スコットはようやくシーズンオフに・・・ソニーオープンinハワイを振り返る
休暇入り
今後しばらく、アダム・スコットの姿を見ることはないだろう。ここ1ヶ月において、母国オーストラリアとハワイでのプレーを終えたマスターズ勝者、世界ランキング3位のスコットは、やっとオフシーズンに入る。
スコットはサーフィンのためハワイ島に向かい、それから試合にバハマに向かう。
「ここ2、3週間で課題が山積みだよ」と、先週のヒュンダイを6位タイ、今週のソニーを8位タイで終えたスコット。
6週間の休暇後は2月末から3月の始めにかけて行なわれる「ホンダクラシック」で復帰する。2月の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」には出場しないということだ。
ジェリー・ケリーはここ3シーズンのベストフィニッシュ
パッティングが好調だった大会を終え、ジェリー・ケリーは3位と、2011年3月の「ホンダクラシック」以降のPGAツアー自己最高成績を記録した。実際のところ、ラウンド後のケリーは上機嫌で、ファンとの写真撮影に臨んだだけでなく、全身像を描くのにも応じたのだ(まあ、絵を描くのは2分もかからなかったが、なおさら印象的だった)。
ラウンド後、ウォーカーは47歳のケリーとラウンドがどれほど楽しかったかを語った。「僕らはハイタッチをしたり、拳を突き合わせたりしていた」と、ウォーカー。「いい感じだったね。ケリーはこの調子で行こうってさ」。
「65」でフィニッシュしたケリーは、この先どれくらいこの大会に出場するかを聞かれた。「声をかけてくれる間はずっとだね。松葉杖や車椅子のお世話になったとしても、隠れて片手でプレーするさ」。
それは星の中に
あなたがウォーカーのSNSのフォロワーでなければ、彼にゴルフの他にも夢中になっているものがあるのに驚くかもしれない。
それは天体写真だ。
ウォーカーは深宇宙の写真撮影に、米ニューメキシコ州のリモートテレスコープを使う。彼が求める結果には、それが必要なのだ。ウォーカーが熱中しているのは編集作業で、彼は今週も毎日それをしていた。朝5時に起きては、複数の“データセット”をじっくりと調べ、コーヒーを飲んでは写真を量産するのだ。一連の写真は彼のツイッターアカウント(https://twitter.com/JimmyWalkerPGA)で見ることができる。
「同じデータセットを50人にあげれば、50の違った結果が得られる」と、ウォーカー。「それこそが、ありのままの写真の見せ方なんだよね。僕はそれが得意なんだ」。このやり方を知る50人が無事見つかりますように。
この選手にも注目
第1ラウンドを「71」で終えたものの、チャールズ・ハウエルIIIは「ソニーオープンinハワイ」で3大会連続の10位内入りを果たした。ハウエルはソニーにおける人気の高い注目選手で、それにはちゃんとした理由があった。ワイアラエでの13試合のうち、彼はトップ10内に8回入り、そのうち2012年は2位タイで、昨年は3位タイでフィニッシュしていた。
彼が今週得た賞金は11万9,000ドル(約1,230万円)で、ソニーで獲得した賞金総額は235万1,178ドル(約2億4,300万円)となった。(賞金額の違う今、比較するのは)まったくナンセンスではあるが、この金額はアーノルド・パーマーやセベ・バレステロスといった伝説の名プレーヤーが生涯のキャリアで稼いだ額よりも多いのである。