2004年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ

首位はドナルド!シン、ミケルソンも順調に伸ばした!

2004/02/07 09:00

米国男子ツアー第5戦「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の2日目。カリフォルニア州にあるペブルビーチゴルフリンクス、ポピーヒルズGC、スパイグラスヒルGCの計3コースで予選ラウンドが行われているが、上位選手は順調にスコアを伸ばしている。

最もスコアを伸ばしたのは、メインコースのぺブルビーチを「65」の7アンダーでラウンドしたルーク・ドナルド。17番ホールまでに8つのバーディを量産したドナルドは、最終18番パー5でボギーを叩いてしまった。しかし、通算10アンダーで2位集団から頭1つ抜け出す形になった。

9アンダーで首位を窺っているのは、ビジェイ・シンケン・デュークなど4人。スパイグラスヒルをラウンドしたシンは、12番パー3でボギーを叩いたが、それ以外は安定したゴルフで4ストローク伸ばしている。連続トップ10以内という記録もかかっているが、残り2日間このペースでスコアを伸ばせば優勝も狙える。

そして、シンの好調さに引けをとらず、ギャラリーの注目を浴びているのは、今シーズンすでに1勝しているフィル・ミケルソンだ。この日奪ったバーディ数は4つだけ。ミケルソンにしては穏やかなゴルフになっているが、明日の予選ラウンド最終日に勝負をかけてくるかも知れない。

また、今週は日本から唯一宮瀬博文が出場している。初日4オーバーの168位と大きく出遅れた宮瀬は、5ボギー、1ダブルボギーの7オーバーで通算11オーバーの160位。明日3日目はぺブルビーチをラウンドすることになっているが、巻き返しは難しい状況になってきた。

2004年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ