スズメバチに刺される不運も発奮材料に 22歳のウェイリーがアマ世界一/全米アマ

2026年 全米アマチュア選手権 最終日 ジャック・ウェイリー
2026年のアマチュア世界一に輝いたジャック・ウェイリー(提供:全米ゴルフ協会)

◇男子アマチュア◇全米アマ 最終日(16日)◇メリオンGC(ペンシルベニア州)◇6939yd(パー70)

36ホールの予選ラウンドと64人によるマッチプレーで争う男子アマチュア世界一決定戦の決勝が行われた。フロリダ州立大のジャック・ウェイリー(イングランド)がスタンフォード大のジェイ・レン・ジュニアを4アップで破り2027年のメジャー「マスターズ」「全米オープン」「全英オープン」の出場権を獲得した。

ウェイリーは世界アマチュアランキング(男子)90位の22歳。ダルトン州立大で2シーズンを過ごしたあとフロリダ州立大に編入した。イングランド勢の大会優勝は2013年のマシュー・フィッツパトリック以来13年ぶりとなり、それ以前だと1911年のハロルド・ヒルトンまでさかのぼる。

一日36ホールの長丁場の戦いで、前半18ホールを2ダウンの劣勢で折り返した。後半は一転してウェイリーのペース。2番(パー5)からの3ホール連続アップを奪い逆転すると、その後は一度もリードを譲ることなく3ホールを残して決着をつけた。

逆転のバーディを決めた4番(パー5)のプレー途中には、スズメバチに足首を刺される不運に見舞われていた。その場で針を抜くなどの応急処置が施されたが、「2ホールほどズキズキと痛みが続いた」という。このハプニングが、追い上げに転じていた22歳の闘志にさらなる火をつけた。「これ以上悪くなることはないだろうと思っていたし、尻を蹴り上げられたようなものでした。『さあ、いいゴルフをしよう』と」

続く5番も伸ばす4連続アップとして優勢を築き、33ホール目(15番)でタイトルを確定させる完勝。「こんなことが起こるとは思ってもいませんでしたし、とても光栄です」と喜びに浸った。

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