2016年 ドイツバンク選手権

石川遼の復帰Vにも発奮 松山英樹にたくさんの“刺激物”

2016年 ドイツバンク選手権 事前 松山英樹
開幕2日前の松山英樹は午後からドライビングレンジで打ち込んだ

米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク選手権」は2日(金)から、マサチューセッツ州のTPCボストンで開催される。松山英樹は3年連続の出場。米国では、9月の第1月曜日は「労働者の日(Labor Day)」という数少ない国民の祝日。大会は例年、最終日を同日に合わせるため、金曜日開幕の4日間で行われる。連戦を戦う選手にとっては普段よりも準備期間が1日多く、松山はこの調整時間を有効に使っている。

前週の「ザ・バークレイズ」で今季5度目の予選落ちを喫した松山は、フロリダ州の自宅には帰らないまま、今週の会場に入った。8月29日(月)にインの9ホールを回り、30日(火)にはアウトコースをチェック。その夜にはメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークを訪れ、上原浩治投手、田澤純一投手と対面した。

試合前にはウォーミングアップ中の選手たちに紛れ、上原投手とキャッチボール。大の野球好きは外野の芝を踏みしめて「すごく気持ち良かった…緊張感からの優越感がハンパじゃなかったです」と興奮気味に話した。ただし、トレーニングの一環で硬式球を投げ込むこともあるためか「ここ3カ月くらいキャッチボールをやっていなかったから、調子はいまひとつだった」と、自身のボールをなぜかシビアに自己評価していた。

本業の方では、予選落ちを喫した週に石川遼が国内ツアー「RIZAP KBCオーガスタ」で今季初優勝。故障からの復帰2戦目の勝利に「半年間まともにゴルフができず、苦しい中で、仕上げてきたのはスゴイと思う」と賛辞の言葉を口にした。

11月の「ワールドカップ」の日本代表の相棒に指名直後ということもあり「自分も負けてられないなって思った」という表情は、真剣味を漂わせる。開幕2日前の31日(水)は練習場での打ち込みにとどめ、あすのプロアマ戦で最終調整をする予定。たくさんの刺激を浴びて、復調のきっかけを探る。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)

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