2013年 タンパ ベイ選手権

「タンパベイ選手権」 2日目レビュー

2013/03/16 16:05

スコットは、来月のメジャー大会まで限定的なスケジュールを組んだ。この「タンパベイ選手権」は今季4試合目だ(しかもここ5週間で4試合を組んでいる)。今大会の後は、オーガスタ・ナショナル(マスターズ)まで他の大会に出場する予定はないという。

チェはパッティングのグリップをクローグリップに変更したところ、結果に満足しているようだ。2日目のバックナインではショートホールでの2つのバーディも合わせ、12打しかパットをしていない。

「すごく緊張することもあるけれど、抑えるようにしているんだ。何にせよ、6アンダーはすごく良いポジションだ。自信も十分だよ」とチェは語る。

パー4の3番ホールで、ジョン・デイリーはPGAツアーキャリアで15度目となる10打以上というスコアを記録してしまった。木から抜け出すのに2打を要し、さらに2打のペナルティを加えた。そして残り30ヤードで彼自身の言う「華麗なるチップショット」を見せた。結果、デイリーは2日目を「81」で回り10オーバーで予選落ちとなった。

まだ大会は半分を過ぎたところだが、ステファニーは自信を深めている。7番ホールでは、今大会初のボギーを叩いてしまったが、続く8番ホール(パー3)で5番アイアンから10フィートにつけるショットを見せ、このホールをバーディとした。
彼は15番ホールで見事な5番アイアンでのショットを見せると、このホールでもバーディを奪った。

「今日はそれでも少し苦戦したよ。ドライバーがさほど良くなかったからね。アイアンも完璧ではなかった。でも何とかやったし、パッティングはかなり良かった。パッティングが良いとラウンド全体が良くなる。今日はそういう1日だった」とステファニーは振り返った。

ハリス・イングリッシュは、4つのショートホール全てでバーディを奪うと、ロングホールでのボギーを帳消しにした。2日目を「69」とし、交友の深いブライアン・ハーマンジェイソン・ダフナーとともに首位と2打差の4位につけている。

スコットはジェフ・オギルビー(オーストラリア)と同組で回った。オギルビーは現在世界ランキングで49位だが、「マスターズ」出場のためにはこの順位を下げることはできない。オギルビーは「ホンダクラッシック」で2位となり、再び上位の仲間入りを果たしている。2日目のバックナインではスコア「39」で予選通過ギリギリの位置にいた。しかしフロントナインの上がり4ホールで3つのバーディを奪い、スコアを「72」として、首位のステファニーに6打差につけている。

オギルビーは「マスターズ」への出場を切望している。もし出場が叶わなければテレビで「マスターズ」を見ないと言うほどだ。「マスターズ」に出場する前は、欠かさず試合を見ていたという。

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