2013年 タンパ ベイ選手権

「タンパベイ選手権」 2日目レビュー

2013/03/16 16:05

スコットは今週、昨年の全英オープン」の覇者アーニー・エルス(南アフリカ)と練習ラウンドを回るため、オーガスタに寄った。

「今年のこの早い時期にして、これまでで最高の状態だった。さすがオーガスタだ。実に完璧だった」とスコットは語る。

ビッグ・イージー(エルスの愛称)と回ったことについて、スコットは「英国ロイヤルリザム&セントアンズだろうと、今日でなくても少しもやり難いことはなかったよ。才能豊かなゴルファーだと思うし、これまで見た選手の中でもベストの一人だね。何度となく一緒に回ったけれど、信じられないようなプレーをたくさん目撃した。思うにメジャーで10勝はできていたね。ようやく報われたよ。彼が勝とうが、僕が彼の勝利に貢献したかなんてどうでもいい。彼は勝ったんだ。選手の中でも彼は親しい友人だから、(同大会で逆転優勝されたという)辛いことも和らぐ。彼のためならいくらか幸せな気持ちになれるんだ」。

2日目、スコットにとって最も嬉しかったことは、イニスブルックをノーボギーで回ったことだろう。結果、良いポジションで決勝ラウンドを迎えようとしている。

スコットは、「どんなコースでもノーボギーで回れるのは良いことだ。このコースじゃ格別だよ」と明かすと、「ここは本当に厄介なコースだ。すぐミスを犯してしまう。この位置で決勝ラウンドを迎えられるなんて、すごく嬉しいね」と加えた。

ディボット:昨年の覇者ルーク・ドナルド(イングランド)は「72」で回り、首位と7打差にある。ビジェイ・シン(フィジー)は「73」で回り、昨年のUSオープン以降17回連続で予選を通過した。ダニエル・サマーヘイズは18番ホールまで予選通過ラインを1打オーバーしていた。しかし難しいパットを決めバーディを奪い、予選通過を果たした。

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