苦しい展開ながら、何とか大会連覇を飾ったP.ミケルソン（Stephen Dunn /Getty Images）

米国カリフォルニア州にあるリビエラCCで行われている米国男子ツアー第7戦「ノーザントラストオープン」の最終日。単独首位からスタートしたフィル・ミケルソンが1打差で後続をかわし、大会連覇を果たした。

2位に4打差のリードをつけて最終日を迎えたミケルソンは、出だしの1番パー5でイーグルを奪う絶好のスタート。このまま突き放すかに思われたが、その後2、3番と連続ボギー。さらに7、12、14番とボギーを重ね、通算13アンダーまで急落する。ここで猛追を見せたのが、ミケルソンに6打差の7位タイからスタートしたスティーブ・ストリッカー。6バーディ、2ボギーの通算14アンダー、上位を一気に追い抜いて単独首位でホールアウト。後続を待つ展開となった。

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だが、ミケルソンも終盤に息を吹き返す。16番のバーディでストリッカーに追いつくと、続く17番パー5でも2オンに成功してバーディを奪い、単独首位の座を奪回。最終18番も確実にパーをキープし、生まれ故郷のカリフォルニアで大会2連覇を果たした。

単独2位にはストリッカー。通算13アンダーの3位タイには、崔京周（韓国）、アンドレス・ロメロ（アルゼンチン）、フレッド・カプルスが並んだ。51位タイからスタートした今田竜二は、1ストローク落として通算1アンダーの59位タイで大会を終えている。