小平智は初出場のアーノルド・パーマー招待で予選落ちした

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 2日目（16日）◇ベイヒルクラブ&ロッジ◇7419yd（パー72）

小平智は通算8オーバーで予選落ちを喫した。初日の3オーバーから巻き返せず1バーディ、6ボギーの「77」。世界ランキングポイントを上積みできず、4月のメジャー初戦「マスターズ」（ジョージア州オーガスタナショナルGC）出場権をかけた戦いは、次週「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー選手権」（テキサス州オースティンCC）で最終局面を迎える。

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午後のスタートで挽回を狙った小平は前半インで3ボギーをたたいた。ティショットから精度を欠き、バーディは残り150ydからピンそば1mに絡めた後半3番だけ。「後半から良くなったんですけど、立て直せなかったです」と肩を落とした。

一時帰国していた前週、シャフトを0.5インチ伸ばした（45.75インチ）1Wを準備し「感覚的には悪くない」と評価したが、望んだ結果にはつながらず。初体験のベイヒルクラブ＆ロッジのグリーンにも「人生で（経験した中で）一番、速いんじゃないかとも思うくらい」と手を焼いた。

マスターズ出場のためには次週の「マッチプレー」を終えた段階で、世界ランキング50位以内をキープすることが条件。現在44位の順位は今週の大会終了後に後退する可能性が高い。「マッチプレーはガンガン行ける。来週に備えて調整したいです」と、ひるまずにテキサスへ向かう。（フロリダ州オーランド／桂川洋一）