調子を上げてきたタイガーと粘り勝ちのラブが決勝でぶつかる!
2004/02/29 09:00
カリフォルニア州カールズバッドにあるラコスタリゾート&スパで開催されている、世界ゴルフ選手権(WGC)「アクセンチュアマッチプレー選手権」。4日目は準々決勝の4試合、準決勝の2試合が行われた。
準々決勝では、ディフェンディングチャンピオンであるタイガー・ウッズと2000年の優勝者ダレン・クラーク(北アイルランド)が順当に勝利。また、4試合の中でも注目を集めたデービス・ラブIIIとフィル・ミケルソンは予想どおりの好試合を展開した。オールスクエアで迎えた18番をラブIIIがとり、勝ちをものにした。さらに、ステファン・リーニーが勝ち上がりベスト4が出揃った。
そしてセミファイナル。ステファン・リーニーとタイガー・ウッズの対戦は15番までオールスクエアの好試合。しかし、ここからウッズが強さを発揮。16、17番を奪い2アンド1で勝利。決勝に進んだ。
ダレン・クラークとデービス・ラブIIIの試合も14番までオールスクエア。そしてクラークが15、16番をとり2アップ。17番がドーミーホールとなり、クラークの勝利が濃厚になった。しかし、クラークが17番でパーを逃し18番に突入。いずれにせよ後がないラブIIIは、558ヤードのパー5を果敢に攻め見事に2オン。イーグルこそ逃したがバーディを決めたラブIIIが、18番で再び追いつきエキストラホールに突入した。エキストラホールでも両者譲らず迎えた21ホール目。ラブIIIがバーディを決め長い戦いにピリオドを打った。
決勝に向け徐々に調子を上げてきたタイガー・ウッズと昨年4勝を挙げているラブIII。この強豪同士の決勝戦は最終日36ホールマッチで行われる。