スピース、スコットら世界の強豪に日本の新星が挑む
2015/11/25 07:30
ワンアジアツアーの今季最終戦「エミレーツ オーストラリアオープン」が26日から29日までの4日間、オーストラリアのジ・オーストラリアンGCで開催される。ナショナルオープンとして1904年から行われている歴史的な大会には例年、世界中から豪華なメンバーが顔をそろえる。
ディフェンディングチャンピオンで現在世界ランク1位のジョーダン・スピース(米国)が今年も参戦。前年大会は後続に6打差をつける完勝だった。米ツアーの2014-15シーズンでは2度のメジャーを含む5勝を挙げ、名実ともに世界ナンバーワンとなったスピースが連覇を狙う。
米ツアーからはアダム・スコット、スティーブン・ボーディッチ、マーク・レイシュマンらオーストラリア勢も母国に集結する。スコットは2009年大会王者であり、2度目のナショナルタイトル制覇に挑む。
日本からはアマチュアで17歳の金谷拓実(広島国際学院高2年)が出場を果たす。10月の「日本オープン」で11位に入り、ローアマチュアの年少記録を塗り替えた新星が世界の強豪を相手にどこまで戦えるのか、注目が集まる。
2013年大会王者のロリー・マキロイ(北アイルランド)は欠場となったものの、欧州からは1997年大会を制したリー・ウェストウッド(イングランド)、2016年ライダーカップの欧州主将ダレン・クラーク(北アイルランド)らが出場する。
【主な出場選手】
J.スピース、A.スコット、S.ボーディッチ、M.レイシュマン、L.ウェストウッド、D.クラーク、G.オギルビー、G.チャルマース、金谷拓実