野村敏京23位に急上昇、五輪をほぼ手中 大山は2番手に/女子ゴルフ世界ランク
2016/04/26 07:30
25日付の女子ゴルフ世界ランキングが発表され、米国ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」で今季2勝目を挙げた野村敏京が、前週の36位から13ランク上げて自己最高の23位となった。後続の日本勢を突き放し、7月11日時点の世界ランク上位2人が選ばれる見込みのリオデジャネイロ五輪日本代表の座をほぼ手中にした。
国内ツアー「フジサンケイレディスクラシック」で今季初勝利を遂げた大山志保は、10人を抜き37位に上昇した。宮里美香は4つ順位を下げて42位。大山に抜かれ、日本勢3番手に後退した。
野村は24日の優勝インタビューで、世界ランクで日本勢最上位にいることについて「まったく気にかけていない」と、さらり。五輪に関しても「率直に言えば私にとって、ほかのストロークプレーの大会と違いはない」と持ち前の強気の発言をしている。
日本勢4番手は54位の渡邉彩香、次いで60位の菊地絵理香となった。
世界ランク1位はリディア・コー(ニュージーランド)、2位は朴仁妃(韓国)で変わらず。上位15人中、8人を韓国勢が占める。