex Cup」のタイトルを手にした。

通算5アンダー、単独3位にはショーン・オヘア。通算4アンダー、4位タイにはパドレイク・ハリントン（アイルランド）とケニー・ペリー。ペリーは見事なゴルフを展開した前日とはうって変わって「74」の大叩き。自ら優勝のチャンスを手放してしまった。